武本比登志ポルトガルスケッチ&油彩

ポルトガル在住絵描きのポルトガル淡彩スケッチ日記と油彩

1400.コウソの町角

2018-01-31 17:26:46 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月31日(水曜日)晴れ一時曇り。18℃~6℃。降水確率1%。湿度67%。

30号20号にヴァーミリオンとライトレッドを塗る。

マダレナおばさんが部屋の入口を開け放したまま、ハイターのボトルをマンションの入口のところまで持って行き「おしっこが臭うからね~」と言いながら、中の液体を数か所に振り掛けた。猫だろうか、犬だろうか?その後に「毎日、うるさくてたまらないわね。頭が痛いわ」とも言っていた。我が家だけではなくマンション中に工事の騒音は響くようだ。今日はトラックで土を運んできて下ろし、そのトラックに瓦礫を積んでいた。剥離作業は終わったのだろうか?コーヒータイムの10時現在、比較的静かだ。と書いている内に電動ドリルの音が始まってしまった。でも辛抱して1日家に居た。騒音は先日程でもなくなった。

『きょうのニュース』ベンフィカ問題で元選手のジョアン・ピントとルイ・コスタが証言。ベンフィカ問題とも繋がっている元首相ソクラテス問題で元秘書の2人が証言。企業のリコン・グループが700人を解雇。2017年は新車、不動産など25ミルミリオンユーロの売り上げ。銀行の手数料は1日で5ミリオンユーロ。2017年は66,193台の中古車販売。プイジモンのカタルーニャ独立問題は袋小路に。パリのセーヌ川満水は5,85メートルにも達し、洪水に、地上階の窓の中程までも水が達していた。オーストラリアでも洪水。2017年の校内暴力は490件の報告。ポルトの裁判所従業員のストライキ。コビリャンに建設中のコールセンター2月12日にオープン。アブランテスのテージョ川泡問題で環境大臣が見解。ヴィラ・レアル周辺の山に100万本の苗木植樹。喜劇役者で作家でもある、元クワトロ・ガト(4匹の猫)のリーダーのリカルド・アラウジョが大統領官邸で講演、子供たちを含め招待客と大統領や閣僚も傾聴。

昨夜の映画は、

小説家を見つけたら』(Finding Forrester)2000年。アメリカ。136分。監督:ガス・ヴァン・サント。ニューヨークの下町ブロンクス。文学の才能を持つ16歳の黒人少年ジャマール(ロブ・ブラウン)は友人たちにそそのかされ、忍び込んだアパートの部屋にリュックを忘れてきてしまう。後日、戻ってきたリュックの中にあった創作ノートには赤字で批評がされていた。部屋の持ち主の老人は、フォレスター(ショーン・コネリー)という小説家だった。処女小説でピュリツァー賞を受賞し、次回作を期待されながら姿を消した謎の人物だ。ジャマールは彼に興味を持ち、作文を持ち込んで強引に添削を頼み込んだ。成績が良くバスケットボールの選手として優秀なジャマールは、有名私立高校へ学費免除で転校したが、教師のクロフォード(F・マーリー・エイブラハム)はジャマールを嫌い、急速に上達していく文章力を疑っていた。学校の作文コンテスト用にフォレスターの部屋で書いた文章を提出するジャマール。だが、その文章は練習用で、タイトルと冒頭部分が、フォレスターの古いエッセイの写しだったのだ。それに気づいたクロフォードは盗作と決め付け、ジャマールは退学の危機に追い込まれた。作文コンテストの当日、学校に現れるフォレスター。ジャマールを友と呼んでその危機を救ったフォレスターは、故郷のスコットランドに旅立つと宣言した。やがてジャマールの卒業が近づいたある日、弁護士(マット・デイモン)がフォレスターの訃報と遺品を持って現れた。フォレスターは新作の小説を書き残したのだった。他にアンナ・パキンバスタ・ライムス。(Wikipediaより)

(ネタバレ映画ウオッチへ)http://eiga-watch.com/finding-forrester/

 

 

 

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1399.モーラの町角

2018-01-30 19:08:58 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月30日(火曜日)晴れ時々曇り。20℃~6℃。降水確率7%。湿度50%。

30号20号にプルシャン・ブルーを塗る。

工事は8時過ぎから始まったが、騒音は9時半から、騒音から逃れるために今日はサンチアゴ・デ・カセムに行く。セトゥーバル出口、ジュンボのGSで満タンに。22,14L=32,30€。アルカサール・ド・サルを過ぎたアルベルガリアのレストラン「KM10」でコーヒー、トイレ休憩。コーヒーx2=1,40€。松の実の砂糖菓子x1=1,80€。合計=3,20€。無料の高速を行くが今日はクルマが多い。サンチアゴ・ド・カセムに着き、ツーリスモが目に付いたのでクルマを止め歩いて行ったが開いている筈の時間なのに閉まっていた。側に居た人に鉄道駅を尋ねたが行き当らず。サンチアゴ・デ・カセムのお城の側のツーリスモで鉄道駅の場所を聞く。お城を1周。お城の側で初見花。でも同定が出来るだろうか?お城から下り、最初にクルマを止めたすぐ先に鉄道駅があった。アズレージョが美しい駅だが、線路側に行くことは出来ない。線路は光っていたので貨物列車は通過する様だ。ローマ遺跡の側まで行ったが、お腹が空いてきたのでバスターミナル近くまで引き返し駐車、側のレストラン「Perola de Santiago」で昼食。パン=1€。オリーブ=0,80€。ノンアルコールビールx1=1,10€。コップ赤ワイン=1€。フェジョアーダ=6€。黒太刀魚塩焼き=8,50€。デスカフェイナードx2=1,20€。合計=19,60€。再びローマ遺跡に行き入場。シニア料金x2=3€。駐車場に大型バスが停まっていて、小学生の団体が課外授業に来ていた。他に入場者は居ない。ゆっくりと見学したが新たな花は確認されず。家に帰りついたのが17:30。行き帰り共クルマが多い。

昨夜の映画は、

Ray/レイ』(Ray)2004年。アメリカ。152分。監督:テイラー・ハックフォード。2004年に亡くなったミュージシャン、レイ・チャールズの伝記映画。レイ・チャールズを演じたジェイミー・フォックスがアカデミー主演男優賞を受賞した。1948年、17歳のレイ・チャールズ・ロビンソンジェイミー・フォックス)はバスでシアトルに移り、しがない酒場Rocking Chairでナット・キング・コールの曲などを歌うが、同時にヘロインも教えられる。マクソン・トリオとして人気が出る。翌年、レコードの話が出て悪徳マネージャーと別れる。「ウソつきは泥棒のはじまり」は母の教えだった。1950年、ボクサーのレイ・ロビンソンと同じなのでミドルネームからレイ・チャールズと改名。 バンドとツアーに出るようにもなる。ジョージア州で生まれ、フロリダ州のセントオーガスティンで育ったレイは黒人にピアノを教えられる。水に浸かる感覚に捕われるが、弟を熱湯で溺死させたトラウマが残る。9カ月後、7歳のときに緑内障で視力を失う。ソロの“Baby,Let Me Hold Your Hand”でデビュー。アトランティックと契約するが、ナットやチャールズ・ブラウン の二番煎じといわれ、“Mess Around”がヒット。 1954年 にはR&Bとゴスペルの融合を目指した“I Got a Woman”がゴスペルでセックスを歌ったと非難されるもヒット。ゴスペル歌手のデラ・ビー(ケリー・ワシントン)と結婚、長男も生まれる。メアリー・アン(アーンジャニュー・エリス)と愛人関係になる。1957年、女性ボーカルのレイレッツ(Raelettes)のマージー(レジーナ・キング)を新しい愛人にする。1959年、契約時間に足りないと言われて歌った「ホワッド・アイ・セイ」が大ヒット。次男も連れてロスに移住もマージーも移る。家族同様のアトランティックから75%とマスターの保有権を獲得してABCレコードに移籍。1960年、カバーした「我が心のジョージア」でグラミー賞を初受賞。ニューポート・ジャズフェスティバルクインシー・ジョーンズが差別の南部はこりごりだと語る。「旅立てジャック」(Hit the Road Jack)ができ、盲学校入学での母との別れを思い出す。ジョージア州での公演を差別を理由にキャンセル。「アンチェイン・マイ・ハート」(Unchain My Heart)を歌った後、警察が来るが会社が違法逮捕に持ち込む。カントリー・ミュージックもやると「愛さずにはいられない」(I Can't Stop Loving You)を歌う。欧州ツアーも成功。3歳の男児を生んだマージーはヘロインで死亡。兄弟同然のジェフを解雇。1965年、モントリオール帰りのボストンの空港で麻薬密輸で逮捕。ビーの説得で聖フランシス更生クリニックに入り、禁断症状に悩む。麻薬から足を洗い、溺死事故のトラウマも克服。1979年、ジョージア州はコンサートの契約違反で20年前に永久追放したレイの名誉を回復し、「我が心のジョージア」を州歌に制定。(Wikipediaより)

評決のとき』(A Time to Kill)1996年。アメリカ。149分。監督:ジョエル・シュマッカー。原作はジョン・グリシャムによって1989年に書かれた。ジョン・グリシャムの処女作で出版化に当たっては多くの出版社に拒否された。だがジョン・グリシャム作の『法律事務所』、『ペリカン文書』、『依頼人』が次々とベストセラーになると多くの出版社が処女作『評決のとき』の出版化に興味を示し、ペーパーバック版・ハードカバー版が相次いで出版された。そのため初版本は高いプレミアがついている。舞台はミシシッピ州にある架空の街クラントン。物語は2人の人種差別主義の白人青年ビリーとウィラードが10歳の黒人少女を強姦し暴行を加えたところから始まる。少女の父親カール・リー・ヘイリー(サミュエル・L・ジャクソン)はその日の夜、カールの兄を弁護した事から馴染みの白人弁護士ジェイク・タイラー・ブリガンス(マシュー・マコノヒー)に、娘が強姦された、ここでは黒人を強姦しても白人は有罪にならないのかと相談を持ちかけた。ジェイクはカールのただならぬ雰囲気に危険を感じ、馬鹿な真似は止めろと忠告する。しかし、翌日、裁判所にビリーとウィラードが連行されてくると物陰に隠れていたカールが自動小銃を手に飛び出し、2人を射殺。護衛の警官ルーニーも膝に銃弾を受け、左足を切断する重傷を負った。カールは第一級殺人罪と傷害罪で逮捕され、弁護をジェイクが担当することになった。裁判が始まる前ジェイクの恩師ルシアン(ドナルド・サザーランド)は、この裁判は勝っても負けてもそれは正義になる、と言った。弁護士ジェイクと敵対する検事はルーファス・バックリー(ケビン・スペイシー)が選ばれ、ルーファスは次の州知事の椅子を狙っており、簡単に勝てるこの裁判で名前も顔も売れると喜んだ。町中で黒人対白人の緊張が高まる中裁判は始まった。第一回目の裁判でジェイクは、黒人差別の激しいこの地では公平な裁判は不可能なので裁判地の変更を裁判長のオマー・ヌース(パトリック・マクグーハン)に求めたが、オマー・ヌースはにべもなく却下した。肩を落として弁護人席に戻るとそこには見慣れない紙があり、中を見ると実際に人種差別を理由に裁判地の変更が許可され審議差し戻しの判例が載っていた。ジェイクはすかさずオマー・ヌースにそれを伝えるとオマー・ヌースは審議差し戻しを歓迎する裁判長はいないと言い、裁判地変更の理由を書類に書いて提出するように伝えて第一回目の裁判は終了した。翌日事務所で寝ていると見慣れない女性エレン(サンドラ・ブロック)が訪れ、あの判例は役に立ったかと尋ねた。彼女こそあの判例をジェイクに渡した張本人だったのだ。エレンは死刑反対の姿勢を貫く法学生で、カールに死刑宣告が下されるかもしれないこの事件を手伝わせてほしいとジェイクに申し入れた。エレンの父親はアメリカでも有名な弁護士で、後々の援助を期待したジェイクはエレンからの申し入れを快諾する。その頃、カールに裁判所で射殺された白人青年ビリーの弟フレディ・リー・コブ(キーファー・サザーランド)は兄を殺された怒りから水面下で活動を続けるKKKと連絡を取り、KKKのリーダーであるスタンプ・シスーより、クラントンでもKKKを設立して支部長になるように伝えられる。ジェイクが申し立てた裁判地変更の申し立ては結局却下され、そのうえ州の法務局もオマー・ヌースの判決を支持する、審議差戻しはしないと明言した。ジェイクはカールを心神喪失による無罪を主張したが、やり手の検事ルーファスは巧みな誘導尋問で明確な意志を持ってカールが2人の青年を射殺したことを証言させた。更に、事件後カールがウォールズ保安官(チャールズ・S・ダットン)に付き添われて左膝から下を切断することになったルーニーを見舞いに行ったこともカールにとって不利な証言となった。しかし、証言台に上ったルーニーはカールの犯行動機を支持して無罪だと叫び、裁判所は一時騒然となった。裁判が進むにつれて町の緊張は高まり、遂にはKKKが裁判所前で陣取り、黒人達とKKKが乱闘騒ぎが起こり、ジェイクは家の前に燃える十字架を置かれ時限爆弾を仕掛けられたがそれからは辛うじて難を逃れた。ジェイクの娘は学校で黒人の味方だといじめられた。危機を感じたジェイクは妻と娘を実家に避難させ、空港で妻はジェイクを非難した。ジェイクの秘書も襲撃され夫が殺され、そして遂にはジェイクの家も放火された。非常事態を警戒した州政府は州兵をクラントンに派遣して警戒に当たらせ、街中を銃を持った州兵が闊歩するまでになった。裁判の途中エレンが襲われ、ついには孤軍奮闘となったジェイクだった。裁判の話し合いのためカールに面会に訪れるとカール自身もまたあんたは所詮白人だ、と言い放つ始末。最終弁論前夜、遠い実家に避難させたはずの妻が嵐のなか、車で戻ってきた。街を黒人と白人で二分させた裁判も遂に最終弁論を迎えた。(Wikipediaより)

 

 

 

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1398.コウソの町角

2018-01-29 17:53:56 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月29日(月曜日)快晴。21℃~6℃。降水確率0%。湿度63%。晴れているものの何となく靄っている。風が少し強い。9時から下の部屋の工事が始まった。騒音は先週程でもない。

30号20号にマダー・レーキ・ディープとバーント・アンバーを塗る。

お昼のニュースを見ている途中で騒音は激しくなり、急遽出かけることにした。近場のパルメラのローマ街道。早くもいろいろと咲いている。クルマを止めてすぐのところで早春の地上ラン(バルリア・ロベルティアナ Barlia robertiana)が2本立ちであった。その他に(アリサルム・シモリヌム Arisarum simorrhinum)。(ロスマリヌス・オフィキナリス Rosmarinus officinalis)には蜜蜂が、(ケンタウレア・プラタ Centaurea pullata)も少しだが咲き始め。その他にもいろいろと咲いている。新葉が出はじめているのでこれから様々な花が咲くのだろう。シュンギクを少し摘む。帰りはローマ街道から逸れて、羊道の藪漕ぎ。

『きょうのニュース』リスボンのクフ病院でレジオネラ菌、感染者は6人、先土曜日の早朝に確認されたが報告は今日月曜日になってからは問題。オエイラスの老人ホームで火災。アブランテス付近のテージョ川の汚染、泡の除去作業難攻。フランスから帰省中のポルトガル人グループがサラマンカ付近で交通事故、28歳1人死亡、他にも怪我人。タラゴーナでポルトガル人のトラックが横転事故、44歳の運転手死亡。パリのセーヌ川、満水状態。

昨夜の映画は、

オデッセイ』(The Martian)2015年。アメリカ。141分。監督:リドリー・スコット。SF。アンディ・ウィアーの小説『火星の人』を原作としている。火星に一人置き去りにされた宇宙飛行士の生存をかけた孤独な奮闘と、彼を救いだそうとする周囲の努力を描く。宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)は火星への有人探査計画であるアレス3に、クルーとして参加する。火星での探査任務中、大砂嵐に襲われたマークらクルーは、全ミッションを放棄して火星からの退避を決めてロケットへ向かうが、その最中に折れたアンテナがマークに直撃する。クルーたちはマークが死んだと判断して火星上の軌道へ戻り、さらに地球上の軌道へ帰還するためのヘルメス号に乗って出発してしまう。ところが、マークは生存しており、火星に一人取り残されてしまったことを知り、残されたわずかな物資を使って生き延びようとする。しかし、地球から救助隊がすぐに来る見込みはない。マークは持ち前の植物学者としての知識を活かし、前ミッションから残留保存されていた資材を材料に水、空気、電気を確保すると、さらに火星の土とクルーの排泄物をもとに耕作用の土を用意し、ジャガイモの栽培に成功する。次のミッションであるアレス4が到着するまでの4年間を生きのびようとするが、火星の厳しい環境がそれを阻む。マークはマーズ・パスファインダーを見つけ、その通信機能を回復させて地球との通話に成功する。NASAでは、マークのために追加の食料などを送ることを決めて急遽、輸送のロケットを打ち上げるものの、発射時に失敗してしまう。NASAのロケットによる支援ができなくなった時、中国国家航天局から助けが提供され、救助のための輸送を中国のロケットが引き受け、地球軌道に乗せることに成功する。NASA長官で最高司令官であるテディ・サンダース(ジェフ・ダニエルズ)は地球帰還中のアレス3のクルーたちを安全に帰還させるか、もう一度火星に戻ってマークを救うかの二者択一に迫られるが、長官はクルーたちを安全に帰還させる選択肢を選ぶ。しかし、長官のその意図はクルーたちに漏らされてしまう。ヘルメス号に乗るクルーたちは全員一致の意見で長官の指令に反対し、地球上の軌道でスイングバイを行いながら中国のロケットでもたらされた追加食料などを受け取ると、火星へ戻る。マークは、ヘルメス号が火星上の軌道に乗る日に合わせてローバーを改造して長距離走破を決行すると、火星の重力を振り切る唯一の手段となる、アレス4用にすでに送り込まれていたMAV (Mars Ascent Vehicle) に乗り込む。MAVはヘルメス号からの遠隔操作によって打ち上げられるが、軽量化による覆いが打ち上げ途中に剥離し、それに伴う空気抵抗でヘルメス号から大きく離れることになる。ヘルメス号のクルーたちはマークと共にこの距離を縮めるべく命がけの工夫を凝らし、宇宙空間を漂っていたマークの確保に成功すると、地球へ帰路を向ける。後年、マークは宇宙飛行士の訓練生の前で火星での日々を振り返り、救出ミッションに関わった者たちの後日譚が描かれる。他にジェシカ・チャステインマイケル・ペーニャケイト・マーラセバスチャン・スタンアクセル・ヘニークリステン・ウィグジェフ・ダニエルズショーン・ビーン。(Wikipediaより)

ワルキューレ』(Valkyrie)2008年。アメリカ。120分。監督:ブライアン・シンガー。1944年に起きたドイツ国防軍将校によるヒトラー暗殺計画7月20日事件」と、その指揮を執った実在の将校クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐を描く。1943年3月、ドイツは全ての戦線で敗退を続け、ドイツの敗色は誰の目にも明らかだった。しかし、ヒトラー総統は、あくまで最後の勝利を目指して戦争を続けようとする。ドイツ国防軍の反ヒトラー派将校トレスコウ将軍(ケネス・ブラナー)は前線視察に訪れたヒトラーの暗殺を企図するが、爆弾の不具合により失敗する。ベルリンに帰還したトレスコウは爆弾の回収に成功するが、同志のオルブリヒト将軍(ビル・ナイ)から、中心メンバーのオスター大佐がゲシュタポに逮捕されたことを知らされ、後任の人選を急ぐ。同じ頃、北アフリカ戦線で左目・右手・左手の薬指と小指を失う重傷を負ったシュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)がドイツに帰国し、ベルリンの国内予備軍司令部に転属となる。上官となったオルブリヒトは、シュタウフェンベルクをヒトラー暗殺計画に加わるよう求める。しかし、会合に参加したシュタウフェンベルクは、ゲルデラー(ケヴィン・マクナリー)たち文官がヒトラー打倒後の明確なビジョンを持っていないことを知り、一度は参加を断るが、ドイツを完全な破壊から救うにはヒトラーを倒すしかないと考え直し、メンバーに加わる。トレスコウが前線勤務に戻った後、メンバーの中心人物となったシュタウフェンベルクは暗殺を渋るゲルデラーたちを説得し、ヒトラーを暗殺した後に「SSの反乱を鎮圧するため」と称してワルキューレ作戦を発動しベルリンを制圧する計画を策定する。シュタウフェンベルクは、計画に日和見な態度をとるフロム国内予備軍司令官と共にベルクホーフ山荘での会議に出席し、ヒトラーにワルキューレ作戦の修正案を承認させる。その後、シュタウフェンベルクは国内予備軍参謀長に任命され、ヒトラー臨席の会議に出席する機会を得る。1944年7月15日、ヴォルフスシャンツェ(狼の巣)での作戦会議に出席したシュタウフェンベルクはヒトラー暗殺を試みるが、会議にヒムラーが出席していなかったため、ベルリンのオルブリヒトやゲルデラー、ベック退役将軍から作戦中止を指示される。しかし、シュタウフェンベルクはクイルンハイム大佐と共に暗殺の決行を決め、クイルンハイムはオルブリヒトを説得しワルキューレ作戦を発動させる。しかし、シュタウフェンベルクがベルリンに連絡をとっている間に会議は終了してしまい、勝手に部隊を動員されたフロムはオルブリヒトを叱責する。シュタウフェンベルクは「政治家の優柔不断さが計画を狂わせる」と主張し、今後は自分たちの判断で暗殺を決行すると宣言する。1944年7月20日、再び狼の巣での会議に出席したシュタウフェンベルクは暗殺を決行する。会議室に仕掛けた爆弾が爆発するのを確認した後、副官のヘフテン中尉と共にベルリンへの帰途に着く。同志のフェルギーベル将軍(エディー・イザード)は狼の巣とベルリンの通信回線を断絶させるが、ベルリンに「ヒトラー死亡」の情報が届かなかったため、オルブリヒトはワルキューレ作戦の発動を保留し、しびれを切らせたクイルンハイムは独断で部隊に動員を命令する。3時間後、ベルリンに戻ったシュタウフェンベルクは作戦が開始されていないことに激怒し、オルブリヒトを説得して計画に反対するフロムを拘束し、ワルキューレ作戦を発動させる。計画は順調に進み、部隊はベルリン一帯を制圧していくが、ゲッベルス逮捕に向かったレーマー少佐(トーマス・クレッチマン)は、ヒトラーからの電話をゲッベルスから受け取り、シュタウフェンベルクの逮捕を命令される。ヒトラーの生存情報が伝えられると部隊は撤退を始め、シュタウフェンベルクたちは拘束される。解放されたフロムは口封じのためにシュタウフェンベルクたちの処刑を命令し、シュタウフェンベルクは国内予備軍司令部の中庭で銃殺される。シュタウフェンベルクの死から9か月後、ナチス・ドイツは崩壊し、ドイツはヒトラーの支配から解放される。(Wikipediaより)

フライト・ゲーム』(Non-Stop)2014年。アメリカ。監督:ジャウム・コレット=セラ。航空保安官のビル・マークス(リーアム・ニーソン)は、過去のとある出来事が原因で酒に溺れ、その心は荒みきっていた。一般客を装いニューヨーク発ロンドン行きの便に乗り込んだマークスは、普段と変わらない様子で任務を開始した。ところが、飛行機が大西洋上空に到達した頃、マークスの携帯電話に差出人不明のメールが入る。そのメールには「指定の口座に1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺害する。」という恐ろしい内容が記されていた。ただのイタズラとは思えない内容に危惧の念を抱いたマークスは、独自に捜査を開始するが、彼をあざ笑うかのように次々と犠牲者が出てしまう。しかも、指定された口座の名義人は他ならないマークス自身であり、それが公になったことで味方であるはずの国土安全保障省や乗務員、乗客からも彼自身が犯人なのではないかという疑いをかけられてしまう。敵だらけの状況下で、マークスは姿の見えない凶悪犯と戦うことを決意する。他にジュリアン・ムーアネイト・パーカーバー・パリーアンソン・マウントコリー・ストール。(Wikipediaより)

 

 

 

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1397.カサ・ブランカの町角

2018-01-28 17:17:09 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月28日(日曜日)快晴。18℃~4℃。降水確率0%。湿度73%。夕方買い物から帰って車を降りる時吹き飛ばされそうな猛烈な強風。工事がないのできょうも静かな一日。明日から又、騒音か?

油彩には手を付けず乾かす日。

『近くのコンチネンテで買い物』100%アップルジュース1,5Lx3=2,97€。ミネラルウオーター6L=0,54€。牛乳MG0,46x6=2,76€。卵L玉x12=1,96€。ナチュラルヨーグルト125gx16=2,90€。豚肉676g=2,90€。マグロ254g=2,27€。ココア900g=2,79€。バナナ1,725Kg=1,84€。レモン2個282g=0,35€。リンゴ・ガラ1,5Kg=1,94€。ニンジン1Kg=0,60€。パン(リオマヨール)900g=1,98€。合計=25,82€。前回割引分=5,88€。支払合計=19,94€。

日曜日の夕方なのでお客が多い。地上の駐車場は満車、半地下の駐車場に止めたが、前に何とロシアナンバーの車。オランダ、ドイツ、ルクセンブルグ、ベルギー、フランス、それに勿論スペインナンバーはよく見るがロシアナンバーは初めて見た。いかにもロシア人ですらりと背が高く美人の若いカップルと赤ん坊。ロシアから運転して来たのだろうか?

『きょうのニュース』アブランテス付近のテージョ川汚染で警察はヴィラ・ヴェーリャ・デ・ロダオンのパルプ工場セルラージョなど数か所を立ち入り捜査、検査官が川の泡水を採取。季節のランプライアにも影響。パルメラのオート・ヨーロッパ就業時間問題で各党が見解。レイリアの森に樫の木など植樹。ブラジルのサンパウロを含む地域で黄熱病発生、53人死亡。ポント・デ・リマで名物料理アロス・デ・サラブーリョなど豚祭り。ヴォウゼイラで火災の後の写真展。

昨夜の映画は、

ブロンド・ライフ』(Life or Something Like It)2002年。アメリカ。103分。監督:スティーヴン・ヘレク。シアトルのテレビ局の花形リポーター、レイニー・ケリガン(アンジェリーナ・ジョリー)は、名声を得、豪華なマンションに住み、大リーグシアトル・マリナーズのスター選手カル・クーパー(クリスチャン・ケイン)と交際するなど、自分の人生は完璧であると絶対的な自信を持っていた。しかしある日、仕事で取材に行った預言者ジャック(トニー・シャルーブ)から「お前は1週間後に死ぬだろう」と宣告を受けてしまう。レイニーはこれをきっかけに不安を覚え、「人生で最も大切なものは何なのか」と自問を始める。他にエドワード・バーンズジェームズ・ギャモンストッカード・チャニングアマンダ・タッピング。(Wikipediaより)

 

 

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1396.コウソの町角

2018-01-27 18:29:46 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月27日(土曜日)快晴。16℃~6℃。降水確率0%。湿度78%。きょうは土曜日で工事は休み。折角静かなので外出するのは勿体ないので部屋で過ごす。コーヒータイムには暑い陽が射し、トレーナーを2枚脱ぐ、それでも汗ばむ程。

30号20号にチタニウム・ホワイトとイエロー・オーカーを塗る。

夕方の光景をヒメネス風に---「プラテーロ、見てごらん。あの雲を。まるで気球船の様じゃないか。・・・気球船が子分を作ったよ。私は本を読んでいて見逃したが、何処から来たのだろうね。プラテーロは見ていたかい。あっ、もうひとつ子分が出来た。何処かから来たんじゃなくて、親から離れたんだね。不思議だね。夕陽が当たっているね。不思議な色だね。プラテーロ。」殆ど雲のない空に気球船の雲。不思議な光景でした。

『きょうのニュース』アフガニスタン爆撃、60人死亡。サント・アンドレでウナギ祭り、明日まで。モンタレグレでは燻製祭り。マデイラ島フンシャルの植物園、32万人の入場者。猫たちと共に過疎地で暮らす99歳の女性のリポート。

昨夜の映画は、

グーニーズ』(The Goonies)1985年。アメリカ。111分。監督:リチャード・ドナー。総指揮:スティーヴン・スピルバーグ他。伝説の海賊が隠した財宝を探す少年たちの冒険を描く。悪逆なギャングとして名高い「フラッテリー一家」の長男ジェイク(ロバート・デヴィ)は、弟のフランシス(ジョー・パントリアーノ)やボスのフラッテリー・ママ(アン・ラムジー)と結託して郡刑務所を脱獄。パトカーと街なかでのカーチェイスを繰り広げるも、ちょうどその日開かれていたビーチでの四輪駆動車レースの車群に紛れて逃亡を果たした。舞台はアメリカの、海賊の伝説が残る海辺の田舎町グーンドック。主人公、マイキー(ショーン・アスティン)の家はグーンドック一帯のゴルフ場開発を目論む資産家から多額の借金をしており、翌日までに返済できなければ土地を明け渡さなければならなかった。そんな中、マイキー・マウス(コリー・フェルドマン)・チャンク(ジェフ・コーエン)・データ(キー・ホイ・クァン)のグーニーズの4人は、マイキー宅の屋根裏部屋で偶然、伝説の大海賊「片目のウィリー」の遺した宝の在処を記した地図を発見。地図を元に、シーズンオフで営業していない岬の燈台レストランに忍び込むが、そこはフラッテリー一家のアジトになっていた。アジトに戻ってきたフラッテリーの一味に監禁されそうになるも、マイキーの兄のブランド(ジョシュ・ブローリン)らが心配して駆けつけ、事なきを得る。フラッテリーの一味がアジトから去っていくのを見たグーニーズはブランドの反対を押し切り、再度レストランの地下を探索すると、秘密の地下室への入り口を発見、そこには大洞窟が広がっていた。成り行きでブランドとその恋人アンディ(ケリー・グリーン)、その友人ステファニー(マーサ・プリンプトン)を加え、片目のウィリーの財宝を求めて、一同は洞窟へと潜ってゆく。一方、フラッテリー一家のアジト発見を警察に通報するべく別行動を取ったチャンクはヒッチハイクを試みるも、運悪くフラッテリー一味の乗った車を止めてしまい、捕らえられて尋問された末にウィリーの財宝の伝説を一味に喋ってしまう。フラッテリー一味もまたウィリーの財宝を求めてマイキーらを追跡するも、マイキーらはフラッテリー一味の追跡をかわしつつさまざまなトラップをかいくぐる。その頃、チャンクは手錠で繋がれていたフラッテリー一家の三男・スロース(ジョン・マトゥザック)と親しくなり、共にマイキーたちの後を追う。二人と合流したマイキーたちは、ついには洞窟内の隠しドックに繋がれた片目のウィリーの財宝を満載した海賊船を探し当てた。大喜びでありったけの金銀財宝や宝石をポケットに詰め込む一同。しかし後を追ってきたフラッテリー一家に見つかり、せっかく手に入れた財宝を全て奪われてしまう。欲をかいたフラッテリーの一味はさらに財宝を奪おうとして、ウィリーのトラップを発動させてしまい、ついには洞窟全体が崩れ出す。グーニーズの一行は辛くも浜へと脱出したところを沿岸警備隊に発見される。連絡を受けてやってきた家族と丸一日ぶりの再会を喜ぶのもつかの間、借金の返済期限であるこの日、マイキーの父は立ち退きの書類へのサインを迫られ、グーニーズも解散するしかなくなってしまった。ところがマイキーのビー玉袋から、フラッテリー一味も見逃していた大粒の宝石がいくつも出てきたため、借金の心配はなくなり一同は大喜び。マイキーの父はサインしかけていた書類を破り捨てる。その時、洞窟から解き放たれた伝説の海賊、片目のウィリーの海賊船が、ゆっくりと大海原へと進み出て行った。マイキーらは特別な感謝と親愛の気持ちをこめて、ウィリーの亡骸を乗せた海賊船を見送った。(Wikipediaより)

アルビン 歌うシマリス3兄弟』(Alvin and the Chipmunks)2007年。アメリカ。90分。監督:ティム・ヒル。アニメ『アルビンとチップマンクス』の実写化。ぱっとしないシンガーソングライターのデイブ(ジェイソン・リー)は作品の売り込みに失敗して、レコード会社の社長のイアン(デヴィッド・クロス)からお前の歌など誰も歌わないと酷評され、会社を追い出される。デイブが腹いせにマフィンのバスケットを奪ったことから、森からレコード会社に連れてこられたアルビン(声:ジャスティン・ロング)たちはデイブの自宅に紛れ込む。デイブは最初しゃべるシマリスなど災いの元だと雨の中一度は追い出したものの、3兄弟の歌声に魅了されて、デイブの歌を歌うことを条件に寝る場所を提供するということになる。デイブはさっそくクリスマス用の新曲を3兄弟に教え込み、イアンの前でデモンストレーションを計画するが失敗し、別の仕事もセオドア(声:ジェシー・マッカートニー)の落書きのせいで失敗し完全に失業してしまうはめになる。また元カノのクレア(キャメロン・リチャードソン)とよりが戻りそうになるが、アルビンの余計なお節介とデイブの日頃の行いの悪さが祟ってデートも台無しに。アルビンたちが罪滅ぼしのつもりでイアンのオフィスに出向いたことがきっかけでたちまち、デイブの新曲は大ヒットし、シマリス3兄弟は、一気にスターへと駆け上がる。そんなアルビンたちをデイブは本当の父親のように、夜の外出は居所を教えろだの贅沢はダメだのと心配して叱ったりするうちに、いつしかデイブとシマリス3兄弟は親子のような関係が芽生えはじめる。しかしアルビンたちを我が物にしたいというイアンのたくらみと、ちょっとした誤解で、デイブとシマリスたちは引き裂かれてしまう。デイブの家を去り、セレブで贅沢三昧な毎日を送るアルビンたちは全米ツアーで脚光を浴びて人気者にはなったが、セオドアがホームシックにかかり、続いてデイブの心配したとおり、過密スケジュールは子供のシマリスたちには過酷すぎて、ついに限界がきて喉を痛めて声が出なくなってしまう。アルビンたちは罪悪感を感じながらイアンの命令で口パクコンサートを強要されることになる。 一方デイブはアルビンたちに必要とされなくなったと感じてさみしさを覚え、声を聞かせて欲しいと電話をかけるがとりついでもらえず、デイブは彼らを奪還することを決意する。口パクコンサートの中にデイブを見つけた、アルビンたちは自分たちが本当に求めていたものはデイブのような人だったということにやっと気がつく。アルビンたちは大喜びして舞台はめちゃくちゃになる。アルビンたちはイアンに捕獲されてケージに閉じ込められ、連れ去られたがサイモン(声:マシュー・グレイ・ギュブラー)の智恵でケージを抜け出し身代わりの人形でごまかして脱走し、デイブの元に帰ることに成功する。(Wikipediaより)

 

 

 

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1395.モーラの町角

2018-01-26 18:56:21 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月26日(金曜日)快晴。14℃~7℃。降水確率1%。湿度70%。穏やかで温かい陽射し。しかしきょうも下の階で9:30から工事の騒音。

30号20号にチタニウム・ホワイトとバーント・シェンナを塗る。

騒音から逃れるため昼前からアラビダへ。最初のビーチで昼食。ソッパx2、ビッファナスx2、ノンアルコールビール、コップ赤ワイン、カフェインレスコーヒーx2、合計=11€。ビーチでは2人の男がビーチサッカーの本格的な練習をしていたが、他に客は全く居ないで気の毒。帰りに冷蔵ショーケースに新鮮な黒太刀魚などいろいろ並んでいた、次は焼き魚も良いかもしれない。セトゥーバルの3箇所のビーチとアラビダ山。いろいろと咲いていた。何と初見花を3つも確認、撮影。風が強くなり気温が低くなり、5時を回ってから帰宅、工事は終わっていた。

昨夜の映画は、シルヴェスター・スタローンの2本立て、

オーバー・ザ・トップ』(Over the Top)1987年。アメリカ。94分。監督:メナハム・ゴーラン。ニューヨーク、陸軍幼年学校の卒業式。寮生活を終えた少年たちが家族と再会し、学校中が笑顔に溢れているなか、卒業生のマイケル・カトラー(デヴィッド・メンデンホール)は、病床の母クリスティーナ(スーザン・ブレイクリー)を見舞うべく、ひとり家路を急いでいた。そんなマイケルの前に、彼の父親を名乗るリンカーン・ホーク(シルヴェスター・スタローン)が現れる。10年前にある事情で家を出たホークだったが、病床の妻からの要請を受けてマイケルを迎えに来たのだという。ホークの身元は確かだという校長の言もあり、マイケルはホークと共に母の病院へ向かうことになるが、10年間も音信不通だった父をすぐには受け入れられない。「あんたなんか嫌いだ!」と思わず声を荒らげるマイケルだが、ホークはこう答えるのだった。「嫌いか。そこからスタートしよう」ホークの駆る大型トラックに乗り、ニューヨークからカリフォルニア州まで、父子の二人旅が始まった。上流階級育ちのマイケルにとって、トラッカーの生活は珍しいものばかり。肉中心の大雑把な食生活。ホテルも使わず車内に寝泊まり。とりわけ驚いたのは、ドライブインで開催されるアームレスリングの賭け試合だった。力自慢の男たちが腕一本でぶつかり合う姿は、まるで野生の獣のよう。ホークもまた、アームレスリングの強豪選手であった。荒々しい世界に馴染めないマイケルは電話でクリスティーナに助けを求めるが、最愛の母から「その旅で得るものが必ずあるから」と諭されれば断りきれず、旅を続けるしかなかった。コロラド州で立ち寄ったドライブインで、ホークは大柄な少年を呼び止めマイケルに引き合わせると、強引にアームレスリングの試合をセッティングしてしまう。いきなりの展開に困惑するマイケルに、ホークが語りかける。「もう自分の力で勝負することを覚えてもいい歳だ。自信を持て。きっと勝てる!万が一負けても、堂々と闘った結果なら恥じゃない」ホークの励ましと指導を受けて試合に臨んだマイケルは、苦戦の末に初勝利を手にする。思わずこぼれる笑顔。全力で闘い抜いた爽快感の中で、マイケルは自分とホークに同じ血が流れていることを実感し始めていた。3日間の旅を終え、トラックは病院に到着するが、そこで二人を待っていたのは、クリスティーナの急死という残酷な事実だった。母の死に打ちのめされたマイケルは、開きかけていた心を閉ざし、祖父ジェイソン・カトラー(ロバート・ロッジア)の屋敷に閉じこもってしまう。息子を追ってホークはカトラー邸を訪ねるが、ジェイソンからは「負け犬」「ろくでなし」などの罵詈雑言が返ってくるばかりで取りつく島もない。10年前にホークが家を出たのも、ジェイソンとの不和が原因だったのだ。業を煮やしたホークはトラックでカトラー邸の門を突き破る暴挙を行い、とうとう警察に捕まってしまうのだった。留置場のホークの前に、カトラーの弁護士が現れ取引を持ちかける。「マイケルの親権を手放して州を去るならば、告訴も賠償請求も取り下げる」と。法廷で争えるほどの財力も無く、ホークは従うしかなかった。カリフォルニアを出たホークはラスベガスへ直行。かねてから出場を考えていた世界アームレスリング選手権大会にエントリーする。いまやマイケルのために出来るのは、ただ全力で闘う姿を見せることだけ。愛車を売り払って資金を作り、背水の陣で試合に臨んだホークは、次々に強豪を打ち倒してゆく。決勝戦で待ち受けるのは、5年間無敗の最強王者ブルー・ハーリー(リック・ザムウォルト)。息子への愛だけを胸に、ホークは人生最大の大勝負に挑む。(Wikipediaより)

追撃者』(Get Carter)2000年。アメリカ。102分。監督:スティーヴン・ケイ。1971年にマイケル・ケイン主演で公開された『狙撃者』のリメイク。ロンドンの大物ギャング、フレッチャーの配下で、切れ者のギャング、ジャック・カーター(シルヴェスター・スタローン)は、飲酒運転で交通事故死した兄フランクの葬式に出席するため、故郷のニューカッスルへ戻ってきた。カーターは、フレッチャーの愛人アンナと、南米へ高飛びするつもりだったが、兄の死に疑問を抱き、昔の仲間たちに聞き込みを始める。競馬場で会ったエリックのあとをつけ、町の組織のボス、キニアーの館をつきとめたカーターは、キニアーと自らのボス、フレッチャーが裏で通じていることを知る。キニアーの組織は彼を町から追い出そうするが、カーターはキニアーの手下を痛めつけ、ブランビーなる男が、兄の死に関わっていることを白状させる。翌朝、カーターのもとにフレッチャーの手下二人が現れ、彼をロンドンへ連れ戻そうとするが、兄の遺品のショットガンで脅し逃走する。兄の愛人マーガレットと会い真相を追求するが、再びフレッチャーの手下たちに追い詰められる。キニアーの愛人グレンダに助けられたカーターは、有力者ブランビーと引き合わせられる。兄を謀殺したのはキニアーであるとブランビーに知らされるが、自分を勢力争いに利用しようとするブランビーの魂胆を見抜き、グレンダと共にその場を去る。そしてグレンダの部屋で、カーターはキニアーの館で撮影された1本のブルーフィルムを見つける。そこに映っていたのは兄の娘ドリーンだった。カーターはグレンダを問い詰め、ブルーフィルムにとりまかれた兄の死の真相を知る。カーターは、兄の謀殺に関わった者たちに、徹底的な復讐を始める。ミランダ・リチャードソンレイチェル・リー・クックアラン・カミングミッキー・ロークマイケル・ケインローナ・ミトラグレッチェン・モル。(Wikipediaより)

 

 

 

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1394.セトゥーバルの屋根

2018-01-25 14:49:16 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月25日(木曜日)曇り一時雨のち晴れ間も。15℃~6℃。降水確率100%。湿度81%。朝起きると昨日同様、霧。それが雨に変わる。細かい雨が風に流されている。1時間ほど降ったが11時頃には上がる。午後からは晴れ間も。コーヒータイムの10時から今日も騒音。きょうは逃げ場がない。

30号20号にロー・シェンナを塗る。

写真の整理をするが、なかなか追いつかない。

『きょうのニュース』家庭内暴力で2017年は20人死亡。テージョ川のアブランテス付近の水汚染、ヴィラ・ヴェーリャ・デ・ロダオンから50キロも流れてきた水がアブランテスの堰で泡立ち水面を覆い隠し高さ1メートル程にも盛り上がった泡。郵便局は2月23日にストライキを予定。ブラガンサで羊が野犬に襲われ数頭が死。昨11月、ガードマンの暴力事件で閉鎖されていたディスコ・アーバン・ビーチが再開。イタリアのミラノで列車事故3人死亡。リスボンの高校でネズミ。ブラジルの元大統領、ルーラ・ダ・シルバに12年1か月の判決。モンティージョのペゴエスで交通事故、1人死亡、多数怪我。上海でクローンの猿。

昨夜の映画は、

フォーチュン・クッキー』(Freaky Friday)2003年。アメリカ。97分。監督:マーク・ウォーターズ。1976年の「フリーキー・フライデー」(ジョディ・フォスター主演)のリメイク。 ふとしたことから、中身が入れ替わってしまった母親(ジェイミー・リー・カーティス)と娘(リンジー・ローハン)のドタバタコメディ。ありえない話でありながら緻密な脚本と演出で、家族ものとしては異例ともいえる高い評価を映画評論家から受け、商業的にも成功をおさめた。人気子役リンジー・ローハンは、この作品で一躍アメリカで最も人気のある十代のアイドルになった。(Wikipediaより)

 

 

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1393.コウサの町角

2018-01-24 19:15:55 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月24日(水曜日)曇り霧。15℃~5℃。降水確率0%。湿度74%。

30号20号にヴァーミリオンとライトレッドを塗る。

コーヒータイムの用意の時から下の部屋で工事が始まったらしく激しい騒音。コーヒーを急いで飲み、急遽出かけることにクルマを発車してから「さて何処へ」ガンビアあたりまでそのまま走り、アグアス・デ・モウラの分かれ道の手前でシネス行きを決定。でもますます深い霧。花は咲いていないだろう。グランドラからシネスに向かう無料の高速道の途中から急に霧が晴れる。シネスでは快晴。町の入口のコンチネンテでトイレ休憩。町に入ると右手に旧駅舎。アズレージョの美しい駅舎が綺麗に保存されていたので喜んで撮影。通り掛かった人に「いつまで使われていたのですか?」と尋ねたが「忘れてしまったよ。随分前だ。」との答え。貨物駅舎はそのままの形で高級レストランに。もう少しセントロに行き、駐車場に。駐車場の前お城近くのペティスコスで昼食。ノンアルコールビール2=2,40€。今日のメニューの「エルヴィーリョ・コン・オーボス」x2=10€。パン=1€。デスカフェイナードx2=1,20€。合計=14,60€。いくつかをスケッチ。城にも上がり、城の中、駅周辺とビーチに結構花が咲いていて撮影。ビーチからはエレベーターが出来ていた。随分久しぶりのシネスだったがなかなか良い町だ。家に戻ってきたのが17:30 既に工事は終わっていて静か。

20:00 からMTVから担当者が来て今年度のコンドミニオ会議。マリアさんのところとマダレナさんのところで雨の滲み込みがあるらしい。マリアさんの台所を見せてもらったが南側の天井の隅っこに少し剥離が来ていた。終わったのは21:40。

昨夜の映画は、

パイレーツ・ロック』(The Boat That Rocked)2009年。イギリス・ドイツ。135分。監督:リチャード・カーティス。1960年代、まだイギリスに民放ラジオが存在せずポピュラーミュージックの放送が制限されていた時代に、北海上の船からロック音楽を流して人気を集めていた「海賊ラジオ局」を取り巻く若者と政府を描く。ドラッグと喫煙で高校を退学させられた少年カール(トム・スターリッジ)は、更生のために母親の旧友クエンティン(ビル・ナイ)のもとで暮らすことになった。ところがクエンティンの住処とは、海中に浮かぶ文字通りの海賊ラジオ局、「ラジオ・ロック」の拠点であったのだ。そこで毎日を過ごすDJたちは筋金入りのロック魂の持ち主であり、イギリスで初めて「F××K」という単語を電波に乗せて送ったり、プリティな女の子たちを船に呼んでは楽しく「遊んだり」しながら、「国の風紀を乱す」として取り潰しの機会を狙う政府をもおちょくる日々を送っていた。カールは先輩たちの行動に引っ張り回されながら、いつしか彼らの気儘な生活に溶け込んでゆく。他にフィリップ・シーモア・ホフマンニック・フロストリス・エヴァンスラルフ・ブラウンケネス・ブラナージャック・ダヴェンポートタルラ・ライリーエマ・トンプソンジャニュアリー・ジョーンズジェマ・アータートン。(Wikipediaより)

レイヤー・ケーキ』(Layer Cake)2004年。イギリス。105分。監督:マシュー・ヴォーンJ・J・コノリーの小説が原作。名もなき麻薬ディーラーのXXXX(ダニエル・クレイグ)。彼はこの世界から足を洗おうとしていた。そんな彼に託された、「地方ギャングとのMDMAの取引」「組織のボスと懇意な大物マフィアの娘の捜索」という訳ありの2つの仕事。計画通りにことを進めようとしたXXXXだったが、マフィアの娘の捜索は途中で頓挫し、MDMAの取引もその出所が凶暴な犯罪組織(原作ではネオナチ、映画ではボスニア紛争の指名手配中の戦犯)からの盗品であることが判明し、XXXXとその仲間は彼らから送り込まれた殺し屋から狙われることになるが、その中でXXXXは組織のボスの重大な秘密を知ってしまう。他にコルム・ミーニイシエナ・ミラーマイケル・ガンボンマイケル・ガンボントム・ハーディベン・ウィショー。(Wikipediaより)

 

 

 

 

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1392.コウサの町角

2018-01-23 17:10:52 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月23日(火曜日)曇り薄晴のち快晴。18℃~8℃。降水確率0%。湿度69%。朝起きると濃霧。10時に霧は晴れる。

30号20号にチタニウム・ホワイトとロー・シェンナを塗る。淡彩スケッチ撮影。(1411-1420)縮小画像を作りフォルダに挿入。先日のアルガルベの花の写真も一部補正。

きょうのポルトガルニュース』マデイラで57歳と59歳の女性2人インフルエンザで死亡。都市ガスよりプロパンガスの方が安価。首相のアントニオ・コスタがPSの成果を強調。その首相がレイリアで松を植樹。携帯を掛けながら運転の交通取り締まり。ポルトガルは核家族化で若い母の子育て問題、イギリスやスペインも同様。スイス・アルプスで雪崩のリスク立ち入り禁止。アラスカで津波観測。ブラジルで報道ヘリが海に墜落2人死亡。草津で噴火。ベンツが3ミリオンユーロのスポーツカーを開発。今夜ブラガで20:00からヴィットリア・セトゥーバルの試合。

午後から『リードゥルで買い物』パン(カセティーニョ)x4=0,50€。パン(ビジョウ)x6=0,42€。バゲット(ガーリックバター)175gx2=1,09€。蕪1,020kg=1,93€。玉ねぎ0,795kg=0,71€。カリフラワー0,525kg=0,89€。パプリカ0,366kg=0,68€。サヤエンドウ0,465kg=1,64€。赤カブ200g=0,99€。フランスネギ400g=0,99€。ブラウンマッシュルーム300g=1,79€。ナチュラルヨーグルト125gx16=2,70€。フランクフルトソーセージ500g=2,99€。ゴーダチーズ450g=2,59€。ルッコラ100g=0,99€。卵M玉6=0,85€。瓶詰め赤豆400g=0,55€。オイルサージン,ピリピリトマト味=0,65€。ツナ缶x3=1,59€。コーヒーフィルター(100枚)=0,99€。鶏骨付上腿600g=1,99€。豚ロース600g=2,59€。VIT用Gパン=11,99€。合計=42,10€。

昨夜の映画は、

アルティメット・ファイター』(Fighting) 2009年。アメリカ。105分。監督:ディート・モンティエル。小さな田舎町から大都会ニューヨークへやって来たショーン(チャニング・テイタム)は路上で模造品を販売して日銭を稼いでいた。ある日街のチンピラと乱闘騒ぎを起こしてしまうが、その様子を見ていたハーヴェイ(テレンス・ハワード)という男にスカウトされる。ストリート・ファイトへ参加を持ちかけられたショーンは、大金欲しさに出場を決意。強敵たちを次々と倒してのし上がっていく。裏の世界へ足を踏み入れたショーンは、その格闘センスで一躍有名になるが、因縁の相手エヴァンと出会ったことで運命が次第に狂わされてゆく…。他にルイス・ガスマンズライ・エナオ。(Yahoo映画より)

L.A.コンフィデンシャル』(L.A.Confidential)1997年。アメリカ。138分。監督:カーティス・ハンソン。1990年に発刊されたジェイムズ・エルロイの『L.A.四部作』の第3部である小説を原作とした1950年代のロス市警 (L.A.P.D.)。マフィアのボス逮捕による暗黒街の混乱、酔った警官がメキシコ系移民の容疑者に暴行した「血のクリスマス」事件など、騒然としたロスの世相を背景に、カフェで元刑事を含む6人が惨殺された「ナイトアウルの虐殺」事件を捜査するロス市警の3人の警官が、捜査を進めるうちに警察内部の腐敗に直面する人間模様を描いている。映画版は一癖も二癖もある刑事を演じたラッセル・クロウ(ハリウッド初出演作)、ガイ・ピアースの出世作となった。舞台は、1950年代のロサンゼルス。マフィアの幹部(ミッキー・コーエン)の逮捕をきっかけに、血みどろの抗争が繰り広げられていた。ある日、街のコーヒーショップで客が皆殺しにされる猟奇殺人事件がおきる。被害者の一人は刑事だった。その刑事の相棒だったバド(ラッセル・クロウ)は新入りのエド(ガイ・ピアース)、ジャック(ケヴィン・スペイシー)と共に事件の捜査に当たる。やがて、犯人と見られる三人組はエドに射殺され、事件は解決したかに見える。(Wikipediaより)

パブリック・エネミーズ』(Public Enemies)2009年。アメリカ。143分。監督:マイケル・マン。原作はブライアン・バーロウによる、実在した犯罪者ジョン・デリンジャーを主人公としたノンフィクション。舞台は1933年、大恐慌時代のアメリカ。銀行強盗のジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)は、警察をあざ笑うかのような大胆な手口、弱者からは奪わないという姿勢で、犯罪者でありながらさながら大スターのようにもてはやされていた。司法省捜査局(BOI)長官、J・エドガー・フーヴァー(ビリー・クラダップ)は越境犯罪を繰り返すデリンジャーを「公共の敵筆頭(Public Enemy No.1)」として指名手配し、更にシカゴ支局へ“プリティ・ボーイ”・フロイド(チャニング・テイタム)を射殺したメルヴィン・パーヴィス捜査官(クリスチャン・ベール)を赴任させる。ある日、デリンジャーはビリー・フレシェット(マリオン・コティヤール)という神秘的な魅力をもつ女性と出会う。ビリーも、彼の強引で一途な愛に次第に惹かれていく。捜査の目をかいくぐり、密会する2人。例え逮捕されてもすぐさま脱獄し、再び銀行強盗に手を染めるデリンジャー一味。しかし、それまで後ろ盾となっていた者達はデリンジャーを「お前のやり方はもはや時代遅れ」だと切り捨てる。一方、彼らを追うパーヴィス達捜査局は地方支局から古参の武闘派捜査官を呼び寄せ、少しずつ綻びを見せ始めたデリンジャー一味へと捜査の手を届かせようとしていた。(Wikipediaより)

 

 

 

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1391.コウサの町角

2018-01-22 14:49:40 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月22日(月曜日)曇り時々薄日のち快晴。18℃~9℃。降水確率0%。湿度83%。水道局の荒れ地が鮮やかな緑色に。時折、穏やかなサド湾の1点に光線が射しプラチナ色に輝く。午後からは雲も消え快晴。洗濯物が良く乾く。

きょうから30号と20号に取り掛かる。先ずカドミウム・オレンジとイエロー・オーカーで当りを点ける。地塗りが未だ少し半乾き。スケッチに淡彩を施す。

『きょうのニュース』アンゴラの元副大統領とポルトガルのオルランド・フィグエイラの賄賂問題の裁判。閉鎖したサカヴェンのトライアンフ縫製工場元労働者が大統領官邸前で抗議集会。昨10月ロウサオンの山火事で焼けたのは86%が松、その焼けた松を1,5ミリオンユーロで販売。ポルトガル人は2000年から人口が減少し続けている。内臓移植手術は1011人に施したが更に2000人が必要としている。トルコ軍はシリアのクルドを爆撃。リアル・マドリとコルーニャの試合は7-1、その内2点をクリスティアーノの得点だが顔に怪我出血で途中退場。ヴィットリア・セトゥーバルは明日ブラガとの試合に向けブラガに出発、1000人のサポーターが同行?

昨夜の映画は、

ブリッジ・オブ・スパイ』(Bridge of Spies)2015年。アメリカ。141分。監督:スティーヴン・スピルバーグ。脚本:マット・チャーマン及びコーエン兄弟。U-2撃墜事件でソ連の捕虜となったフランシス・ゲイリー・パワーズの解放のために動く弁護士のジェームズ・ドノヴァンが中心に描かれる。題名の『ブリッジ・オブ・スパイ』とはスパイ交換が行われたグリーニッケ橋を指す。冷戦中の1957年、ブルックリンで画家を装い諜報活動を行っていたソ連のスパイルドルフ・アベルマーク・ライランス)は、FBIに目をつけられ追跡されていた。彼がデッド・ドロップ後に滞在するホテル・レイサムで情報解読しているとき、スパイだと確信したFBI捜査員がそこに突入し家宅捜査、逮捕される。ワターズ&コワン&ドノヴァン法律事務所の保険担当弁護士 ジェームズ・ドノヴァントム・ハンクス)は共同経営者のトーマス・ワターズ(アラン・アルダ)と連邦裁判所のリン・グッドナフから、公平性を演出するため弁護士がいないアベルに連邦裁判所弁護士会の弁護士全員の推薦を受け、ドノヴァンが彼の弁護士として選出されたと伝えられる。ドノヴァンは刑事事件を何年も担当していないことやスパイという自国の敵を弁護し非難を受けることを心配し、少し考えた後弁護を受け入れる。妻のメアリー(エイミー・ライアン)からは家族に危険が及ぶことや、敵国のスパイなどを理由に弁護を引き受けることに否定的な意見を言われる。ドノヴァンは拘置所を訪れアベルと初対面し、彼が弁護を承諾したことを受けて政府への協力の可否を尋ね協力しないとの答えを聞いた後、裁判について打ち合わせる。とあるモーテルではアメリカの軍人が集められ、上空からU-2偵察機でソ連を偵察するためのパイロットの秘密保全検査が行われていた。検査終了後、フランシス・ゲイリー・パワーズ(オースティン・ストウェル)とジョー・マーフィ(ジェシー・プレモンス)らはCIAのウィリアムズ(スティーヴン・クンケン)より今回の任務内容を聞かされ、内容は他言無用で撃墜されたり捕虜になることも絶対避けなければならないと言い渡される。ドノヴァンは旧知の仲であるモーティマー・W・バイヤーズ判事(デイキン・マシューズ)に裁判の日程延期を申し入れるが、有罪が決まっていると却下される。帰り道でドノヴァンはCIAのホフマン(スコット・シェパード)に接触されアベルが何を話したか尋ねられるが、依頼人との守秘義務だとして答えない。1960年、パキスタンのペシャーワル米空軍基地でパワーズたちはウィリアムズからU-2偵察機を見せられ構造の解説を聞いたあと、別のエージェントから詳細な情報を教えられる。ドノヴァンは部下のダグ・フォレスター(ビリー・マグヌッセン)と共にアベルのアトリエから押収されたスパイ道具を確認しに訪れて捜索令状が今回の罪状のものではないことを調べ、証拠品は無効だと判事に異議を申し立てるが却下される。敵国スパイを弁護したことで世間の目が厳しくなるなか無罪を求めて弁護するドノヴァンだが、陪審評決は全員一致で有罪となる。死刑判決だけはなんとか回避しようとアベルと面会後に判事の自宅を訪問したドノヴァンは、将来アメリカ人がソ連の捕虜となった場合の交換材料として生かしておくことを提言する。判事からそのことに疑問を呈され、ドノヴァンは切り札としてだけでなく人道的な面でアベルが祖国に忠誠を誓っているだけの無害な人物だと答える。その結果判事の心証が変わり誰もが確信していた死刑判決を回避することに成功し、懲役刑の判決が下される。ドノヴァンはさらに刑を軽くしようと最高裁への上訴を決め、アベルから危険だと忠告されながらも弁護を続行する。しかしマスコミが裁判をスキャンダラスに報じ、ドノヴァン家は自宅を銃撃されるなど過激なバッシングを受けるようになる。米空軍基地で偵察機の自爆装置や1ドルコインに隠した自害用の毒針の説明をウィリアムズから聞いたパワーズたちは、偵察機に乗り込みソ連へ向けて出発する。ドノヴァンは最高裁長官に向けて口頭弁論し、アベルの人権を尊重するよう訴えかける。結果は最高裁の判決が5対4で有罪となりニューヨークに戻ったドノヴァンは、東ドイツから送られたアベルの妻だという人物の手紙を彼に見せる。するとアベルは妻によるものではないと断言し、次の動きを知るためドノヴァンが返事を送ることに賛同する。一方、ソ連の上空でカメラによる偵察を行っていたパワーズは、偵察機に向けて発射された地対空ミサイルが命中し撃墜。捕らえられたパワーズはソ連の裁判で禁固10年の判決が下る。その後ドノヴァンはCIAのアレン・ダレス長官(ピーター・マクロビー)と会い、手紙はアベルを国民と認めたくないソ連が東ドイツを経由して送ってきた、アメリカ人パイロットを捕まえたと伝えるものだと言われる。それはドノヴァンが予期していた捕虜交換を提案するもので、ダレス長官は彼に民間人としてスパイ交換の交渉役を担うよう依頼する。ベルリンの壁が建設されつつあるドイツでは、アメリカ人留学生 フレデリック・プライヤー(ウィル・ロジャース)が東ベルリンにいる恋人と西側へ逃走を図るが捕らえられる。西ドイツでホフマンと別れ、ドノヴァンは交渉を開始するため東ベルリンにあるソ連大使館を目指し、翌日フリードリヒ通り駅を通り治安が不安定な東ベルリンに入る。(Wikipediaより)

トランスポーター3 アンリミテッド』(Transporter 3)2008年。英語で製作されたフランス映画。104分。監督:オリヴィエ・メガトン。製作・脚本:リュック・ベッソン。ある輸送船の中で2人の人間が毒物で死に、その後ウクライナの環境大臣・レオニード・ヴァシーレブ(ジェローン・クラッベ)に脅迫の電話がかかる。ある夜、主人公フランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)の家に1台の車が突っ込んできた。車に乗っていたのはフランクが仕事を紹介した運び屋仲間で、瀕死の重傷を負っていた。フランクは救急車を呼び、介抱していると男は失神しかけながらも「救急車は呼ばないでくれ」と懇願する。だが、まもなく救急車が到着し、男を収容し始める。フランクは車に同乗していた娘(ヴァレンティーナ)(ナタリア・ルダコーワ)に気づき、その娘との会話から彼の腕には車から75フィート(=22.86m)離れると爆発する腕輪がつけられていることを知り、救急車を止めようと後を追うが、その瞬間、救急車は爆発炎上。フランクは娘の元へ戻り、事情を尋ねようとしたその刹那、背後から襲われ意識を失う。見知らぬ場所で意識を取り戻したフランクの腕には例の腕輪がつけられていた。フランクと娘は都市から都市へと移動する。2人は常にレオニードが送り込んだ捜査官から追われ、ジョンソン(ロバート・ネッパー)の細かい監視が続く。フランクはジョンソンの指示通りに、マルセイユ、シュトゥットガルト、ブダペスト、オデッサとヴァレンティーナを運ぶ。腕輪は最高機密で友人がハッキングするが、爆弾は外せないままで車を奪われ、自転車で追いかける。ルールを破って荷物を見るが、電話帳しかない。首の後ろに「安」とタトゥーしている、その娘自身が荷物だと分かる。国際廃棄物管理会社・エココープ社はウクライナで施設を操業する権利を得ていた。有毒廃棄物を国内に持ち込むには環境大臣が署名した契約書が必要だが、大臣は営利をむさぼる企業に自国を汚染させたくはなかった。エココープ社は大臣の署名を得るため、テロ対策のデルタ部隊出身のボディーガード、ジョナス・ジョンソンを雇う。ジョンソンは大臣の娘・ヴァレンティーナを誘拐し、救出されないよう常に娘を動かしておくため、運び屋のフランクに依頼したのだった。オデッサで敵に囲まれ、娘が連れ去られ、列車に乗せられる。後一歩で車から離れることのできる限界距離になる。(Wikipediaより)

 

 

 

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1390.カサ・ブランカの町角

2018-01-21 18:14:31 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月21日(日曜日)曇りのち時々晴れ。18℃~8℃。降水確率1%。湿度82%。空一面に雲が覆い被さり、サド湾も鉛色。気温以上に寒く感じる。鳩たちも寒そうに羽を逆立て電線に並んでいる。カモメだけが悠々と目の前を滑空する。午後からは晴れ間も。外出時は汗をかく程にも。アルガルベではトウゴマが鮮やかな赤い花を付けていたがこちらでは未だ見られない。アーモンドも同様だ。我が家のセントポーリアは5鉢が満開。

6号にチタニウム・ホワイトとロー・シェンナでサインを入れる。しばらくこれで眺めてみることにする。

青い鳥』(L’Oiseau Bleu)著:モーリス・メーテルリンク(ベルギー1862-1949)訳:川口 篤。読了。

パルメラのジュンボGSでガソリン26,42リッターx1,449=36,28€。

モンティージョのコンチネンテで買い物。MUZ用モスグリーン綿パン=12,00€。ハルスのど飴0,79x2=1,58€。オリーブ油ガロ(VE SUBLIME 3,59€分割引)750ml=3,39€。バナナ0,795g=0,83€。リンゴ(ガラ)1,5kg=1,49€。ジャガイモ3kg=2,19€。ニンジン1kg=0,60€。合計=22,08€。フォーラム・モンティージョはバーゲンをしているためか凄い人出。駐車場も満杯。

『きょうのニュース』アソーレスのホルタ島で悪天候のため再びフェリーが座礁。アナディアのバイク部品工場火災全焼。若者たちのネットラジオZIP誕生から1年。アフガニスタンのホテルにタリバンが攻撃6人死亡。漁獲量減少のランプライア解禁、4月15日まで。ヴィディグエイラの有志仲間がポンコツクラシックバイクをリメイク。カステロ・ブランコのランドーソでボード(プリッツ型素朴な揚げパン)祭り。マデイラの博物館の入場者数が過去最高記録。オバールで2月13日、カーニバル。

昨夜の映画は、

幸せをつかむ歌』(Ricki and the Flash)2015年。アメリカ。101分。コメディ。監督:ジョナサン・デミ。脚本:ディアブロ・コディ。またメリル・ストリープが実娘のメイミー・ガマーと親子役を演じている。かつてミュージシャンとして成功する夢を追いかけ、夫と三人の子供を捨てたリッキー(メリル・ストリープ)。現在彼女はバンド「リッキー&ザ・フラッシュ」のボーカル兼ギターとしてロサンゼルス郊外の小さなライブハウスに立つ日々を過ごしていたが、その生活は破産寸前だった。そんなある日、元夫のピート(ケヴィン・クライン)から連絡があり、娘のジュリー(メイミー・ガマー)が夫に捨てられ酷く落ち込んでいるから励ましてほしいと頼まれる。この報せを聞いたリッキーは愛する娘のために何とか飛行機代を工面して駆けつけるが、ジュリーは自分たちを捨てたリッキーを未だに許すことができず、それは他の家族も同じだった。リッキーはジュリーと共に過ごしていく内に自らの過ちを見つめ直していき、そのことで壊れてしまった家族の関係にも変化が訪れる。他にオードラ・マクドナルドセバスチャン・スタンリック・スプリングフィールド。(Wikipediaより)

スコア』(The Score)2001年。アメリカ。124分。監督:フランク・オズ。クラブオーナーと泥棒、表裏2枚の顔を持つニック(ロバート・デ・ニーロ)が、旧友マックス(マーロン・ブランド)のためにモントリオールで最後の一仕事をこなすクライム・サスペンス映画で、スコアとは「泥棒」を意味する隠語である。世界を股に掛けて活動してきた金庫破り、ニック・ウェルズは危ない橋は渡らない、地元では仕事をしない、仲間はもたないという信条をもつ。仕事を続けてきたが、足を洗い、CAをしている恋人のダイアン(アンジェラ・バセット)とジャズ・クラブの経営を始めようと考えていた。そんな彼に、25年来の友人であるマックスは地元のモントリオールの税関の金庫に保管された秘宝の笏(しゃく=王様の杖)を盗み出すという計画を持ちかけた。悩んだ末に、ニックはこれを最後の仕事と決意する。この計画に、税関の内部に履歴書も不要な障害者を装い、夜間清掃員として潜入していた若い男、ジャック・テラー(エドワード・ノートン)が加わる。信条もあってニックは断るが、計画が動き始める。ダイアンはニックが「最後の仕事」だというのに不満で別れる。マックスが借金したテディとの手切れ金のために計画したことが分かり、笏は3000万ドルで売るといい、マックスに仕事を懇願される。フランスの国宝と分かり、警備が厳しくなる。決行当日。金庫を内側から爆発させる仕掛けをしている最中にジャックが上司に見つかり、下っ端で終わるのが嫌だとニックを裏切る。しかし、ニックによって笏はすり替わっていた。ジャックは金庫破りの主犯として追われることとなり、ニックはダイアンと空港で落ち合い逃亡する。後談、エドワード・ノートンは「脚本は好きではなかったが、ロバート・デ・ニーロとマーロン・ブランドと自分がポスターに写っている事を想像したら出演したくなった」と言って出演を決定した。ほとんどのデ・ニーロとマーロン・ブランドの間の会話は即興である。そしてマーロン・ブランドの遺作となった。(Wikipediaより)

コンテンダー』(The Runner)2015年。アメリカ。90分。政治サスペンス。監督:オースティン・スターク。2010年に実際に起こったメキシコ湾原油流出事故を題材に、社会派政治家( ニコラス・ケイジ)が女性スキャンダルによって失脚し、極限まで追い込まれていく。他に コニー・ニールセンピーター・フォンダサラ・ポールソンウェンデル・ピアース。(Wikipediaより)

 

 

 

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1389.コウサの町角

2018-01-20 14:16:41 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月20日(土曜日)快晴。17℃~5℃。降水確率0%。湿度84%。野鳥は既に春を感じているのか、メルローが囀り始めている。

6号にチタニウム・ホワイトとロー・シェンナをほんの少しポイント的に塗る。

土曜日なのでメルカド。久しぶり。いつも新鮮な魚を並べている店に1尾だけ金目鯛があった。それを買おうと思って「このサロンゴ下さい。」と言うと台の下から更に5~6尾の金目鯛を台に並べたのでその中から一番大きそうなのを選ぶ。サロンゴ(金目鯛)0,77kg=10,78€と、菜の花1束650g=1€を買う。金目鯛は今年度出始めか?キロ14€と高めだが2軒で出ていた。これからどんどん出るのだろう。

その後、ルイサ・トディの蚤の市。日本の浮世絵模様の古いコーヒーカップセットやティーカップセットが数件の店に出ていた。どうせ中国製だろうと思ったが、ミルクピッチャーを裏返して見ると『大日本』という文字が書かれていた。戦前の日本製だろうか?絵本『Vila Velha de Rodão Historia e Lendas do Rei Vamba』(ヴィラ・ヴェーリャ・デ・ロダオンの歴史とヴァンバ王の伝説)著:Jose Fortunato. 絵:João Senaを2€で買う。エストレラ山に行く途中いつも通る、テージョ川上流沿いで、パルプ工場のある町ヴィラ・ヴェーリャ・デ・ロダオン。油彩にもしたこともある町で珍しいので買ったがどんな歴史があるのだろう。

『きょうのニュース』アルガルベで1,600kgのハシッシが押収される。

昨夜の映画は、

『太陽の中の対決』(Hombre) 1967年。アメリカ。111分。西部劇。監督:マーティン・リットエルモア・レナードの小説を、アーヴィング・ラヴェッチハリエット・フランク・ジュニアが脚本。1880年代の東部アリゾナ。ここは元アパッチの地であったが、白人に奪われてから、彼らはサン・カーロスの保護地に移り住んだ。その中のひとりジョン・ラッセル(ポール・ニューマン)は白人だがアパッチに育てられた男だ。彼は養父から遺産として下宿屋をもらったが、それを売りはらい、コンテンションという所で馬を買う計画をたてていた。そして数日後、南へ行く小型の馬車をやっとのことで見つけることができた。というのは、この地方にも鉄道が敷かれ、駅馬車が影をひそめる時代が来たのだ。南へ行く馬車の同乗者は、ジョンのほかに、下宿屋のマネージャーだったジェシー(ダイアン・シレント)、ビリー・リー(Pete Lazer)とドリスの新婚夫婦、そして60がらみのフェーバー(フレドリック・マーチ)と若い妻オードラ(バーバラ・ラッシュ)たちだった。馬車が出る間際にグライムス(リチャード・ブーン)と名のる男が強引に乗り込んだ。馬車がけわしい山を越えると、突如行く手に3人のガンマンが現れた。ひとりはジョンの下宿屋にいたブレイトン(ジョン・キャメロン・ミッチェル)という元保安官。この3人に、ひとりのメキシコ人(マーティン・バルサム)が加わりさらにグライムスが合流して、その頭にたった。5人のガンマンの目的はフェーバーだった。彼はインディアン用の食肉を横流しして儲けていた極悪人。5人はフェーバーの金を奪い若妻オードラを人質にして逃げた。後を追ったジョンは2人を射殺し、金だけは無事に取り戻した。その金を、フェーバーは持ち逃げしようとしたが、逆にジョンに身ひとつで追放された。生き残ったグライムスは、オードラと金を交換しようと言ってきたがジョンは拒絶。するとグライムスは、オードラを強い太陽の下で縛りつけた。このままにしておけば、渇きと日射病で死んでしまう。この頃、追放されたフェーバーも戻ってきていたが、もはや疲れきって、なすすべもない。結局はジョンが“夫のフェーバーが、インディアンにひもじい思いをさせた報いだ”とつぶやきながらも助けてくれた。しかし、金と交換でなしにオードラを助けたジョンは、グライムスとメキシコ人の2人を射殺したが、5人のガンマンの最後のひとりに倒されてしまった。復讐はビリー・リーがした。そしてジョンの遺体は、かつて彼の下宿屋で働いていたジェシーが、町へ持っていき、弔ってやるという。(Movie Walkerより)

 

 

 

 

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1388.モーラの町角

2018-01-19 15:05:56 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月19日(金曜日)快晴。19℃~8℃。降水確率0%。湿度86%。風が強い。

6号にバーント・アンバーを塗る。

『きょうのニュース』大統領のマルセロ・ソウザが最高裁今年度開所式で挨拶。ポルトガル人は塩分と糖分の摂り過ぎ、糖尿病のリスク大。倒産銀行BESとBANIFを国会でBSなどが言及。ブラジルのコパカバーナの人混みの中に車突っ込む。ドイツ、オランダ、ベルギーなどヨーロッパ悪天候、風速時速200キロに、被害多数。セトゥーバルのジェネラル電気が閉鎖撤退。トーレス・ヴェドラスの学校、老朽化で学校許可取り消し。エストリルのサッカー競技場老朽化で危険な状態。ベネズエラ経済混迷。ローマ法王ペルー、チリなど南米歴訪、法王が乗った車が報道人を跳ねる事故。ナザレで世界最大級35メートルの高波でサーフィン。

昨夜の映画は、マット・デイモンの2本立て。

ブラザーズ・グリム』(The Brothers Grimm)2005年。イギリス。117分。監督:テリー・ギリアム。1796年、グリム兄弟の弟のジェイク(ヒース・レジャー)は、病気の妹を医者に診せる金を作るために売る牛を、騙されて「魔法の豆」と交換してしまうような夢見がちな子供だった。兄のウィル(マット・デイモン)はそんな弟をバカだと激怒する。妹は医者に診せられぬまま、死んでしまう。15年後、成長したウィルとジェイクの兄弟は、魔物退治の達人として名を知られた存在となっており、各地を巡って魔物を退治しては報酬を得ていた。ジェイクは各地の民話や伝説を収集するのに熱心で、ウィルは現実的で要領よく生きようとしていた。そしてフランス占領下ドイツのとある村でバンシー退治を首尾よく成し遂げたが、そこでフランスのドゥラトンブ将軍(ジョナサン・プライス)の部下であるカヴァルディ(ピーター・ストーメア)に、ペテン師として仲間と共に逮捕されてしまう。ドゥラトンブ将軍は、兄弟一味を見逃す代わりにある森で起こっている不可解な連続少女失踪事件のトリックをあばき、解決することを要求してきた。兄弟たちは仕方なしに要求を受け入れ、カヴァルディの監視付きで、森のある村に出向く。そこで兄弟は、村人から良く思われていないが、森に詳しい猟師の娘アンジェリカ(レナ・ヘディ)に助力を請い、人がおそれて足を踏み入れない森の奥も調べることになった。そこは昔、忌まわしい魔力を持つ、美貌の鏡の女王(モニカ・ベルッチ)が住んでいたと言い伝えられる塔の建つ森であった。事件の背後には、あくまで人為的なトリックがあると思っていた兄弟だが、森では今も鏡の女王の気配と魔力が息づいているかのような解明できない奇怪な出来事が立て続けに起こり、調査中にも少女の失踪は続いていた。やがて兄弟も驚いたことに、少女たちの失踪は、鏡の女王の偏執的な宿願によって引き起こされていたことが判明したが、すでに時はさし迫り、集められた少女たちが女王の犠牲になろうとしている夜になってしまっていた。おぞましい企みを阻止しようとする兄弟にも、次々と女王の魔の手が襲いかかってくる。兄弟は協力して奮戦するのだった。(Wikipediaより)

リプリー』(The Talented Mr. Ripley)1999年。アメリカ。140分。監督:アンソニー・ミンゲラ。原作は1960年公開のフランスとイタリアの合作映画『太陽がいっぱい』と同一であるパトリシア・ハイスミスの同名小説だが、より原作に忠実なプロットとなっている。1950年代のニューヨーク。貧しく孤独な青年トム・リプリー(マット・デイモン)は、ピアノ弾きの代役として出向いたパーティで、借りて着ていたジャケットのために、大富豪のグリーンリーフ(ジェームズ・レブホーン)に息子のディッキー(ジュード・ロウ)と同じプリンストン大学の卒業生と間違われる。とっさにディッキーの友人を装ったトムは、グリーンリーフにすっかり気に入られ、地中海で遊び呆けているディッキーを連れ戻すように依頼される。これをチャンスと思ったトムは、ジャズが好きというディッキーと話を合わせるためにジャズに関する知識を猛勉強し、イタリアに向かう。 イタリアに着いたトムは、大学の友人を装いディッキーに近づく。父親に依頼されて自分を連れ帰ろうとしているトムに、はじめは反発していたディッキーだったが、トムがジャズに詳しいことを知ると、周りにいないタイプの人間という物珍しさもあり、トムを連れ回して遊ぶようになる。豪華で贅沢なバカンスを共に過ごすうちに、傲慢で身勝手だが魅力的なディッキーにトムは憧れ以上の愛情を抱き始める。しかし、トムの物珍しさにも飽きたディッキーは徐々にトムの存在が疎ましくなる。そして遂にディッキーから激しい罵りの言葉で別れを告げられたトムは発作的にディッキーを殺してしまう。ディッキーの死体を海に沈め、ホテルに戻ったトムはフロント係にディッキーと間違われたことから、ディッキーになりすますことを思いつく。トムとディッキーの二重生活を巧みにこなし、悠々自適な生活を続けるトムだったが、ディッキーの旧友フレディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)が現れ、トムを怪しみ出したことから、フレディを事故に見せかけ殺害する。一方、ニューヨークからの船でディッキーのフリをして知り合った名家の令嬢メレディス(ケイト・ブランシェット)と再会したトムは、彼女をエスコートしていた青年ピーター(ジャック・ダヴェンポート)と知り合い、愛し合うようになる。その後、ディッキーの恋人マージ(グウィネス・パルトロー)に怪しまれつつも、何とか切り抜け、まんまと財産をものにしたトムは、ピーターと船旅に出る。しかし、その船でトムはメレディスと出会ってしまう。いまだにトムをディッキーと信じているメレディスと、ピーターを会わせるわけにいかないトムは、愛するピーターをも手にかける。(Wikipediaより)

 

 

 

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1387.セトゥーバルの町並

2018-01-18 14:49:47 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月18日(木曜日)快晴。18℃~6℃。降水確率0%。湿度88%。

旅で撮った写真をフォルダに入れる。

久しぶりの制作、6号にプルシャン・ブルーを塗る。

朝9時から午後2時まで断水。殆ど影響なし。

『きょうのニュース』ポルトガル警察も日本の様なスピード違反交通取り締まりも始めた。オートヨーロッパの就業時間問題は未解決。プジョーとシトロエンが業務提携で強力に。ポルトガルの住宅は10.4%の値上がり、ヨーロッパの平均4,6%を上回る。郵便局の閉鎖問題で、抗議行動の広がりをみせる。悪天候で5メートルの高波。オランダやベルギーでも悪天候で3人の死亡。ブラジルで公共交通費の値上げに伴う抗議行動が暴徒化。ベネズエラ経済が混乱。バルセロナでパイナップルに隠された750キロのコカインが押収される。ポルトガル航空の従業員、2か月かけて1,100キロの距離を踏破南極点に達する。

昨夜は夕食も摂らず、風呂に入ってから映画も観ないでぐっすり眠る。

 

2018年1月17日(水曜日)晴れ時々曇り。17℃~7℃。降水確率0%。

08:30よりアウラマールの朝食。朝食の後ビーチを散歩。砂と貝で作られた犬の顔などが波に浚われない場所に作られていて、良く出来ていた。初見花と思われる花を撮影したが、初見花ではない可能性もある。今から精査。ホテルを10:00頃出発。ファーロ、オーリャオン、タビラを通過。国道125号線沿い、ヴィラ・レアル・デ・サント・アントニオの手前アルチューラというところの国道沿いのレストラン(Ze da Tasca Ⅱ)で昼食。アロス・デ・リンゲラオン(マテ貝リゾット)、コストレット・コン・コギュメロス(豚ロース・キノコソース和え)、パン、オリーブ、ノンアルコールビール、コップ赤ワイン、カフェインレスコーヒーx2、合計=26,10€。チップ2€。久しぶりにマテ貝のリゾットが食べられて良かったし、豚肉も旨かった。満足な昼食。ヴィラ・レアル・ド・サント・アントニオ、カストロ・マリムを通過。アルコウティンで少しスケッチ、メルトーラのカフェでトイレ休憩、デスカフェイナードx2=1€。今時コーヒー1杯が50センチモとは安すぎる。べ―ジャ、フェレイラ・デ・アレンテージョを通過。グランドラのコンチネンテでトイレ休憩、ついでに買い物。ナチュラルヨーグルト6x125g=0,86x2=1,72€。バナナ0,82kg=0,86€。レモン2個0,305g=0,70€。キャベツ・コラサオン0,850g=0,84€、合計=4,12€。前回割引分で支出なし。西日もなく真っ暗になってからの帰宅。20:00到着。入り口に張り紙「明日断水」

 

2018年1月16日(火曜日)晴れ時々曇り。17℃~4℃。降水確率2%。

08:00よりアウラマールの朝食、以前よりジュースが良くなっていた。たっぷり食べる。09:30サグレス岬に向け出発。アーモンドはじめ花は殆ど咲いていない。陽が昇りオキザリスやスイート・アリッサムなどが沿道に咲いているのは確認できるが少ない。サグレス岬入場、シニア料金1,5x2=3€。ゆっくり一周する。途中掲示板を見ていると外人から「こんにちは」と声を掛けられびっくりする。右回りで一周したが往きは暑く帰りは風が強く身体が冷えた。イギリスなどからの観光客はTシャツ1枚。サグレス漁港で昼食。タコのサラダ、大きな舌平目の炭火焼き、剣崎イカ3尾の炭火焼き、ポテトフライ、ミックスサラダ、オリーブ、ノンアルコールビール、コップ赤ワイン、カフェインレスコーヒーx2=合計=38,60€。チップ1€。舌平目もイカも旨かった。昼食後再びサグレス岬の駐車場まで行き、桃葉スミレを確認、やはり咲いていた。ホテルまでの帰りラゴアのジュンボGSで給油、24,75Ltx1,449=36,86€。アルブフェイラのリードゥルで買い物。白ワイン1Lt=0,79€。サラミソーセージ1,49€。生ハム1,89€。パン(Trigo da Avo)=0,59€。合計=4,76€。夕食は部屋でワインと生ハム。

 

2018年1月15日(月曜日)晴れ時々曇り。14℃~2℃。降水確率13%。

朝、9時半に出発、未だ通勤ラッシュが続いているのかセトゥーバルを抜けるのに車が多い。朝日が眩しい。最初のトイレ休憩はグランドラのコンチネンテ、反対側なので出入りが面倒、コーヒーx2=1,30€。次の休憩はミモサのドライブイン、昼食の予定場所だったが11時半で未だお腹は空いていないのでノンアルコールビールとバカリヤウコロッケだけ。ミネラルウオーター0,90€、コロッケ2個=2,40€,ノンアルコールビール1,20、合計=4,50€。ミモサを過ぎてIC1を外れ261号線に乗りアジュストレルからカステロ・ベルデそしてロサリオ、アルモドヴァ―ルの街の中心で昼食。カベサ・デ・ボラゴ(羊の頭)、ペスカダ・フリット(タラのフライ)、何れもサラダ、ポテトフライまたはご飯付き、ノンアルコールビールx2、コーヒーx2、合計=13,30€。チップ1€。レストランのテレビのニュースでアライオロスの地震を伝えている。マグニチュード4,9。被害は無かったのか?レストランの客も店の人も誰も気にしていない。ドグエノ、アメイシャル、カヴァロス、ヴァレ・デ・ロサ、バランコ・デ・ヴェーリョ、アルポルテルなど国道沿いの小さな村でスケッチをしながら南下。アルガルベのロウレに出て、アルブフェイラのホテル・アウラマールに17:00到着。キーのデポジット10€。部屋はA514、このホテルはもう既に何回も泊っているがA棟は初めてキッチンはなく冷蔵庫だけ、でも5階だから海が正面に見えて眺めが良い。ホテル料金は今までで最安値、2泊朝食付き2人で21€/1泊x2=42€。夕食は部屋でワインとナッツ類のつまみだけ。ベッドは冷たくエキストラ毛布を掛ける。寝るまでと朝早くにはエアコンを点ける。

 

 

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1386.モーラの町角

2018-01-14 17:42:45 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月14日(日曜日)晴れ時々曇り。13℃~6℃。降水確率70%。湿度92%。昨夜に雨が降ったらしく道や水道タンクの上がたっぷりと濡れている。10時のコーヒータイムには強烈な陽が射し読書をしながらトレーナーなど2枚を脱ぐ。

6号にヴィリジャンをポイント的に塗る。20号30号の地塗り。

第2日曜日なのでピニャル・ノヴォの露店市、昼食を自宅で済ませてから出かける。MUZ用ソックス6足=5ユーロ。露店市では冷たい風。

ガソリンをパルメラのジュンボGSで29,25Lx1,439=42,09€。

パルメラのコンチネンテで買い物。明日から旅に出るので生ものは買わない。トマト缶390g=0,40x2=0,80€。牛乳メイオゴルド6x0,46-0,13=2,76€。牛乳メイオゴルド6x0,46=2,97€。コーヒー豆インド250g=1,85€。コーヒー豆キューバ250g=1,94€。ココア400+200g=2,69€。トイレットペーパー60巻=7,99-2,80=5,19€。キッチンペーパー4巻=1,16€。ゲル・デ・バーニョ1L=1,19€。ニベアクリーム250ml=4,89€。キャンドル55gx2=1,00€。合計=29,21。前回割引分マイナス5ユーロ。支払合計=24,21€。

『きょうのニュース』トンデーラ県ヴィラ・ノヴァ・ダ・ライーニャのレクレーションセンターで昨夜火災、死者8名、負傷者多数、その内39人がポルト、リスボン、コインブラの病院に搬送される惨事、早速大統領が視察。PSDの党首選挙はルイ・リオ氏の勝利。

昨夜の映画は、

恋愛小説家』(As Good as It Gets)1997年。アメリカ。139分。監督:ジェームズ・L・ブルックス。ジャック・ニコルソンとヘレン・ハントが、共にアカデミー主演男優賞と主演女優賞を受賞した。マンハッタンに暮らす偏屈なロマンス小説家のメルヴィン(ジャック・ニコルソン)は目の敵の隣人の愛犬をダストシュートに放り込んだり、話は悪意に満ちていて自己中である。さらに極度の潔癖症で有名で、鍵をかけたか、電灯を消したかを5回ずつ確かめ、1回使った石けんはゴミ箱に、人ごみの中でも「触るな」とわめき散らして歩きながら、ブロックのヘリを踏まずに歩く。行きつけのレストランでも、勝手に自分のテーブルを決めていて、持参した使い捨てのナイフ・フォークを使う。朝食は「卵3個の目玉焼き、ソーセージにポテトフライ、パンケーキにコーヒー、砂糖はダイエットシュガー」と決めている。ただ、ウェイトレスのキャロル(ヘレン・ハント)にだけは素直になる。ある日、隣りに住むゲイカップルのサイモン(グレッグ・キニア)が少年たちに襲われ、フランクと飼っている犬(ブリュッセル・グリフォン)を預かることになってしまう。嫌々ながらも世話をするうち、次第に犬とも触れ合えるようになっていった。その後、彼が日頃から気になっていた、なじみの店で働くウェイトレスのキャロルと交流をもつようになる。喘息に苦しむ息子たちと3人で下町に住んでいる。息子の病気で休むと食事ができないと、彼女の家に名医を差し向ける。サイモンが借金から破産。ボルチモアの両親に金を借りに行くことになるが、メルヴィンとキャロルも同行することに。両親に居留守を使われ、ショックのサイモンをキャロルが慰め、メルヴィンが自分のアパートの1部屋を貸すことになる。サイモンに「恥をかいてもいい、捨て身でぶつかれ」と押し出されて、キャロルに会いに行き、「もうすぐ午前4時、角のパン屋が開くんだ、焼きたてのパンを買いに行こう」「この世で僕だけが君が最高の女性だって知っている。それが僕の誇りなんだ。」とキス。パン屋さんの灯がともる。もうメルヴィンはブロックのへりを踏んでも平気になっていた。(Wikipediaより)

ラストサムライ』(The Last Samurai )2003年。アメリカ。154分。監督:エドワード・ズウィック。明治初頭の日本を舞台に、時代から取り残された侍達の生き様を描く。トム・クルーズが演じる主人公ネイサン・オールグレンのモデルは、江戸幕府のフランス軍事顧問団として来日し、榎本武揚率いる旧幕府軍に参加して箱館戦争(戊辰戦争(1868年 - 1869年))を戦ったジュール・ブリュネである。冒頭では、古事記の一説(イザナミとイザナギの神が剣で、日本の国土を生成したと信じている人々の住む国)を引用する形で、日本の国柄を紹介している。その長く深い伝統の空気を打ち破る幕末の近代化が始まりだした。建国以来の剣を信じるものと、新たな洋式鉄砲と軍隊に希望をかけるものの思いに、日本という国は分断されていったのだ。ところは変わって、南北戦争時代のアメリカ。北軍の士官として参軍したネイサン・オールグレン大尉(トム・クルーズ)は、南軍やインディアンと戦う。その戦争の渦中では、関係の無いインディアンの部族に攻撃を仕掛けたり、インディアンの子供たちを撃ち続けたりした。良心の呵責に悩まされたオールグレンは、トラウマとなった戦場での体験から逃れるように、ウイスキー浸りの生活に陥る。そんな中、日本の実業家にして大臣の大村(原田眞人)はバグリー大佐を介し、お雇い外国人として「戦場の英雄」を軍隊の教授職として雇いに来た。その頃の日本は明治維新が成り、近代国家建設のために急速な近代的軍備の増強が必須であった。大金のオファーに魅せられたオールグレンは、僚友ガント(ビリー・コノリー)とともに日本に行き、軍隊の訓練を指揮する。やがて、不平士族の領袖である勝元(渡辺謙)が鉄道を襲ったという報が入った。まだ訓練は出来ておらず、この軍隊では闘えないと抵抗するも、やむなく出動するオールグレン。案の定、隊の練度は低く、サムライたちの勢いに呑まれた部隊はバラバラになり、ガントは落命、オールグレンは勝元らに捕えられる。しかし勝元は彼を殺さず、妹のたか(小雪)に手当てをさせる。回復してきて村を歩き回り、古きよき日本の人たちの生活の風景を目の当たりにする中で、オールグレンは彼ら反乱軍=サムライたちの精神世界に魅せられるようになる。そして勝元もまた、オールグレンにどこか不思議な魅力を感じ始めていた。勝元の息子である信忠(小山田真)の村での生活を深めるにつれ、オールグレンは村の人々に急速に心を開いていくが、世話をしてくれる女性、たかはオールグレンに不信感を抱き続ける。彼女の夫は、戦場でオールグレンにより殺されたからであった。だが村の生活に敬意を表すようになったオールグレンに対し、次第にたかは心を開き始め、やがてたかはオールグレンを許すようになる。訓練と談笑と生活の中でオールグレンは心の中に静けさを取り戻し、サムライの村での生活に神聖なものを感じ始める。またオールグレンは、氏尾(真田広之)との剣合わせで、はじめて引き分けることができた。これを機に、オールグレンは氏尾や村の男たちからの信頼を急速に勝ち取る。そんな中、村の祭りが行われ、ふだんは怖く厳しい村の首領・勝元が道化を演じる舞台を見て皆が笑いあっているスキを狙って、大村が差し向けたとおぼしき間諜が密かに村に近づき、襲撃を試みる。オールグレンと勝元・村人は心を一にして間諜と戦い、ついにオールグレンは村人と味方になった。やがて春を迎えて雪が溶け道が開いた頃、政府に呼び出されて勝元一行は東京へ出向く。疑いと警戒の目で一団の行進を見つめる大村。一行の中にオールグレンが居ることを見つけて、ほっと笑顔をもらす通訳・写真家・著述家のグレアム(ティモシー・スポール)。東京でオールグレンが見たものは、すでに立派に訓練され、軍備も充実した政府軍の姿であった。街に出たオールグレンは、銃を掲げ不遜な態度で振る舞う軍人が、信忠の剣を奪い、髷を切り落とす場面に出くわす。そんなオールグレンに、大村は刺客を差し向ける。一方の勝元は、廃刀令にしたがって刀を捨てるよう大村に迫られる。勝元は判断を明治天皇(中村七之助)に仰ぐが、天皇は気弱さから目をそむけてしまう。刀を捨てない勝元は、東京にて謹慎となる。オールグレンは、大村の不平士族討伐軍の指揮官就任の申し出を断り、日本での職・役割を終わらせアメリカへ帰ろうとする。が、大村の差し向けた刺客に襲われる。その後、信忠ら村の一軍やグレアムと共に謹慎先の勝元を脱出させる。勝元一行は村へ帰還できたものの、殿を務めた信忠は警備兵に撃たれ、帰らぬ人となる。もはや、政府軍と勝元達反乱軍との対決は免れぬものとなった。意を決したオールグレンは反乱軍の一員として、大村(原田眞人)とバグリー大佐(トニー・ゴールドウィン)率いる政府軍に一矢報いる事を決めた。反乱軍は兵力を上回り、榴弾砲まで装備した政府軍を相手に勇敢に闘う。最後の騎馬による突撃でバグリー大佐を討ち取るも、回転式機関銃ガトリング砲により阻止され、オールグレンと勝元を除き反乱軍は全員戦死。傷ついた勝元は、信頼するオールグレンにとどめを刺すよう頼み、今際の際にオールグレンの背後に咲く桜を見ながら、「すべてパーフェクトだ」という言葉を遺して、こと切れた。反乱軍はオールグレン一人を残し全滅した。しかし、この闘いは決して無駄ではなかった。政府軍の兵士たちは勝元の死に様に涙し、敬意を表し跪いて頭を垂れたのである。維新以降、失われて久しかった「武士道精神」を、軍人たちが取り戻した瞬間であった。生き残ったオールグレンは明治天皇に拝謁。そこで勝元の生きざまを語り、遺刀を渡す。それは日本が真に近代国家に生まれ変わるための、勝元からのメッセージであった。(Wikipediaより)

 

 

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