山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

石との格闘が始まったが

2012-07-01 19:47:43 | 農作業・野菜
 昨日のこと、懸案だった樹木の苗を植えるために、まずは石の捨て場のような土砂を「開墾」。
 ネコで4回ほど往復するくらいの量だった。

                  
 発掘した2~30cmほどの石を並べてみる。
 この石のライン沿いに植えるのだが、耕すなんていう生易しいものではない。

                     
 クズの根っこが行く手を阻む。
 これだけいっぺんに地中からでてきたのは初めてだ。
 葛粉を作ってしまおうという野望も出てきて、丁寧に根っこを切り取った。

 今週中に一気にやってしまおうとバリバリやりすぎたのか、きょうは午後3時くらいまでぐだぐだ横になっていた。
 規則的なリズムをしていたオイラとしては珍しい。
 慢性の腕の痛みはあるものの、さいわい朝の体操のおかげかひどい筋肉痛はない。


 灰谷健次郎ら無名だった作家を発掘した元理論社の社長小宮山量平がテレビにでていた。
 80歳から『千曲川』という自伝的小説を書き始めていた。
 残念ながら、今年の4月に逝去されたので中途で小説は頓挫しているが、劣悪な条件の中でも常に希望を持って生きている意志が伝わってくる。
 しかもこれはじつに情感豊かな描写で日本の原風景と庶民のくらしをも描いている。

 90歳を過ぎてもなおみずみずしい感性と記憶力をもっているのがスゴイ。
 それを支えているのは「童心」、「希望」ということ。
 こんな好々爺になりたいものだ。

 
 
コメント
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