「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。

小林多喜二を通じて、現代の反貧困と反戦の表象を考えるブログ。命日の2月20日前後には、秋田、小樽、中野、大阪などで集う。

『奈良民報』9/26 行正真生子氏の寄稿

2010-09-23 22:47:20 | 各地多喜二祭情報
文学講演会「『蟹工船』小林多喜二と志賀直哉の交流を探る」

講 師=島村 輝(フェリス女学院大学文学部教授)

開催日時= 2010年10月30日(土) 午後2時 (開場午後1時30分)

前売参加協力券=1000円        

~会場の定員が150名の為、前売参加協力券完売の場合は入場制限を御了解下さい。

場 所=日本聖公会奈良基督教会シオンホール~奈良市登大路町45  

当日受付=東向商店街側正門



(特別プログラム)木管六重奏  カレイドセステット(若手女性演奏家グループ)

( カレイドセステット Caleido Sestet )カレイドは「万華鏡」、 セステットは「六重奏」を意味します。奈良を中心に関西各地で幅広く活動する、若手女性木管楽器演奏グループ。本年5月の秋篠音楽堂室内演奏フェスタにも出演。

10月30日には、ブラームス「折れば良かった」 、チャイコフスキー「アンダンテ・カンタービレ」、日本の童謡メドレー等の演奏を予定しています。

フルート    井岡郁子         

ホルン    佐藤友貴

オーボエ   山室憂里子        

ファゴット  川畑香織

クラリネット  吉良香名子        

ピアノ    福山 薫

*同日午前10時30分より志賀直哉邸見学会も企画。

入館料、各自負担。  

志賀直哉邸白樺サロンにて、島村輝先生の解説をお聞き下さい。

1931年11月初旬、小林多喜二は奈良市上高畑の志賀直哉を訪ねました。小林多喜二と志賀直哉には、どのような交流があったのか、奈良に住む我々は非常に深い関心を抱く次第です。この度、79年前の出来事を探るべく、上記の講演会&演奏を企画しております。是非ご参加ください。



主 催=島村輝講演「『蟹工船』小林多喜二と志賀直哉の交流を探る」実行委員会



発 起 人=日本民主主義文学会 奈良支部(福田かじ郎 辻本ひで子 草薙秀一 行正真生子 御影暢雄)

連 絡 先=神崎晶二 奈良県生駒郡三郷町夕陽ヶ丘1-8

TEL&FAX 0745-73-8834    

携帯電話・090 3612 8001

メールアドレス shoujikanzaki@hotmail.co.jp

( 島村輝 略歴 )

1957年東京生まれ。東京大学文学部卒業・同大学大学院博士課程単位取得退学。現在フェリス女学院大学文学部教授。専門領域は日本近現代文学、芸術表象論。「逗子・葉山九条の会」事務局長。主要業績に『読むための理論』(共著 世織書房 1991年)、『臨界の近代日本文学』(単著 世織書房 1999年)、『「文学」としての小林多喜二』(共編共著 2006年 至文堂)、マンガ『蟹工船』解説者。

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1 コメント

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10.30講演会申し込み (御影暢雄)
2010-09-26 22:08:51
 奈良民報を見て、10.30文学講演会を申し込まれた方が、今春、小樽を中心とした北海道旅行された時、移動のバス中では北海道放送の多喜二特集ビデオを見たとのことでした。小樽文学館、有島武郎の農場が印象深かったそうです。
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