高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
折れかけて
歪んだまま
芽吹く庭木
雪の重みが
残っている
竹の支柱跡
膨らむ蕾に
忍び込んだ
開花記憶を
呼び覚ます
植生記憶が
根こそぎに
身体記憶と
生命記憶の
挟み撃ちに
編み直され
仮託される
異界と他界
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
折れかけて
歪んだまま
芽吹く庭木
雪の重みが
残っている
竹の支柱跡
膨らむ蕾に
忍び込んだ
開花記憶を
呼び覚ます
植生記憶が
根こそぎに
身体記憶と
生命記憶の
挟み撃ちに
編み直され
仮託される
異界と他界