ケンのブログ

日々の雑感や日記

八十八夜 シーチキン 後悔

2022年04月21日 | 日記歌入り
■八十八夜

お店に並んでいる和菓子をちょっと見てみると 抹茶饅頭とか とにかく抹茶と名前の付くお菓子が多くなっている。

どのお菓子も抹茶を練りこんだようなお菓子だと思う。

それで、夏も近づく八十八夜がもう近いのだなと改めて気づく。

“”夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る“”

本当に、今 まさにその通りの季節だなと思う。

子供のころは 歌を歌いながらの手遊びの方に興味が行っていて あまり 歌の季節のことなど考えたことなかったけれど、、、。

今は 茶摘みの歌を歌って手遊びをしている子供はあんまり見かけないなと思う。

寂しいことであるような気がする。


この歌 二番の歌詞の最後はこのように結ばれる。

“”摘めよ 摘め摘め 摘まねばならぬ 摘まにゃ 日本の茶にならぬ“”

摘まなければ日本のお茶にならないよ と。

時代を感じさせる詩だけれどいいなと思う。

日本の生産物の誇りというのだろうか そういう心を感じる。

戦後は 農産物ではなく 工業製品でmade in Japanが誇りだったこともあった。

今は 安くていい品だな思うと 中国製や 東南アジア製だったりする。

日本の会社が中国や東南アジアで生産していても やはり made in Japanの時代とは違うなと思う。

何に私たちは誇りを感じたらいいのかわかりにくい時代になったものだと思う。

誇りをもってやろう と言われても一体 何に誇りをもっていいのやら。

もういちど 形のあるもの ないもの どちらでもいいから誇りを持てるものをとりもどしていきたいものだなと思う。

これからは きっと 形のないものに誇りを持つべき時代が来るような気がする。

■シーチキンは海の鶏肉

東海地方に来て 関西にいるころとは 食べ物の違ったなと思う。

鳥のささ身フレークという缶詰があって 今まで食べたことなかったけれど、シーチキンがなくて、シーチキンと同じくらいの値段で売っていたから買ったら シーチキンのような味がする。

そういえばシーチキンのチキンは鶏肉のこと そしてシーは海のこと。

つまり シーチキンというのは日本語に直訳すると海の鶏肉。

鳥のささ身フレークがシーチキンのような味 というよりも シーチキンがまるで鶏肉のような味 と言った方が順序として適切であることに今さらのように気づいた。

いまさらのように気づくことっていろいろあるものだなと思う。

もちろん 関西にも鳥のささ身フレークの缶詰は売っているけれど、東海地方の方がより目立つ売り方をしていることはきっと事実と思う。

それで、シーチキンが 海の鶏肉であることに今さらのように気づかせてもらった。

■後悔
中島みゆきさんの「後悔」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップします。
聴いていただければ幸いです。

僕の勘ですが、みゆきさんはきっと、ちあきなおみさんの 喝采 夜間飛行などいわゆるドラマチック歌謡と言われるものを下敷きにこの歌を作ったと思います。

歌詞の中で
「泣くほどの子供じゃなかった 引き留めるほどの自信もなかった」というくだりが好きです。

引き留めるほどの自信がなかった というのが 彼と一緒になれなかった理由だとしっかり認めているところが好きです。

他人のせいにしないで 自分がどうだったかということをしっかりと見つめる心が歌詞に表れていると思います。

「他人のしたこととしなかったことを見るな。ただ、自分のしたこととしなかったことだけを見よ」ブッダ真理の言葉 岩波文庫 中村元訳より引用

僕自身も そのようでありたいなと願っています。

↓中島みゆきさんの「後悔」をカラオケDAMの音源で歌いました。