和宮様が「早くしないとヒガンバナが埋もれてしまうぞな」と、毎年花芽が出てくるところの雑草を刈るべしとの託宣が出された。いつものようにあわてて背の伸びた雑草の草刈りを始める。すると、数日後さっそく待っていたかのようにヒガンバナの花芽が出てきた。
伸びてしまった茎を数本斬ってしまったが、ダメージはなんとか少なくて済んだ。その数日後にはあっという間にニョキニョキ茎が伸び、蕾も膨らんできて、急いで開花した慌て者もいた。これでなんとか雑草の畝に赤いシンボルがピリッと佇立した。
秋の彼岸のころ咲くということから「ヒガンバナ」と命名されているが、秋の彼岸と言えば9月23日前後だ。それがもう咲いてしまっている。つまり10日ほど早い。これも温暖化の影響だろうか。ヒガンバナは毒があることで有名でもある。これを間違って食べてしまうと彼岸に行ってしまうよということから、ヒガンバナの命名がされたという説もある。
そしてきょう、高齢のカラスアゲハだろうか、さっそくアゲハが蜜を吸いにやってきた。忙しく飛び回っていたのを見ていたらこちらに気が付いたのか、急に警戒してしまいどこかへ行ってしまった。ヒガンバナレストランは期間限定の今しか開店しない。明日はどんなお客が来るのだろうか楽しみだ。