武本比登志ポルトガルスケッチ&油彩

ポルトガル在住絵描きのポルトガル淡彩スケッチ日記と油彩

2100. セトゥーバルの町角

2020-06-01 22:52:09 | ポルトガル淡彩スケッチ

2020年6月1日(月曜日)曇り時々晴れ。26℃-27℃~16℃-18℃。降水確率63%-65%。湿度82%(7:53)52%(14:35)。紫外線量8-7。北東のち南の微風。

『きょうのニュース』ショッピングモール再開。幼稚園再開。保育園は子供の数増。レストラン再開。シダダォン市民窓口再開。COVID-19によるポルトガルの死者は14人増え1424人、感染は200人増え3万2700人、重症は471人、重篤は64人、回復は143人増え1万9552人。北部で791人が死亡(感染は1万6760人)、コインブラ地区は259人(3747人)、リスボン地区は363人(1万1335人)、アレンテージョは1人(259人)、アルガルベは15人(372人)、アソーレスは15人(137人)、マデイラは0人(90人)。1日に7000人の検疫、リスボン周辺で感染者勃発、ロウレス、オディベラスで増加。聖母エスペランサ学校にPSDのルイ・リオ党首が訪問、経済政策を議論。ポルトのRTP従業員がストライキ。アメリカのミネアポリスに端を発した抗議は140の都市に拡大、暴動。フンダォン、コビリャオンで悪天候、収穫前のサクランボ、ブルーベリーに被害。今日は『世界こどもの日』

『昨夜の映画』は『クリント・イーストウッド90歳の誕生日。1930年5月31日』でクリント・イーストウッド3本立て。何れも複数回、観ている映画だが、3本目には途中で寝てしまう。

ダーティハリー5』(The Dead Pool)1988年。アメリカ映画。90分。監督:バディ・ヴァン・ホーン。サンフランシスコ市警のハリー・キャラハン刑事(クリント・イーストウッド)は、違法賭博の元締めであるジェネロを逮捕・有罪に追い込み、一躍時の人となる。そんな中、ハリーは夜のサンフランシスコを巡回中にジェネロの部下に襲撃されるが、獲物の.44マグナム・S&W M29で返り討ちにする。しかし、派手な捕り物で覆面パトカーを破壊してしまい上司のドネリーに内勤を命じられ、広報のアッカーマンからは市警のイメージアップのためにマスコミとの協力を依頼される。マスコミ嫌いのハリーは依頼を拒否して捜査に戻ろうとするが、ドネリーから捜査に戻る条件として、中国系アメリカ人のクワンとコンビを組まされる。 ハリーとクワンは、人気ロックスターのジョニー・スクエアーズ死亡の連絡を受け、彼が主演するホラー映画の撮影現場に向かう。ジョニーは薬物を大量摂取して死亡しており、ハリーは発見者のスワン監督に事情を聞くが、彼は非協力的な態度に終始する。事件を聞いて駆け付けたレポーターのサマンサはハリーを取材するが相手にされず、直後にジョニーの恋人スザンヌが泣き崩れる姿を撮影して取材しようとするが、配慮に欠ける態度に激怒したハリーはカメラを取り上げて破壊する。ハリーとクワンは捜査のためにチャイナタウンを訪れるが、そこで強盗現場に遭遇する。ハリーは強盗犯3人を次々に射殺し、クワンは逃げ出した1人を素手で取り押さえる。事件が解決した後、クワンは強盗に射殺された被害者の衣類から有名人の名前が書かれたメモを発見する。そのメモには「死亡」と書かれたジョニーの名前と、ハリーの名前が書かれていた。 市警本部に戻ったハリーはドネリーに呼び出され、マスコミから壊したカメラの損害賠償を求められていることを聞かされ叱責を受ける。そこにサマンサが現れ、損害賠償を取り下げる条件としてハリーとのディナーを要求する。ハリーは要求に応じるが、ディナーの席でサマンサから独占取材を申し込まれる。しかし、ハリーは視聴率欲しさに血生臭い事件を求めるマスコミを批判し、反論する彼女を尻目に席を立ってしまう。その後、ハリーとクワンはテレビでサマンサのニュースを見て、ジョニーの死の背後にはスワンたちが行っていた「デッド・プール」と呼ばれる賭博が存在していることを知る。サマンサは、有名人の死を予想する「デッド・プール」に参加したスワンの会計士がチャイナタウンで強盗に射殺されたことを報じ、ハリーとクワンはスワンに事情を聞きに向かうが、スワンは事件への関与を否定した。 ハリーは放送局に向かい、サマンサを食事に誘い、彼女と打ち解ける。しかし、食事の帰りに再びジェネロの部下に命を狙われる。彼らを射殺したハリーは刑務所に向かい、ジェネロに脅しをかけて襲撃を止めさせる。同じ頃、事件への関与を疑われたスワンはマスコミに対して「デッド・プール」を行ったことを反省する一方、事件への関与を否定するが、その夜に彼の映画を酷評した映画評論家モリーが殺害される。ドネリーはスワンを疑うが、彼にはアリバイがあり、ハリーは誰かがスワンを犯人に仕立て上げようとしていると考える。その後、テレビ番組司会者ロッカーが爆殺される。ハリーは容疑者がスワンの熱狂的なファンだったルックだと確信して捜査を進めるが、市警本部の彼の机には「ハリー・キャラハン死亡」と書かれたデッド・プールが置かれていた。 ハリーはクワンと共にルックが通院していた病院に向かうが、途中でプラスチック爆弾を搭載したルックのリモコン・カーに追われ車を爆破されクワンが負傷する。病院の医師からルックの住所を聞き出したハリーとドネリーは彼の家に向かい、次の標的がサマンサであることを知る。彼女はルックによって連れ去られてしまい、ハリーは彼女を救うため映画が撮影されている港に向かう。ハリーはルックを追い詰めるが、サマンサを人質にされマグナムを奪われてしまう。ハリーは隙を突いてサマンサと共に脱出し、彼女を安全な場所に隠してルックと対決する。弾丸を討ち尽くしたルックに対し、ハリーは映画の撮影に使用されていた捕鯨砲を持ち出し、ルックを射殺する。警察やマスコミが駆け付ける中、ハリーはサマンサを連れて港を後にする。 (Wikipediaより)

トゥルー・クライム』(True Crime)1999年。アメリカのドラマ映画。127分。監督・主演:クリント・イーストウッドアンドリュー・クラヴァン(Andrew Klavan)原作のサスペンス小説『真夜中の死線』(True Crime, 1995年)の映画化。スティーブ・エベレット(クリント・イーストウッド)はかつてはニューヨークで敏腕新聞記者として鳴らしていたが、現在はカリフォルニアのオークランド・トリビューン紙に勤め、飲酒と女性問題で今ではすっかり閑職に追いやられている。 ある夜、若い同僚のミシェル(メアリー・マコーマック)が交通事故で急死したため、翌日、エベレットはミシェルの仕事を引き継ぐことになった。それはその日死刑が執行されることになっている殺人犯フランク・ビーチャム(イザイア・ワシントン)の最後のインタビュー取材をすることだった。ビーチャムはコンビニの女性アルバイト店員(フランシス・フィッシャー)を射殺した罪で死刑判決を受けていた。殺された女性は妊娠していた。ビーチャムは彼女に金を貸しており、その返済を巡ってトラブルになり、犯行に及んだものと見られていた。 エベレットは事件現場を訪れ、目撃者のポーターハウス(マイケル・ジェッター)とも会うが、銃を見たという証言は嘘だと気づいた。エベレットは刑務所へ赴き、インタビューの名目でビーチャムから話を聞いた。それによると、あの日彼はステーキソースを買いに店に行き、被害者の女性と会った。彼女は借金の返済を延ばしてくれと頼み、彼は快く応じた。彼がトイレを借りている間に賊と彼女の言い争う声と銃声を聞いた。トイレから出ると、誰かが裏口から出て行き、彼女が倒れていた。彼は必死に彼女の蘇生を試みるが、そこへポーターハウスが入ってきた。彼は思わず裏口から逃げてしまい、それを主婦に目撃されてしまう。彼は銃など持っていないし、被害者と口論などしていないと言った。 ビーチャムの無罪を確信したエベレットは事件の洗い直しに取りかかる。残り時間はわずか十二時間。担当検事に話を聞きに行くが、まったく相手にされない。が、現場にはもう一人目撃者がいたことが判明。販売機でコーラを買っていた少年がビーチャムを見たと言う。エベレットはその少年が鍵だと悟る。しかし警察に問い合わせても、誰も少年の目撃者のことは知らなかった。 事故死したミシェルの家を訪ね、取材資料を調べると、少年の名前と住所が判明。エベレットはそのウォレンという少年の家を訪ねたが、ウォレンの祖母が出てきて、ウォレンは三年前に刺し殺されたと言った。エベレットは自分の敗北を悟り、落胆する。 エベレットが酒場でやけ酒をあおっていると、テレビで事件に関する番組をやっていた。被害者の写真が映し出されると、彼女の胸にはロケットがかかっていた。ウォレンの祖母が持っていたロケットと同じものだった。その瞬間、エベレットには事件の真相が分かった。死刑執行まであとわずか三十分。エベレットは車を飛ばしてウォレンの家に向かう。刑務所ではビーチャムの死刑執行の準備が粛々と進んでいた。 ウォレンの祖母は孫からロケットをもらった日のことを告白した。顔を見ただけで大変な犯罪を犯したに違いないと思ったと告げた。エベレットはウォレンの祖母を車に乗せ、州知事の家へ急行する。 刑務所ではビーチャムの死刑執行が始まった。腕からチオペンタールナトリウムが注入され、ビーチャムは昏睡に陥る。続いてパンクロニウムの注入が始まったところで、知事から電話がかかる。所長らは緊急停止スイッチを押し、執行室に飛び込んだ。 クリスマスの夜、エベレットは街で家族連れのビーチャムの姿を見かける。離れたところからお互いに目礼を送り合い、二人は別れた。  (Wikipediaより)

許されざる者』(Unforgiven)1992年。アメリカ映画。131分。監督・主演:クリント・イーストウッド。 1881年のワイオミング準州。ロッキー山脈を望むビッグ・ウィスキーという町の酒場兼売春宿で、娼婦と客の間にトラブルが起こった。客のカウボーイ、クイック・マイク(デヴィッド・マッチ)が、娼婦のデライラ(アンナ・トムソン)の態度にケチをつけて、彼女の顔をナイフで切ったのだった。クイック・マイクともう一人のカウボーイ、デービー・ボーイは、酒場の主人スキニー(アンソニー・ジェームズ)に取り押さえられ、保安官のリトル・ビル・ダゲット(ジーン・ハックマン)に突き出される。リトル・ビルは、カウボーイ二人が七頭の馬をスキニーに引き渡すことで、一件を落着させた。この裁定にスキニーは満足したが、娼婦たちは納得せず、年長のストロベリー・アリス(フランシス・フィッシャー)が、娼婦たちの有り金とこれからの稼ぎをまとめ、1000ドルの賞金を二人のカウボーイの首にかけることにした。そして娼婦たちは、この事を町に寄る客のカウボーイ達に触れ回ったのであった。折しも季節は、カウボーイたちが牛を連れ、大平原を南へ移動する頃であり、この話は尾ひれをつけながら口伝えで広まっていった。 一方、カンザスの田舎では、伝説的なアウトローのウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)が暮らしていた。マニーはかつて列車強盗や保安官殺しで名を馳せた悪党だったが、11年前に妻と出逢ってからは改心し、農夫となっていた。二人の子供にも恵まれたマニーだったが、三年前に妻には先立たれ、農業もうまくいかず、一家はひどい貧困に喘いでいた。 そんな或る日、スコフィールド・キッド(ジェームズ・ウールヴェット)と名乗る若い男がマニーを訪れ、賞金を山分けにするのでワイオミングへカウボーイ二人を殺しに行かないかと持ちかける。一旦断ったマニーだったが、子供たちの将来のために金が必要だった彼はこの話に乗り、キッドを追いかけることにした。その途中、マニーは近くに住む昔の悪党仲間の一人で、同じく足を洗って農夫をしているネッド・ローガン(モーガン・フリーマン)の所に、留守中の子供たちの世話を頼むために立ち寄るが、賞金を三等分するという条件でネッド・ローガンもこの話に乗り、連れ立ってキッドの後を追うことになる。ネッドは、スペンサー・ライフルを使う射撃の名手だった。 同じ頃、ビッグ・ウィスキーの町に、鉄道会社の手先となって多数の中国人を撃ち殺したという伝説を持つ英国人のガンファイター、イングリッシュ・ボブ(リチャード・ハリス)が、例の賞金の話を聞きつけ、作家のブーシャンプ(ソウル・ルビネック)を帯同してやってきた。だが、イングリッシュ・ボブは、ストロベリー・アリスに会いに行く前に、リトル・ビルとその助手達に取り囲まれてしまう。リトル・ビルは、何人たりとも、よそ者は銃器を保安官事務所に預けるべし、という強い銃規制を敷いていたのだった。そしてリトル・ビルは、イングリッシュ・ボブを武装解除したあと、町の群衆が見守るなか、白昼公然と彼を叩きのめし、保安官事務所の牢に放り込んだのだった。これは、同じく賞金目当てに来る者たちへの警告の意味を兼ねていた。そして翌日、イングリッシュ・ボブは、銃口の曲がった銃を返され、ビッグ・ウィスキーから追放された。 それから数日後、マニー、ネッド、キッドの一行は、ひどい雨の夜にビッグ・ウィスキーに到着し、スキニーの酒場に入った。ストロベリー・アリスに会うため、キッドとネッドがマニーを残して酒場の二階に上がったのと入れ違いに、彼らが到着したことを聞きつけたリトル・ビルと助手たちが酒場に現れる。マニーを見つけたリトル・ビルたちは、彼の銃を奪い、彼に暴行を加える。這うように逃げ出したマニーは、先に二階から脱出していたキッドとネッドに助けられて、町の外れにあるアリスに教えられた隠れ家へ逃げのびる。マニーは三日間生死の境を彷徨うが、ネッドやデライラの看病もあり、命を取り留める。 マニーの回復後、三人はデービー・ボーイの居所を突き止める。牧場の近くの荒野で、ネッドがデービー・ボーイを狙うが、ネッドは後少しの所でデービー・ボーイを仕留める事ができず、代わってマニーがスペンサー・ライフルでデービー・ボーイを射殺する。この後、ネッドは考えを変えてカンザスに帰ることにし、キッドとマニーだけでクイック・マイクを殺すこととなった。 一方、デービー・ボーイが殺された一件は、現場から逃げ帰ったカウボーイたちによって、牧場とリトル・ビルに知らされ、その両方から、三人の行方を探す追跡隊が出された。やがて、牧場から出た一隊が、街道を南へ向かう途中だったネッドを捕らえる。リトル・ビルは、ネッドを拷問して残り二人の名前と行方を聞くが、ネッドは口を割らない。 翌日、マニーとキッドは、仲間と共に牧場に隠れていたクイック・マイクを発見し、キッドがマニーの援護の元、クイック・マイクを撃ち殺す。そして二人は娼婦のケートから約束の賞金を受け取るが、ネッドが捕まってリトル・ビルにより責め殺され、今は酒場の前に晒されていることを知らされる。ネッドは死ぬ前に、マニーの正体について語り、マニーはリトル・ビルを殺しに来るであろう、と彼に告げていた。その話を聞きながら、マニーは11年ぶりに断酒していたウィスキーを呷り、キッドからピストルを受け取ると、彼に賞金を自分の子供とネッドの妻に渡すように頼んで、単身スキニーの酒場に向かった。 雷鳴が轟き雨の降る夜、スキニーの酒場では、リトル・ビルが、マニーとキッドの追跡隊に加わる者たちを前に、郡の金で酒を奢りながら、翌朝からの追跡の手はずを指示しているところであった。そこへ、ショットガンを携えたマニーが静かに姿を現し、スキニーを一撃で撃ち殺す。非武装の人間を撃った事を非難するリトル・ビルに対して、マニーはネッドの死体を店の飾りにするなら、彼は武装しているべきであったと答え、ネッドを殺したお前を殺しに来た、とリトル・ビルに告げる。そして、激しい銃撃戦の末、ついにマニーはリトル・ビルたちを撃ち倒したのだった。 マニーは、スペンサー・ライフルとその弾丸を見つけると、ウィスキーを一杯飲み干し「これから外へ出るが、もし発砲する奴がいれば、そいつだけでなく、そいつの妻や友人も撃ち殺す。そして、家は焼き払うぞ」と酒場の外に向かって大声で怒鳴る。そして「ネッドの遺体を埋葬しろ。娼婦たちをもっと人間らしく扱え。さもないと、舞い戻ってきて、貴様たちを殺して町を焼き払うぞ!」と告げて去っていくのだった。雨の中、立ち去るマニーを見つめる娼婦たちの顔には、畏敬の念ともいえる表情があった。 (Wikipediaより)

 

 

 

 

「ポルトガル淡彩スケッチサムネイルもくじ」

2091-2210 1971-2090 1851-1970 1731-1850 1601-1730

 

 

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