山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

皇太子の内部抗争「壬申の乱」

2013-07-24 18:30:49 | 読書
 読み始めてこれは一般読者向けではないものだとわかった。
 少なくとも人名や地域名にはたくさんルビをふってほしい。
 がまんしてやっと読み終える。

 天智天皇の後継争いで大海人皇子(天武天皇)と大友皇子との内部抗争だ。
 なぜ注目していたのかというと、吉野にこもった大海人皇子がよく勝てたなー、ということだった。
 その戦力のなかにヤマトに駆逐されていた土着の旧出雲族を味方にしていたのではないかという関心からだった。
 残念ながらその記述には触れられていなかった。

 庶民にとっては全く迷惑な事件だ。
 しかし権力の歴史としては、実質的な天皇の誕生(大王から天皇へ)となる。

             (遠山美都男『壬申の乱』中公新書、1996年発行)
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