ムジナによるトウモロコシ食害は予想して、寒冷紗でトウモロコシをガードしていた。もちろんこれだけでは不十分なことはわかっていたが、草刈りに忙しく手が回らない。すると案の定、寒冷紗の隙間からと上の空間からとの2回にわたって侵入を許してしまった。
トウモロコシの粒はまだ成熟していなかったのでまだ侵入はまだだろうと油断していたのだ。ムジナの先陣速攻を甘く見ていたようだ。あわてて周囲を補強し、防虫網で天井を作ってみた。これならなかなか侵入できないはずだ。
これがうまくいき、しばらくムジナの侵入はストップした。また、カラスやイノシシの侵入もなかった。しかし、半分以上のトウモロコシは失ってしまった。
同時に、梅雨が長く続いた影響で受粉が不十分だったような気がする。そのためか、髭がどれも短いのが多い。成熟を待って収穫することにする。
中央のトウモロコシはとりあえず無事だったものだが、粒が不揃い。味はまあまあというところ。左右のものは粒が一部欠落している。残念ながらこれが生き残り組の大半だった。ムジナと長雨とのダブルパンチをよくここまで持ちこたえてくれたので「良し」と甘い評価をする。