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あれこれ

ベネチア あれこれ

2007-07-28 16:22:32 | ベネチア国際映画祭

●ベネチアに中華明星が大挙

トニー・レオンはすでに《赤壁》組に休暇を
申請し、ベネチア行きの準備をしている。
ほか、ベネチアを訪れる予定の監督&明星

《色,戒》  李安監督、梁朝偉、王力宏、湯唯)
《太陽照常升起》姜文監督、房祖名、黄秋生
《幫幫我愛神》 李康生監督、尹馨
《天堂口》  呉彦祖、舒淇、劉、張震ら

が現地に行く予定。ほかにミシェール・ヨー(楊紫
瓊)主演《FAR NORTH》が非コンペ部門で、台湾・林
靖傑監督の《最遙遠的距離》が国際批評家週間で上
映される。

●オリゾンティ部門に《小説》を出品する呂樂は
現在《赤壁》の撮影監督として撮影に参加して
おり残念ながら映画祭に出席できない。
       (北京新報 2007/07/27)

●26日、出品作品リストでアン・リー(李安)監
 督《色,戒》がアメリカ/中国作品と誤って発
表された。たしかに出資はアメリカ(の会社)
からも受けており、撮影は中国で行われたが、
3大映画祭では監督の国籍を表記される。事務局
はすぐに訂正したが、監督のアメリカの事務所に
は問い合わせの電話が寄せられている。
監督はグリーンカードを取得しているが、国籍
は台湾。多くの友人からアメリカでの成功のた
めにアメリカ国籍の申請を勧められても、監督
は”自分の原則”を固持している。(聨合報)
 
●『蝴蝶飛』について

 去年撮影を終わらせているジョニー・トー監督
《蝴蝶飛》のプレミア上映が今年のベネチアで
 行われると報道されたことについて
 監督の助手がこれを否定している。
 「監督はまだ撮影しなくてはいけない作品を
 抱えていて、ポストプロダクションがずっと
 できていないので、カンヌで上映はできません。
 その他伝えられた《文雀》と《神探》2作品の
 コンペ部門への出品についても「映画祭の主席
 が監督の作品にずっと関心を寄せてくれている
 ので、観ていますが、出品要請は受けていませ
 ん」と語った。    (新京報 2007/7/27)


蔡明亮がベネチアに行けない (かもしれない)理由。

2007-07-28 15:24:09 | ベネチア国際映画祭
ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監製、リー・カ
ンション(李康生)監督「幫幫我愛神」がベネ
チア国際映画祭コンペ部門に出品される。
しかしツァイ・ミンリャンは昨日電話取材に
「映画祭に認めていただいて、感謝しています。
ただ母が入院しているので、母を優先したい」と
今年は欠席の可能性があると話した。

「母は先日、腫瘍がみつかり、マレーシアで手術
を受け、その後、台湾で治療を続けています。も
う2週間になります」。現在はツァイミンリャン
の姉、妹も台湾に来て家族で看病にあたっている
という。

「みなさんが関心を寄せてくれることに感謝し
ています。しかし医師は治療と病状の掌握にあ
と1、2ヶ月の入院が必要だと話しています。
ですから、8月末のベネチアに行けるのか、現
段階では決められません」と話している。

さらに明るく「母のために時間を使うことは
全然苦痛ではありません。逆にこの機会を与
えてくれた神に感謝します。家に帰って母に
付き添いながら『莎樂美(サロメ)』(ルー
ブル美術館での撮影を計画しマギー・チャン
(張曼玉)にオファーしている新作)の初稿
を書き上げてしまいました」と語った。
(後略)      (聨合報 2007/07/28)

★監督の家族の話は初めて聞いた気がする。