2018年9月21日(金曜日)晴れ。32℃~16℃。降水確率0%。湿度84%。北の微風。紫外線量8。トロイアもお城もくっきり、サド湾の水面は少し波立っているのか複雑な色合い。
淡彩スケッチの撮影、補正、切り抜き、縮小画像を作りフォルダに挿入(1581-1590)。
『きょうのニュース』最高裁判所長官ジョアナ・マルケスの後任にルシリア・ガゴ(62歳)就任。女性から女性へ。現職法務大臣も女性。2018年上半期は赤字財政。2017年10月の火災で全焼した外国への出稼ぎ者の豪邸の保証の難しさ。看護師のストライキは2日目。タクシードライバーは3日目。シャーベスの織物工場閉鎖、従業員解雇。BE女性党首のカタリーナ・マルティンス、テレビで会見、インデペンデンテにある古い建物のBE本部公開。タンザニアでフェリー難破、100人死亡。1996年にはヴィクトリア湖のフェリー難破で800人もの死亡事故を出しているところ。スクットの高速道A23,A25のフンダオンからカステロ・ノーヴォは無料にするべきだと住民要求。宝くじジャックポットは130ミリオンユーロに跳ね上がっている。今週末は40℃を予報、サンタレン、エボラ、セトゥーバルは警戒黄色信号。
午後から近くのサン・ジュリアオンの『リードゥルに買い物』に。パン(カセティーニョ・ブラジレイロ)80g=0,17x5=0,85-0,35=0,50€。ナチュラルヨーグルト125gx8=1,29x2=2,58€。タマネギ1,555kgx0,99=1,54€。ルッコラ100g=0,99€。ニンジン1kg=0,75€。豚肉1kg=3,99€。ナスビ355gx1,69=0,60€。リンゴ800g=0,99€。サヤエンドウ300g=1,29€。フランスネギ400g=0,99€。赤カブ200g=0,99€。ブルボン・バニラアイスクリーム500g=1,59€。瓶入りアスパラガス330g=1,49€。黄桃缶詰850g=1,18€。リンゴ酢1Lt=0,75€。ミネラルウォーター6Lt=0,59€。チェリートマト500g=1,39€。緑パプリカ505gx1,99=1,00€。キーウイフルーツ315gx2,49=0,78€。バナナ1,14kgx1,05=1,20€。キャベツ(コラサォン)720gx0,95=0,68€。オランダキュウリ400g=0,69€。セロリ500g=0,99€。グミキャンデー200g=0,89€。合計=28,43€。
ノッサ・セニョーラ・ダ・カルモ道の工事はすこしづつは進んでいる様だ。
『昨夜の映画』は
『セッション』(Whiplash)2014年。アメリカ映画。監督・脚本:デミアン・チャゼル。第87回アカデミー賞で5部門にノミネートされ、J・K・シモンズの助演男優賞を含む3部門で受賞した。アンドリュー・ニーマン(マイルズ・テラー)は19歳のジャズ・ドラマーである。若くして才能に恵まれるニーマンは、バディ・リッチのような「偉大な」ドラマーになることに憧れ、アメリカで最高の音楽学校、シェイファー音楽学校へと進学していた。壮大ながらも獏とした夢を抱え、日々孤独に練習に打ち込んでいる。そんなある日、シェイファー音楽学校の中でも最高の指揮者として名高いテレンス・フレッチャー(J・K・シモンズ)が彼の学ぶ初等教室へやってくる。ニーマンの卓越した演奏はフレッチャーの目を引き、彼はシェイファーの最高峰であるフレッチャーのスタジオ・バンドに招かれる事になった。同時に映画館で働いているニコル(メリッサ・ブノワ)とも交際を初め、有頂天になるニーマン。しかし練習初日、スタジオに現れたニーマンは、フレッチャーの登場とともに異様な緊張感に包まれるメンバーたちの様子に違和感を覚える。開始早々、怒声を浴びせられ、泣きながら退場させられるバンドメンバーを目にして度肝を抜かれるニーマン。そんなニーマンをなだめるように、フレッチャーは温かく迎え入れるような態度をとったが、それはフェイクだった。フレッチャーはバンドのセッションに関しては徹底した完璧主義者であり、度を越した苛烈な指導を容赦なくバンドメンバーに対しておこなっていたのである。初日からニーマンもその対象となった。ハンク・レヴィ(en)の『Whiplash』を練習している最中に、テンポがずれているという理由で椅子を投げつけられ、さらには、バンドメンバーの目の前で屈辱的な言葉を浴びせられながら、頬を殴りつけられる。彼は泣きながらうつむくほかになかった。 理不尽な暴力を受けながらも、フレッチャーを見返そうと再起するニーマン。しかし、文字通り血のにじむような特訓をくりかえしながらも、ニーマンは補欠としてコア・ドラマーの楽譜めくりの扱いしか与えられなかった。しかしあるとき、大事な舞台でコア・ドラマーの楽譜をなくしてしまったニーマンは、記憶を便りに自分が「Whiplash」を演奏することとなる。演奏は完璧で、フレッチャーはニーマンをコア・ドラマーに格上げする。これを誇りに思うニーマンをよそに、彼の親戚たちは、俗物的な価値観からニーマンのドラムへの情熱を軽視する。これは、ますますニーマンを世俗的な考えから遠のかせ、ドラムへの病的なまでの執着へと駆り立てていくことになった。しかしフレッチャーは、明らかにニーマンのほうが優れているにもかかわらず、初等教室でニーマンと一緒に学んでいたドラマー、ライアン(オースティン・ストウェル)を褒める。到底納得出来ず、思わずフレッチャーに食ってかかるニーマン。偉大なドラマーになることへの強い執着と猛特訓によってつちかわれたニーマンの自負心は、かつて彼が震え上がったフレッチャーの逆鱗すら無視できるほどのものになっていたのであった。使える全ての時間を練習に費やし、さらには時間がむだになるという理由でニコルと別れた。 来たる重要なコンペティションを前に、指導に現れたフレッチャーは昔の教え子だったショーン・ケイシーが自動車事故で亡くなったことをバンドのメンバーに伝える。ショーンを悼んで涙を流すフレッチャーに衝撃を受けるニーマン。しかし、フレッチャーの指導の苛烈さはどんどん増していき、ある日、ドラマー三名に極端に早いテンポでのドラム演奏を要求する。彼は、自分を納得させることができる演奏が聴けるまで三名に演奏を続けさせることを宣言。数時間にも及ぶ演奏の末、ドラムセットはドラマー達の手から流れ落ちる血で血まみれになるが、ニーマンただ一人がこれを最後まで演奏してのける。フレッチャーは最終的にニーマンの腕前を認めざるを得なくなる。 そうして迎えたコンペティション当日。会場へ向かう途中、バスが故障してしまったことから、ニーマンはレンタカーで会場に向かうことになる。しかし到着後にドラムスティックをレンタカーショップに忘れたことに気づき、あわてて引き返す。焦りながら会場へ引き返す最中、トラックと事故にあい、車が横転し、自身も血まみれになるほどの大事故に巻き込まれる。執念で開演直前に会場にたどり着いたニーマンは、そのまま舞台で演奏することを選ぶ。しかし、けがの影響で満足な演奏は出来ず、ついにはスティックを落としてしまい、演奏は惨憺たる結果に終わる。ニーマンの必死のようすを見ながらも、冷酷に「お前は終わりだ」と宣言するフレッチャー。この言葉に激昂したニーマンはフレッチャーに殴りかかり、会場から退去させられる。 この騒動を受けて、ニーマンはシェイファー音楽学校を退学になりコロンビア大学に転向する。ニーマンの父親ジム(ポール・ライザー)はショーン・ケイシーの代理人を務める弁護士と接触する。弁護士は二人に、ケイシーは事故で死んだのではなく、自殺したのだと明かす。ケイシーはフレッチャーの指導を受けるようになってから、うつに悩まされるようになったのだという。弁護士は、ケイシーの両親はフレッチャーを直接訴えることはできないが、ニーマンの協力でフレッチャーを辞めさせる事はできると彼に持ちかける。フレッチャーを辞めさせることで、二度と彼の体罰にあう生徒が現れないようにできるのだ、と。自身の受けていた仕打ちにもかかわらず、フレッチャーの資質を認めていたことから、当初はこれを是としなかったニーマンだが、自身のドラムへの情熱が消えてしまったことで、やがて自暴自棄になり、これをのむことになる。フレッチャーから受けた体罰について匿名で証言し、フレッチャーは音楽学校を辞めさせられる。 数か月後の夏、ニューヨークでドラッグストアの店員として働きはじめたニーマンは、静かで幸福でありながらもどこか満ち足りない毎日を送っていた。そんな中、フレッチャーがあるジャズクラブでピアノの演奏者として出演しているのを偶然見つける。観客の中にニーマンを見つけたフレッチャーは彼を引き止め、酒を飲みながら二人は話をする。初めてかつての自分の振舞を弁明するフレッチャー。「自分が学生を殴るのは、彼らにジャズ界の伝説になってほしいと願うからだ。自分の仕事はバンドを前に腕を振ることではない。偉大なミュージシャンを育てることだ。かつて、ヘマをやらかしたチャーリー・パーカーに、ジョー・ジョーンズはシンバルを投げつけた。しかし、それがパーカーの克己心に火をつけ、彼を偉大にした。自分のやったことに後悔はない。」と。「よくやった」と生ぬるくほめそやすことで、第二のチャーリー・パーカーの才能を殺すことこそが悲劇だ、と。やがて、フレッチャーは来るJVC音楽祭でバンドの指揮をすること、曲目はシェイファー時代のレパートリーと同様であること、現在のバンドのドラマーの質が十分ではないことをニーマンに告げ、彼に代役を務めることを持ちかける。初めて見せるフレッチャーの誠実さに感銘を受けたこともあり、ニーマンはドラムへの情熱を取り戻し、これを受けることにするのだった。 そして、JVC音楽祭当日。スカウトマン達が集まる公演でフレッチャーはニーマンにだけ嘘の演目(ウィップラッシュ / Whiplash)を与え、実際には全く別の曲(ティム・シモネックの『アップスウィンギン』 / Upswingin' Tim Simonec)を演奏する。フレッチャーは、ニーマンの匿名での証言によって自らがシェイファー音楽学校から追いやられたのを知っていた。自らの公演を失敗させる事によって、フレッチャーはニーマンに復讐を試みたのだった。 曲が終わり、呆然とするニーマンの姿にほくそ笑むフレッチャー。「今の曲はドラマーには早すぎたようだ。では次はスローな演目を…」しかし、彼の曲紹介は、突如始まったニーマンのアグレッシブな演奏によりさえぎられる。ニーマンの凄まじいドラムの独奏は、指揮者であるフレッチャーの主導権すら奪い、バンドがキャラバンを演奏せざるを得ない状況を強引に作り出す。はじめはためらいながら指揮を取るフレッチャーだが、やがてその表情には歓びの表情が浮かぶのだった。 (Wikipediaより)
『ボーン・アルティメイタム』(The Bourne Ultimatum)2007年。アメリカ映画。115分。監督:ポール・グリーングラス。記憶を失った暗殺者ジェイソン・ボーン(Jason Bourne)を主人公としたサスペンス・アクション映画『ボーン』シリーズの3作目である。原作はロバート・ラドラムの『最後の暗殺者』。なお、題名のアルティメイタムとは最後通牒のこと。 アメリカ合衆国の秘密プロジェクトとして、CIAが主宰した人間兵器作成計画「トレッドストーン作戦」の第1号として世に送り出されたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は、ある任務がきっかけで記憶を喪失し、知らずして任務を放棄する形となった為、CIAから追われる身となった。 自分の身を守るため、記憶を取り戻す旅を続けながら、ボーンはCIAと戦い、現場責任者であったコンクリンを追い詰めて恫喝して去るが、事態の収拾の為、総責任者のアボット(ブライアン・コックス)がコンクリンに刺客を放ち暗殺。 全ての責任をコンクリンに被せ、「トレッドストーン作戦」は中止し、新たなプランとして、「ブラック・ブライヤー作戦」が開始される。 しかし、イギリスの新聞記者サイモン・ロス(パディ・コンシダイン)が、闇に葬られたはずの「トレッドストーン作戦」の存在を嗅ぎつけ、内容を世間に暴露しようとする。ボーンは新聞記事を見て、ロスに接触したが、CIAに尾行されていた為、守りながら、その場から逃走を図るも、ロスはCIAのスナイパーに射殺されてしまう。ボーンがロスの死の直前に聞いたのは「トレッドストーン作戦」の発展版「ブラック・ブライヤー(黒薔薇)作戦」が進行中という情報だった。 ロスに接触した際、存在をCIAに察知されてしまったボーンは、またしてもCIAに命を狙われる羽目になり、ボーンは、自分を追う者の正体と自分が誰であるかを捜し求めて、再び動き始める。(Wikipediaより)
<ボーンシリーズ3作目『ボーン・アルティメイタム』のあらすじ、ネタバレ、解説。>
逃げるジェイソン。ロシア・モスクワ。前作の続き。ネスキー夫妻の娘に謝った後、モスクワをまた警察に追われて逃げるジェイソン(マット・デイモン)。(ネスキー夫妻は、ジェイソンが暗殺したロシアの政治家です。詳しくは2作目のあらすじをご覧ください。)体に入った銃弾を抜いていると警察官に囲まれるが、それでも難無く殴り倒し、逃走します。この”自分で治療”は、必ず入ってくるね。ボーンシリーズは・・・。ちゃんと撃たれるところが生々しくていいし、自分で治療する最強ぶりもいいんですよね。危険人物、ジェイソン・ボーン6週間後。ラングレーCIA本部。会議室。パメラ・ランディ(ジョアン・アレン)。前作でジェイソンがアダム・アボットとグレツコフの会話を録音したテープを聴いています。(このテープのおかげで、CIA内部の人間が犯罪に関与していた事実が明らかになりました)CIA長官クレイマー(スコット・グレン)は、ジェイソンは危険人物であり、追跡すべし、必要なら射殺も視野に入れている様子ですが、パメラは納得いきません。ジェイソンの目的は復讐ではなくて、別にあると主張するパメラ。しかしパメラの主張は聞き入れられず、皆さん、ジェイソンを”殺したがって”いる様子です。何かまずいことでもあるのかな?「ブラックブライアー作戦」とは?イタリア・トリノ。一人の新聞記者が、ある人物に会います。ジェイソンのいるところ殺人が起こるということで、そのへんを詳しく調べているうちに、今回取材している人物にたどり着きました。取材されている男「レコーダーを切れ」と言って「ブラックブライアー作戦」について語り始めます。マリーの兄(ダニエル・ブリュール)に会いに行く。フランス。パリ。ジェイソン、マリーの兄に、マリーが殺されたこと、カタキはうったけど、黒幕がいるからそいつを見つけ出すと言いました。しかしなぜ、あらかじめアパートに侵入しておく必要があるんだろうか・・。連絡ならいくらでも取れそうなのに・・。びっくりするでしょうが・・。まあ、「これぞボーンシリーズ!」って感じでいいんだけど。ロス。CIAにマークされる。ロンドン。先ほどの記者、携帯で「ブラックブライアーを記事にする」と誰かと連絡をとります。しかし、その通話がCIAの探知に引っかかり、マークされてしまいます。さっき取材した男から得た情報なんでしょうね。「ブラックブライアー」かなりマズい機密事項なんでしょう。この事案を担当するのは、ノア・ヴォーゼン(デヴィッド・ストラザーン)。記者の名前はサイモン・ロス(パディ・コンシダイン)。ガーディアン紙の名物記者だと報告を受けます。一方ジェイソン。ロスの書いた自分の記事を読んでロスの存在を知り、コンタクトを取ろうとロンドンに向かっています。ジェイソン、ロスに電話して、ウォータールー駅に来いと指定します。CIAの監視をかいくぐって・・。ジェイソンとロスの待ち合わせ場所。ウォータールー駅。ロスをマークするCIA。捜査員だらけ。電話ももちろん傍受されていますが、ジェイソンはそんな状況でもCIAの監視をかいくぐり、ロスにコンタクトをとります。このロスを誘導するシーンの手際の良さというか、ジェイソンの”デキる男ぶり”がめちゃくちゃかっこいいです。最高です。ジェイソン、トレッドストーンのことを聞きます。トレッドストーンは2年前に解散しているが、現在は「ブラックブライアー計画」というものが進行中だと聞きます。ジェイソン、また知らない単語が出てきてうんざり、知らないことばっかり・・。しかし、追っ手が迫ります。携帯でロスに指示を出しながら逃がそうと誘導するジェイソン。しかしロスは狙われていることへのパニックで、勝手な行動を取り、その場に待機していたCIAのスナイパーに殺されてしまいます。結局情報源が誰なのか聞けずじまいのジェイソン。仕方なくロスの持っていた書類から、「シーウェル&マーヴェリー」という投資銀行の「マドリッド支店」に手がかりがあることをつかみ、すぐにスペインに向かいます。そのころスペイン・マドリッドでは、ロスが射殺されたニュースを見て、ロスに情報を流した情報源の男がいそいそとその場を逃げ去りました。パメラと一緒に・・。ノア・ヴォーゼン。今回の事件に「ジェイソン・ボーン」が関わっているということでクレイマー長官から「パメラと組め」といわれて一緒に作戦を指揮することになりました。パメラ・ランディ。前作でボーンを追っていたCIAの捜査官です。CIA、ロスがイタリア・トリノの往復航空券を買っていたことをつかみ、ジェイソンが情報源ではないこと、そしてロスの家宅捜索の際に見つけたイニシャル「N・D」の文字から、情報源はマドリッド支局の「ニール・ダニエルズ」だと断定。早速捜査員を向かわせます。ノア、捜査員に”武装しろ”と命令。パメラは武装に異議を唱えますが、ノアはジェイソン対策だから仕方ないと押し切ります。やっぱり、ジェイソンを殺したがっていますね。ついでに情報源のダニエルズも。ノア、怪しい男です。ダニエルズは逃げた後・・。スペイン・マドリッド。ジェイソン。やっぱり難無く建物に侵入し、金庫を見ると空。ダニエルズはすでに逃げ出した後でした。重要書類も持ち去られた後が・・。しかしそこに一枚の写真を見つけます。見覚えのある二人の顔。一人はおそらくニール・ダニエルズ(コリン・スティントン)。しかしもう一人は?記憶がよみがえりそうになり、頭痛で頭を抱えるジェイソン。自分が何か”拷問のようなこと”を受けている記憶がフラッシュバックします。そこにCIAの捜査員が到着します。最初にやってきた捜査員をバッタバッタとなぎ倒し、一息つくも次の捜査員が。銃を向けると、1作目、2作目にも出てきた、トレッドストーン計画に従事していたニッキー・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)が。ニッキー、何故かジェイソンに協力的で、ジェイソンがここにいることを隠してくれました。一緒に逃げるジェイソンとニッキー。どうやらニール・ダニエルズはモロッコにいるみたい。一緒にフェリーで向かいます。ブラックブライアー作戦の真相。CIA。ジェイソンとダニエルズを”殺したそうだった”ノアに疑問を抱いたパメラ、ノアにブラックブライアー計画について聞きます。ノア、ためらいながらも語りだします。ブラックブライアー作戦とは、要するに、誰の許可も必要とせずに、あらゆる作戦を遂行できる計画のこと。拷問も、潜入も、犯罪者引渡しも、そして殺人も。ロスの情報源、ニール・ダニエルズは南ヨーロッパと北アフリカの担当だったから、バラされたらまずい情報をたんまり持っている。だからヤバイということです。過去の記憶が・・。ジェイソン、ニッキーに何で俺を助けるのかと聞くと、あなたは”すべて”忘れてしまっているから、扱いにくかったと、意味ありげな事を言います。おそらくこの二人、ジェイソンがトレッドストーン計画に従事する以前に付き合っていた雰囲気です。だからニッキー、ジェイソンに協力的だったんですね。ダニエルズ。モロッコに入国。CIA、ダニエルズがモロッコ、タンジールにいることを探知。捜査員を向かわせます。ここでノア、こそこそと誰かに、ダニエルズが見つかったことを報告します。誰でしょうか・・。ノア、やっぱり怪しい・・と言うか悪いことをしているだろうことはこの時点で確実ですね。モロッコ・タンジール。ジェイソンとニッキーもタンジールに到着。でもダニエルズの居場所はわからないので、CIAがダニエルズを始末させるであろう暗殺者のデッシュという男の後をつけることに。上手く後をつけているつもりが逆にハメられてしまい、ダニエルズもろとも爆破に巻き込まれるジェイソン。ダニエルズは爆発して死亡・・。あらかじめジェイソンとニッキーも始末するようにと指示されていたデッシュ、ジェイソンも始末したと思い、今度はニッキーを殺しに。しかし最強の男ジェイソン、死んでいるはずも無くデッシュの後を追い、何とかニッキーを救出。しかし、直接人を殺さない主義を貫いていたのにデッシュを殺してしまいました。このモロッコの密集した住宅地を上に下にぴょンぴょン飛び移りながらのアクションも最高です。ガラスを割って敵に遅いかかるジェイソンもとってもかっこよいですね。黒幕が・・・・。そのころCIAでは、ジェイソンだけでなくニッキーも始末しろと命令するノアに向かってパメラがキレていました。いくらなんでもやりすぎだと。ジェイソン、デッシュの携帯から、ジェイソンとニッキーを始末したとノアに連絡を入れます。ノア、ジェイソンとニッキーが死んだ思い込み、死体を確認したら捜査完了だと部下に、そしてパメラに監視を付けろと命令しました。ノア、またこそこそ電話をかけています。なんとその相手はCIAの長官、クレイマーでした。ノアに、自分と事件を結びつけるなと念をおし、最悪パメラに罪を着せるつもりだといってました。なんと、このブラックブライアー作戦、長官も絡んでいたんですね。ジェイソン、ニューヨークに。ジェイソン、ニッキーに逃げるように言うと、ダニエルズの遺品を調べ、トレッドストーン研究所の住所を突き止めます。早速ニューヨークに向かうジェイソン。パメラの携帯に着信。ジェイソンからです。パメラ、電話を切ろうとするジェイソンに、ジェイソンの本名、生まれた場所、そして生年月日を伝えます。それを聞いたジェイソン「少し休め、疲れた顔している」と言って電話を切ります。出ました「電話しているけど遠くで監視しているよ」パターン!ジェイソンが見ているとわかったときのみんなの反応が最高です。この近くにジェイソンがいるということを知ったパメラ、そしてその通話を盗聴していたノア、CIAの皆さん大慌て。急いでジェイソンを捜索します。そして再びパメラの携帯に着信、今度はメール。待ち合わせ場所を指定します。パメラ、そしてそれを盗聴していたノア、CIAの皆さん、待ち合わせ場所に急行。しかしジェイソン現れません。そこにノアの携帯に着信。なんとジェイソンからです。「今どこにいる?」ジェイソンからの質問に対し「オフィスにいる」と答えるノア。「本当かな?オフィスにいるなら、向き合っているはずだ」と電話を切ります。ジェイソン、ノアのオフィスに忍び込み、極秘書類を奪って逃走しました。パメラ、ジェイソンがノアの金庫を破ったことを知り、次のジェイソンの行動がわかりました。トレッドストーン研究所に行くはずだと。急行するパメラ。逃げるジェイソン。しかし、ジェイソンを殺すために、ウォータールー駅でロスの命を奪った暗殺者、パズも迫ってきていました。激しいカーチェイスの末、ジェイソンはパズの車を大破。しかしトドメはささず、その場を後にしました。2作目でも同じようにカーチェイスの末に車を大破させて敵暗殺者を追い詰めますが、結局トドメを差していませんでしたね。ジェイソン、自分も同じ暗殺者だから、殺せないんでしょうか・・。研究所に到着。研究所につくジェイソン。そこにはパメラが待っていました。ブラックブライアー作戦の書類をパメラに託し、これでCIAの悪事を暴いてくれと頼みます。ジェイソンは、自分自身の問題の決着を付けるために研究所に一人乗り込みます。パメラ、書類を得たもののビルから逃げることが出来ないので、ファックスで極秘書類を送ってしまおうと思いつきます。ノア、ビルに到着し、パメラを見つけますが、すでに極秘書類はファックスですべて送信された後でした。『いい弁護士が必要ね」捨て台詞を残して去っていくパメラでした。ここでノアさん、終了です。研究所のフロアにたどり着くジェイソン。そしてそこには自分を作り変えたでトレッドストーンの研究者、アルバート・ハーシュ(アルバート・フィニー)がいました。どうしてこんな風にしたんだと詰め寄るジェイソン。しかしアルバート、「君が自分で志願したんだ」とジェイソンに。いろんな話を聞かされて、ついにすべての記憶を思い出したジェイソン。確かに自分から志願してこの作戦に臨んだ。”国民の命を救う作戦だ”と聞かされていたから志願したが、結局殺人をさせられていた。「私を殺すかね」と問うアルバートに対して「いや、あなたに殉職の栄誉は与えない」と言いました。そこに追っ手が。とっさに窓から飛び降り、屋上に上るジェイソン。しかし、暗殺者パズが迫り、ジェイソンに銃を突きつけます。逃げ場のないジェイソン。「なぜ、俺を生かした」さっき車が大破したときにトドメをさせたはずなのにどうして殺さなかったのかと聞いています。「君はなぜ俺を殺す?」とジェイソン。答えないパズ。「自分を見ろ、人間と言えるか?」とジェイソン。そして走り出したジェイソン。ビルの屋上から遥か下の海に向かって飛び込みました。飛び込んで、動かないジェイソン・・。遺体は発見されていない。パメラが送ったファックスによって、CIAの悪事が白日の下に去らされ、処分を受けるCIA長官のクレイマーとノア、そしてアルバート博士。ニッキーはそのニュースをカフェで聞いていました。「一方デビット・ウェッブ、別名ジェイソン・ボーンは今計画に参加させられ銃撃を受けて10階建てのビル屋上からイーストリバーに転落。遺体は捜索3日目の今日も発見されていません」ニヤリとするニッキー。ジェイソンは、海に飛び込んだあと意識を取り戻し、どこかへ逃げていたのでした。まとめこれでボーンシリーズの3部作は幕を閉じたわけですが、最後の最後のシーン、ジェイソンが海で動かなくなって、「さすがのジェイソンでももうだめかな・・・」と思わせつつ、ニュースのあとに意識を取り戻して、泳ぎ去っていくシーン、ガッツポーズが出ましたね。とにかく、ジェイソンが最強で、どんな困難な場所にも冷静に飛び込んでいって何かしら対処してしまう機転と手際の良さが本当に最高の映画です。自分の過去の記憶をすべて思い出し、結局は「自分が志願した」とちょっと苦い結末ではあったものの、その苦さがかえって物語りに深みを与えているように思いました。でも、かつて付き合っていただろうニッキーはちょっとかわいそうでしたね。1作目のマリーと同じように髪の毛を切ったのにm、ジェイソンは全然相手にしてくれません・・。ニッキーは本当に切ない役回りでしたね。CIAに追われることになったのにね・・。映画そのものについては余り詳しいほうではないので語ることが出来ませんが、とっても面白い映画だと思います。今度の新作『ジェイソン・ボーン』では、「電話してるけど、実は遠くで見てるよ」パターンや、自分で銃弾を抜いて治療するシーンとか、DIY精神を発揮してピンチを切り抜けるシーンは出てくるんでしょうか?いや、出てこないとおかしい!!と言うことで、そのあたりを期待しながら、新作を待ちたいと思います。(うさぎのカクカク情報局より)