「高屋敷の十字路」の寄り道

「高屋敷の十字路」の各ページの更新コメントならびに関連〈ニュース&トピック〉拾い読み。

「もの」と「こと」のあわれ(08.02.15)

2008-02-15 15:41:05 | Weblog
高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から

立春過ぎから寒い日が続くようで
明け方に降り積もった雪どけが
日の移ろいを影絵のように流す。

いつの間にか通り過ぎた十代から
二十代への曲がり角がどうだったか
過ぎて気づく男道と女道の行き帰り。

行き交う両端は方や「もの」としたら
その一方で「こと」としてかろうじて
現れるような対のかかわりだろうか。

夜間教室での授業が街頭デモになったり
女とのデートの続きで家庭に入り込んだり
日々の賃仕事も長続きしたようでお開きに。

買えないLPが聴けたジャズ喫茶通いで
数あるピアノトリオの一つでしかなかった
アーマッド・ジャマルを今になって聴き漁る。

聞き漏らしたり見損なっていたものなど
いつどこで姿を現したり聞こえたりするか
DVDで観た「アヒルと鴨のコインロッカー」みたいに。

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