●ベネチアに中華明星が大挙
トニー・レオンはすでに《赤壁》組に休暇を
申請し、ベネチア行きの準備をしている。
ほか、ベネチアを訪れる予定の監督&明星
《色,戒》 李安監督、梁朝偉、王力宏、湯唯)
《太陽照常升起》姜文監督、房祖名、黄秋生
《幫幫我愛神》 李康生監督、尹馨
《天堂口》 呉彦祖、舒淇、劉、張震ら
が現地に行く予定。ほかにミシェール・ヨー(楊紫
瓊)主演《FAR NORTH》が非コンペ部門で、台湾・林
靖傑監督の《最遙遠的距離》が国際批評家週間で上
映される。
●オリゾンティ部門に《小説》を出品する呂樂は
現在《赤壁》の撮影監督として撮影に参加して
おり残念ながら映画祭に出席できない。
(北京新報 2007/07/27)
●26日、出品作品リストでアン・リー(李安)監
督《色,戒》がアメリカ/中国作品と誤って発
表された。たしかに出資はアメリカ(の会社)
からも受けており、撮影は中国で行われたが、
3大映画祭では監督の国籍を表記される。事務局
はすぐに訂正したが、監督のアメリカの事務所に
は問い合わせの電話が寄せられている。
監督はグリーンカードを取得しているが、国籍
は台湾。多くの友人からアメリカでの成功のた
めにアメリカ国籍の申請を勧められても、監督
は”自分の原則”を固持している。(聨合報)
●『蝴蝶飛』について
去年撮影を終わらせているジョニー・トー監督
《蝴蝶飛》のプレミア上映が今年のベネチアで
行われると報道されたことについて
監督の助手がこれを否定している。
「監督はまだ撮影しなくてはいけない作品を
抱えていて、ポストプロダクションがずっと
できていないので、カンヌで上映はできません。
その他伝えられた《文雀》と《神探》2作品の
コンペ部門への出品についても「映画祭の主席
が監督の作品にずっと関心を寄せてくれている
ので、観ていますが、出品要請は受けていませ
ん」と語った。 (新京報 2007/7/27)