鷹泊 昭和30年代

いまは超過疎地になった北海道深川市鷹泊 自然にめぐまれたその地で昭和30年代を過ごした自分がその当時を思い出してみた

砂白金で有名だった鷹泊大ヌップ川での砂金掘り体験、昨年に引き続き今年も。

2014年12月31日 | Weblog
平成26年度の鷹泊ニュース、その3
近年、鷹泊が話題になるのは、鷹泊湖水まつりのニュースくらいだったが、その湖水祭りも昨年の第29回鷹泊湖水まつりをもって終了してしまった。それに変わる鷹泊での砂金掘り体験についてのニュースである。
鷹泊での砂金採取が盛んであったのは、かなり昔のことで、昭和30年代には、砂金掘りを眼にすることは殆どなかった。
しかし、雨竜川でなら理解できるが大ヌップ川みたいな小さな川で、砂金が採れたのだろうか。自分の知っている大ヌップ川での砂金掘りはイメージが湧かない。


写真は、26年9月29日の北海道新聞に掲載された、砂金採取体験の記事
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鷹泊は、昭和20年代から30年代にかけて全盛期だったのだろうか。

2014年12月26日 | Weblog
昔の鷹泊の人口の詳細はわからないが、鷹泊小学校の生徒数から、ある程度人口の増減は推測できる。児童数は、以前のブログにも載せたが、鷹泊小学校90周年記念誌から転載したものである。
明治時代から、砂白金で栄えたとされる鷹泊であるが、生徒数のピークは、昭和20-30年代である。子供達の多い、いい時代に鷹泊で育ったと、今あらためて思っている。


 写真の表の年次とは、その年の3月に小学校を卒業したことを表している。
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過疎化の進行。半世紀前は約1500人だった鷹泊の今の人口。

2014年12月24日 | Weblog
鷹泊ふるさと会によるデータで、昭和28年には、280戸 1460人が暮らしていた鷹泊。
平成22年10月1日の国勢調査の数字を見てみると、35世帯、82人となっている。
25年11月 鷹泊ふるさと会での発表は、34戸、79人で、今年( 26年 ) の鷹泊ふるさと会での数字は、31戸 45人ということだった。この数字は聞き違いがあるのかもしれない。戸数に対しての人口が少なすぎる。
いずれにしても、昭和30年代の子供が多かった頃に比較して、信じられないくらいの過疎化である。過疎化は、全国的なもので、どうしようもないのかもしれないが、故郷の鷹泊がなくなりつつあるのは、残念である。


写真は、鷹泊神社前からリフレッシュプラザ鷹泊と千本桜を望んで。
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千本桜が植樹された校庭跡の公園の今。

2014年12月22日 | Weblog
鷹泊小学校の校庭であった部分の北半分には、千本桜が記念植樹されている。立派に育っている樹もあるが、途中でだめになった樹もある。5月の桜の季節には、きれいに咲いているわけであるが、樹には、贈り主の名が書かれている。 平成9年、10年寄贈と書いてあるが、既に故人の方の名前が多々あった。○○君のおとうさんとか、自分が子供であった時に大人であった人の名前である。数十年経っても、名前を見ると、その人の昔の顔を思い出すことで、自分がこの地鷹泊で育った人間であることを再確認させられる。


写真は、寄贈主の名が記されている桜の木
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リフレッシュプラザ鷹泊のパークゴルフ場は、撤去されたようだ。

2014年12月19日 | Weblog
リフレッシュプラザ鷹泊 数年前に新設されたと思われるパークゴルフ場は、残念ながら撤去されていた。数年前に見た時は、ずいぶん立派な施設だと思ったが、急速な人口減についていけず、閉鎖されたと想像する。人口がこれでは、どうしようもない。鷹泊のどれだけの人が利用したのだろうか。わずか数年で撤去とは、もったいない。


写真は、リフレッシュプラザ鷹泊のパークゴルフ場跡。右下がマットのあった場所。
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鷹泊小中学校跡にある二宮金次郎の銅像の今。

2014年12月17日 | Weblog
いつものことではあるが、小中学校時代が一番鮮明に残っている、ということで、今回も学校跡(リフレッシュプラザ鷹泊)へ行ってみた。クラス会で話題になった、二宮金次郎の銅像の壊れた手が修復されているかどうかを見る目的もあった。
結果は、腕は修復されていないことを確認した。
学校がなくなってからは、近くの民家の方が、銅像を管理しているように見受けられた。位置も昔あった位置とは若干違うように思えた。
銅像周囲の囲いは、冬囲いというわけではなく一年中付いているようだ。(夏場は暑苦しい感じではあるが)

写真上は、風雪に耐えている二宮金次郎の銅像。昭和37年10月寄贈と書いてある。


写真下はアップした銅像。本を持つ左手がボッキリと切断されて、下に落ちている。下に落ちているのは、わかりづらいが本を持った手。
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8月の大雨に伴う避難で、リフレッシュプラザ鷹泊がニュースになっていた。思い出す昭和30年の雨竜川氾濫。

2014年12月15日 | Weblog
平成26年度の鷹泊ニュース、その2
26年8月4日から5日にかけて、雨竜川上流の朱鞠内で、198mmの大雨が降り、氾濫が予想されたため、深川市役所は大雨による避難勧告情報を出した。
その情報内容は「昨日からの大雨により、雨竜川(多度志地区)で氾濫の恐れがあり大変危険な状態です。雨竜川付近の多度志・幌成・鷹泊地区に避難勧告を出しましたので、住民の皆さんは、避難を開始してください。避難場所は、多度志コミュニティセンター、リフレッシュプラザ鷹泊です。あわてずに落ち着いて避難してください。」というものだ。
リフレッシュプラザ鷹泊に鷹泊住民20数人が避難したとの写真付き記事が、北海道新聞に載っていた。現在鷹泊に何人在住しているのだろう。トータルの人口がわからないが、20数人ということは、半数位かなと想像する。
大雨での災害では、昭和30年7月の雨竜川氾濫を思い出す。まだ堤防がなかった時代のことではある。堤防がある、今の鷹泊であれば、氾濫に対しては大丈夫であろうと推測するが、最近は想定外の自然災害が起こりつつあるので、役所も避難勧告を出したと思われる。


写真は昭和30年の洪水時の、鷹泊小中学校。(鷹泊小学校80周年記念誌から転載)この時は、堤防がなかった。幌加内地区の大雨による増水を、できたばかりの鷹泊ダムが支えきれなかった。
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平成26年度の鷹泊ニュース

2014年12月12日 | Weblog
鷹泊のことも、なかなか眼にあるいは耳にすることはなくなりつつある昨今であるが、平成26年度は、大雨での避難のニュースと、大ヌップ川での砂金掘り体験のニュースが新聞記事になっていた。
さらには、第45回鷹泊ふるさと会が札幌で開催されたことが、地元の北空知新聞に掲載された。


写真は、第45回鷹泊ふるさと会開催を報じる地元誌(北空知新聞)挨拶しているのが、馬場泰年会長
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旧鷹泊駅舎の過去と現在

2014年12月10日 | Weblog
見てもしようがないとは思いつつ、今回も見に来てしまった。昔の鷹泊の玄関口であった、旧JR鷹泊駅舎である。
風雪に耐えてここまで来たという雰囲気ではあるが、来るたびに朽ち果てそうになってきている。往時(鉄道輸送が華やかだった時代)を知る人間にとっては、寂しさを募らせるものがある。しかし、駅舎が解体されずに、残っているだけでも感謝しなければいけない。いつまでも保存し続けて欲しい。
個人的に、昭和30年代の鷹泊を偲ばせる、現存している鷹泊の三点セットといえば、鷹泊ダム、旧鷹泊駅、鷹泊神社である。(学校跡のリフレッシュプラザ鷹泊は、姿が変わりすぎているので、番外に置く。)

上の写真は、現在残っている旧鷹泊駅舎


下の写真はJR深名線が廃線になる前の鷹泊駅(鷹泊小学校記念誌から転載)
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鷹泊駅前通をなつかしんで

2014年12月08日 | Weblog

写真は、現在の鷹泊駅跡からの写真である。

車のない時代、駅は唯一の出入り口であった。多くは徒歩で駅へ向かい、徒歩で駅から自宅へ歩いていった。降雪量の多い鷹泊の冬の時期、朝一番の汽車で深川へ通学する、竜水など遠くからの高校生を馬そりで駅まで送る風景もあった。除雪車両による雪道の除雪がされなかった時代は、馬そりの跡が、歩道になっていた。
それが当時ではあたりまえのことであり、今考えると、みんなたくましかった。
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