高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
高く浮かぶ
雲の隙間に
楔を打って
定かならぬ
野鳥の影が
擦過すれば
日々の瞬き
手癖足癖で
狭まる思考
茶碗の縁や
グラス底の
汚れ落とし
窓際に寄り
覗き見する
蜻蛉の複眼
立ち消える
視野の枠を
広げ羽搏く
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
高く浮かぶ
雲の隙間に
楔を打って
定かならぬ
野鳥の影が
擦過すれば
日々の瞬き
手癖足癖で
狭まる思考
茶碗の縁や
グラス底の
汚れ落とし
窓際に寄り
覗き見する
蜻蛉の複眼
立ち消える
視野の枠を
広げ羽搏く