アンズタケ科、(Cantharellaceae)、アンズタケ(Cantharellus)属、
学名:Cantharellus lutescens、又は、Craterellus lutescens、Cantharellus xanthopus、Cantharellus aurora、
和名:なし、英名:Yellow Foot、仏名:Chanterelle jaune、Craterelle jaune、Craterelle、葡名:Trompeta amarela、
2014年12月15日、16日、2015年1月13日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影
ポルトガルの12月半ば、林内や道ばたの斜面などに発生。蚊も飛び回り、刺されてしまった。
背丈が5センチほどの小型のきのこ。
種小名のlutescensは黄色いの意。
ベニヤマタケと同じ時期、同じ場所に発生していたが、ベニヤマタケに比べると粘性があり、全体が半透明。
柄は黄色で表面に少し顆粒がある。
傘の表面はなめらかでコーヒー色から黄土色。
色の変化もあり、傘と柄の色が同色のオレンジ色もあった。
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(GKZ植物事典)より 和名は、学名の音読みから。/属名はラテン語のcantharus(=杯)から。/種小名は「黄色の」の意。
カンタレラス・ルテスケンスはアンズタケ科のキノコである。本種は、原産地の項に記した地の沿海地に生える針葉樹林下に6~9月頃発生する。高さは 2.5~8㎝程度。傘径は2~8㎝程度。傘は始め杯状に中央部に凹みが出来るがやがて平らになる。傘色は、始め黄褐色であるがやがて茶褐色へと変化する。 柄は多肉質な明るい黄色で、途中で不規則に湾曲し、下方では幾分太くなる。更に、茎は途中で分枝をすることも珍しくない。肉は、黄色味を帯びたク リーム色で、弾力性があり、フルーツの香りがする。(GKZ植物事典)より カンタレラス・ルテスケンス
フウセンタケ科、フウセンタケ属、
学名:Cortinarius alboviolaceus、和名:ウスフジフウセンタケ(淡藤風船茸)、
2014年12月10日、15日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影
淡紫色をしているところから、ムラサキシメジと混同している人がかなりいる。
一般には食用きのことしてはあつかわれていない。
傘は初めまんじゅう形で後には中央部がふくらんだ平らになる。
色は淡紫色から灰紫色で絹糸状の光沢がある。
ひだは柄に直生から上生して並び方はやや疎、初めは淡紫色で後には茶褐色となる。
柄は傘とほぼ同色で根もとはふくらむ。
クモの巣状の膜(ツバの名残)がある。(キノコ図鑑より)
ウスフジフウセンタケCortinarius alboviolaceusでした。
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2014年11月29日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影
名前が判りません。
沿岸部に近く標高の低いコルク樫と松の混生林の松の朽木に生えていました。小型のキノコで10本ほどかたまって生えていましたがあまり多くは見ません。
傘は光沢のない褐色で、柄は透明感のあるうぐいす色です。ヒダはどうなっているか見ませんでした。ツバはないようです。名前を教えてください。
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2014年12月10日、16日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影
名前が判りません。
沿岸部に近く標高の低いコルク樫と松の混生林の砂地に生えていました。
小型のキノコで4~5本かたまって生えていましたがあまり多くは見ません。
傘は光沢のないベージュ色でまだら模様。
手に持ってみました。柄は根元ほど太いです。
柄も傘とほぼ同色です。
ヒダは茶褐色でまばらです。ツバはありません。
饅頭型まで開くようです。
名前を教えてください。
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2015年1月27日、28日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影
名前が判りません。
標高の低いコルク樫と松の混生林の暗い場所に生えていました。
森ではロクショウグサレキンかなと思いましたが、どうも違うようです。
撮って帰った写真をよく見てみると下にはゼニゴケの様なものが張り付いています。
コケの花でしょうか?
名前を教えてください。
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2014年10月26日、11月16日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2014年10月31日、コスタ・アズール地方で撮影
名前が判りません。
標高の低いコルク樫と松の混生林の開けたところの砂地に生えていました。
キノコの仲間だと思うのですが、それすら判りません。
全体がまるで鉄錆びたビットの様です。
ビットとは港の岸壁で船を繋留する鉄の杭のことだそうですが、石原裕次郎が片足をそれに掛けて「霧笛が俺を呼んでるぜ。」とか何とか言うあの舫い鉄杭です。
勇気を出して掘ってみました。
名前を教えてください。
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2014年11月12日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、12月4日、10日、18日、2015年1月27日、コスタ・アズール地方で撮影
名前が判りません。
沿岸部に近く標高の低いコルク樫と松の混生林の砂地に生えていました。
キノコの仲間だと思うのですが、それすら判りません。
全体が茶褐色でまるでゴムの様です。
数本?が固まって生えています。ポルトガルでは豚の耳を食べますが、それに似ています。
掘ってみようと思いましたが、案外ともろいです。
名前を教えてください。
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2014年12月16日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影
名前が判りません。
沿岸部に近く標高の低いコルク樫と松の混生林の砂地に生えていました。
小型のキノコで5~6本かたまって生えていましたがあまり多くは見ません。
傘は光沢のない緑褐色から黄土茶色。
手に持ってみました。
柄は傘に比べて幾分白っぽいですが、白ではありません。
ヒダは茶褐色でまばらです。ツバはありません。
森では緑っぽく見えたのと薄い色のとは別種に見えましたが、写真で見るとどうやら同じ種類の様です。
名前を教えてください。
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2014年11月21日、29日、12月4日、11日、15日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
名前が判りません。
コルク樫と松の混生林に生えていました。
これは幼菌。中型のキノコで1本2本づつであまり群生はしていません。
傘は光沢のないベージュ色から薄い茶色。
手に持ってみました。どっしりとして重いです。饅頭型までしか開かない様です。
柄も同色で下に行くほど太く、壷は傘に比べて異常に大きいです。
ヒダは茶褐色でまばらです。ツバはありません。
もしかして別の種類が混ざってるかも知れませんが判別できません。名前を教えてください。
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名前が判りません。
2014年12月4日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
沿岸部に近く標高の低いコルク樫と松の混生林の砂地に生えていました。
中型のイグチの仲間でしっかりしたキノコです。傘は光沢のある栗色で柄も栗色です。
乾燥のせいでしょうか?柄に竹の節の様に横に切れ込みがあるのを多く見かけました。
ヒダはイグチのスポンジ状でクリーム色から褐色です。ツバはありません。
名前を教えてください。
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ベニタケ科、チチタケ属、南欧~西欧原産
学名:Lactarius sanguifluus、英名:Bloody milk cap、葡名:Sancha、
2013年11月9日、2014年11月10日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影
ポルトガルではコルク樫と松の混生林で確認。
日本のハツタケやアカハツ等も同様にマツ属の樹林下に発生する点や外観も良く似ている。
ハツタケやアカハツは、ヨーロッパには分布していない。逆に本種は、ヨーロッパには分布するが、日本には分布がない。ハツタケのヨーロッパ版と言えるキノコである。
傘の径は5~9㎝程度となる。径10㎝以上となる場合もある。
はじめ饅頭形で、やがては表面が深く凹み、漏斗状となる。湿り気がある時には粘性があり、乾燥時には平滑となる。
傘の表面は淡黄褐色であり、ハツタケなどと同様に褐色の環紋が入ることが多い。部分的に青緑色に変色していることも多い。
柄は、円筒形の中空で、長さ3~5㎝程度で、概して傘色とほぼ同色になり、掲載した写真に見られるように、明褐色の大理石模様が入ることがある。
襞は密生し、傘とほぼ同色となる。肉は黄色味を帯びたクリーム色であるが、傷つけると青緑色へと急変する。
日本のハツタケ同様に食用とされるが、幾分苦味が強くなる。 GKZ植物事典より
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2014年12月16日、29日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2014年12月24日、アルガルベ地方で撮影、
名前がわかりません。
沿岸部に近く、標高の低い、コルク樫と松の混生林の砂地に生えていました。
中型のキノコ。ツバはありません。
傘と柄には墨を噴き掛けたような模様があります。
手に持ってみました。しっかりしています。
柄は割合浅く、短く、下方が太くなります。
ヒダはまばらで白からベージュ色。
あまり多くは見かけません。
最終的には平開します。
名前を教えてください。
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2013年11月、2014年10月11日、20日、26日、11月21日、12月4日、15日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影
名前が判りません。
コルク樫と松の混生林に生えていました。
中型のキノコで1本2本づつであまり群生はしていません。
傘は光沢のある栗色ではっきりと状線があります。
手に持ってみました。柄は中空でもろいです。
平開します。
柄は長いものもあります。ツバはありません。
柄の太いものもありました。ヒダも柄もクリーム色です。
名前を教えてください。
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2014年10月17日、11月29日、12月4日、15日、2015年10月14日、コスタ・アズール地方で撮影
名前を教えてください。
濃い赤ですが、名前が判りません。柄も赤いです。
コルク樫と松の混生林に生えていました。
手に持ってみました。傘の直径は8cmほど。中型のしっかりしたキノコです。
裏返してみました。ツバはありません。ヒダは密で真っ白です。
幾分ヒダは褐色を帯びています。柄の土に埋まっていた部分は白いです。
老菌でしょうか?ヒダも赤いです。或いは違う種類でしょうか。
ハツタケの仲間だと思うのですが?チシオハツにしてはあまりにも赤が濃いのです。名前を教えてください。
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