高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
火傷した郵便受けを
感知したかのように
揚羽蝶がギクシャク。
食荒らされ抜け殻の
葉脈を繋ぎ合わせた
書物を解体する手腕。
1945年8月15日に
魚津で迎えた夏日を
書き綴った書誌便り。
30歳代を経てからも
80歳代の講演にまで
夏の沈黙を問い続け。
亜熱帯みたいな夏に
生まれた子どもらは
あの夏の暑さ知らず。
軍国青年が称名へと
辿った路線ルートが
まだはっきりしない。
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
火傷した郵便受けを
感知したかのように
揚羽蝶がギクシャク。
食荒らされ抜け殻の
葉脈を繋ぎ合わせた
書物を解体する手腕。
1945年8月15日に
魚津で迎えた夏日を
書き綴った書誌便り。
30歳代を経てからも
80歳代の講演にまで
夏の沈黙を問い続け。
亜熱帯みたいな夏に
生まれた子どもらは
あの夏の暑さ知らず。
軍国青年が称名へと
辿った路線ルートが
まだはっきりしない。