「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。

小林多喜二を通じて、現代の反貧困と反戦の表象を考えるブログ。命日の2月20日前後には、秋田、小樽、中野、大阪などで集う。

「小林多喜二カレッジ」のホームページ開設

2013-12-23 13:20:50 | 各地多喜二祭情報

「小林多喜二カレッジ」のホームページを作成しました。
以下のURLです。
  ↓
http://book.geocities.jp/sabu0326_1201/

小林多喜二ガイドブック 注文書を作りました。

小林多喜二生誕110年記念 神村和美著
『小林多喜二ガイドブック』注文書

小林多喜二を愛する人々に常備いただきたいコンパクトなデザインの一冊です。

本書の特長は、

第1に、新日本出版社版『小林多喜二全集』未収録作品6件を含む全作品を「子どもの貧困」「女性の自立」「国家権力への抵抗」など9つのカテゴリー別に解題、あらすじ、書誌情報を網羅しています。

第2に、著者がオックスフォード、小樽商科大学で開催の小林多喜二国際シンポジウムでの発表した研究を収録。

第3に、として近年の研究成果を反映した関連情報などを紹介。

第4に、便覧として「年譜」、「小林多喜二関係文学館、団体、サイト、全国多喜二祭情報」を網羅しています。

小林多喜二生誕110年
『ガイドブック』刊行祝賀のつどい
2/21(金)
午後7時~
豊島勤労福祉会館
 JR「池袋駅」南口下車 徒歩約7分

東京都豊島区西池袋2-37-4 TEL: 03-3980-3131

著者プロフィール 【神村 和美 かみむら・かずみ】
北海道瀬棚郡北檜山町(現:久遠郡せたな町)出身。
東京学芸大学大学院教育学研究科国語教育専攻修了。
オックスフォード小林多喜二国際シンポジウム(2008)、図書館総合展「草稿ノート・直筆原稿にみる小林多喜二創作の軌跡」(2011)小樽小林多喜二国際シンポジウム(2012)にパネリストとして参加。
「小林多喜二 草稿ノート・直筆原稿DVD」(雄松堂/2011)解題執筆に参加。
現在、東京学芸大学日本語・日本文学研究講座助手(2013年現在)。社会文学会会員。

 【ノーマ・フィールド】は、アメリカ合衆国の日本研究者。 第二次世界大戦後の東京生まれ。1974年、インディアナ大学で東アジア言語文学の修士号を取得。元シカゴ大学東アジア学科教授。著書に岩波新書『小林多喜二』、みすず書房『天皇の逝く国』、同『源氏物語、<あこがれ>の輝き』など。近年は3・11以後のフクシマに強い関心を寄せる。

【楜沢健 くるみざわ・けん】1966年、東京生まれ。文芸評論家、早稲田大学他非常勤講師。プロレタリア文学を研究の中心テーマに据える文芸評論を展開。著書・編書に『アンソロジー・プロレタリア文学』(7巻 森話社)、。『だからプロレタリア文学─―名文・名場面で「いま」を照らしだす17の傑作』(勉誠出版、2010年)など。

【楜沢健 くるみざわ・けん】1966年、東京生まれ。文芸評論家、早稲田大学他非常勤講師。プロレタリア文学を研究の中心テーマに据える文芸評論を展開。著書・編書に『アンソロジー・プロレタリア文学』(7巻 森話社)、。『だからプロレタリア文学─―名文・名場面で「いま」を照らしだす17の傑作』(勉誠出版、2010年)など。


 

3/21(金・祝)
午後1時30分~
全労連会館 

JR「御茶ノ水」駅 徒歩8分
東京都文京区湯島2-4-4  TEL:03-5842-5610

<プログラム>
第1部<映画上映>
「時代を撃て・多喜二」(88分)の上映

第2部 <トーク①> 
コーディネーター 浅尾大輔=2008年「蟹工船」エッセーコンテスト受賞者の神村和美、山口早苗と語る
<トーク②>
コーディネーター北村隆志=反貧困の文学と”文学運動”浅尾大輔、北村隆志、神村和美の三氏

◆申し込み=下記アドレスに事前予約が必要です(先着50名)。 参加費=1000円

【浅尾大輔 あさお・だいすけ】(1970年5月8日 -)は、日本の小説家。

略歴

愛知県新城市出身。
名古屋大学法学部在学中の1992年、日本共産党創立70年記念の文芸作品募集に応募し、小説「ストレンジ・デイズ」が佳作入賞する。この作品は1993年に雑誌『文化評論』に掲載された。その後、しんぶん赤旗記者や日本共産党職員として勤務。その後は国公労連のオルグとしても活動した。1995年には第1回民主文学新人賞に応募、小説「ラウンド・ツウ」が佳作入賞。日本民主主義文学会に所属し、いくつかの作品を発表する。

2003年、小説「家畜の朝」が第35回新潮新人賞を受賞する。その後、評論家大澤信亮や画家増山麗奈らとともに、かもがわ出版から雑誌『ロスジェネ』を発行、2010年の終刊まで編集長をつとめる。

2009年、第1創作集『ブルーシート』を、朝日新聞出版から刊行する。


【北村隆志 きたむら・たかし】 某政党の機関紙記者。『民主文学』などで文学評論家として活躍。夏目漱石から井上ひさしまでの近代文学の作品をを「蟹工船」的視点で論じた『反貧困の文学』(学習の友社)の著書がある。

◇参加申し込み先=さくむら書房 takiji_2008@mail.goo.ne.jp 

〒339-0051さいたま市岩槻区南平野3-16-12  

 

 

 


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