鷹泊 昭和30年代

いまは超過疎地になった北海道深川市鷹泊 自然にめぐまれたその地で昭和30年代を過ごした自分がその当時を思い出してみた

浅羽山登山口の幌加内峠へゴー!

2010年06月30日 | Weblog
昔の鉄道深名線は、難所の幌加内峠があるために鷹泊以北は雪のための運休が時々あった。雪の鷹泊駅ホームで汽車を待っている時、北の方向から幌加内峠を越えてきた蒸気機関車やディーゼルカーの姿を見た時は、今のJR北海道のキャッチコピー「冬こそJR!」を地でいくように、力強さと頼もしさを感じさせた。
よし、幌加内峠へ行こう。 275号線を幌加内峠に向かって走ると、まさに浅羽山に向かって走っているようだった。、視界の中の浅羽山が少しずつ大きくなってくる。峠を上がっていくと、浅羽山がグーンと目の前に近づいて来た。


写真は浅羽山を正面に見て275号線を幌加内峠へ向かう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅羽山へは幌加内峠が最短ルート

2010年06月28日 | Weblog
まずは、浅羽山(標高551.7m)だ。もちろん、登山ではない。
3月末に、ニュースで芦別山岳会の面々がスノーシューをはいて浅羽山登山したことが出ていた。そのニュースによると、浅羽山への最短ルートの入山口は幌加内峠であるが、新しい国道275号線のトンネルが今年度(平成22年度)中に開通し、275号線は幌加内峠を通らなくなるので名残を惜しもうとの登山だったようだ。
特に降雪期は難所となる幌加内峠ではあるが、もう車で通れなくなるというのは寂しいことだ。トンネルが出来てしまえば、峠越えよりもはるかに通行は容易になるのであろう。
ともかく、今回は幌加内峠へのラストチャンスと考え、峠へ向かうことにした。


写真は竜水から見た浅羽山遠景
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜は未開花、おまけにリフレッシュプラザ鷹泊は休館

2010年06月25日 | Weblog
3年前にはリフレッシュプラザ鷹泊の中に入り旧深名線資料館も見せてもらったので、今回もということで中に入ろうとしたが、入り口には鍵がかかっている。日曜日なのに休館とはどうしたことか。(別の日に電話をかけたが、反応なし。)農繁期での一時的閉鎖(こんなことあるかな)ならいいが、心配だ。永久的閉鎖でないことを祈るばかり。小学校の跡地利用として施設なので、ここの閉鎖イコール鷹泊小学校の完全消滅となってしまう。
建物は立派であるが人口減で地元民で利用する人が少なく(100円で入れるお風呂もあると聞いた)、旧深名線資料室にしても利用する人はそう多くないことが予想される。
せっかくの鷹泊来訪なのに、桜は未開花、リフレッシュプラザ鷹泊は休館というダブルパンチで、このままオメオメ帰れない。有意義な一日にしなければと気持ちをきりかえ、3年前と同様、ふるさと鷹泊をなつかしんでの周辺散策の一日とした。

写真はリフレッシュプラザ鷹泊
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鷹泊小学校グラウンドの思い出

2010年06月23日 | Weblog


旧鷹泊小中学校全景(小学校記念誌より転載)

鷹泊神社の上から学校跡を眺めていると、昭和30年代のことを思い出される。
校庭は運動会が楽しい思い出だが、それ以外にも休み時間に各学年がグラウンド狭しとソフトボールをしていたこともなつかしい。場所は早い者勝ちで、特等席はバックネットがある場所で、あの校庭で6面くらい使って入り乱れて球技をしていた。当然、外野はどこから球がとんでくるか判らない状態で危険ではあったが、だれも怪我はしなかったと思う。
あのあたりに走り高跳びの砂場があって休みの日には遊びによく利用したとか、鉄棒・ブランコもあそこにあったとか。
一方、うれしくない思い出として校庭の南端でDDT散布を受けたことも思い出す。戦後のまだ不衛生な生活環境の中で発生した、のみ、しらみ退治のために、生徒全員に白いDDTの粉が頭から浴びせられ、髪の毛も服も真っ白になった。 同様に、寄生虫対策として、サントニンとかいう薬も飲ませられたこともあった。これを飲むと黄視といって視界が黄色に見える症状が現れることがあといわれて飲んだが、黄視色の記憶はない。世の中いつも黄色でなく、バラ色に見えるとうれしいのだが。
半世紀で世の中は衛生面でも大きく変わった。

写真は鷹泊神社から下をのぞむ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学校畑は笹藪に変わって

2010年06月21日 | Weblog
ジャガイモを栽培したこともある学校畑は笹藪に原野化していて、当時の面影はない。自然の復元力の強さを感じた。
鷹泊神社に向かう斜面には、水仙が咲いていて、可憐さと共にたくましさを感じた。しかし、神社にも桜は咲いていなかった。
神社周囲の田んぼには水が張られていて、田植えが近いことを思わせた。
もう数日で桜も咲くであろうし、田植えも始まりそうであった。昨今、鷹泊では桜の開花と田植えとどちらが早いのだろうか。地球温暖化の影響で、昔と今とでは違ってきているのだろうか。
子供の時の楽しみであった運動会は田植え(農繁期)が終わった6月だったように記憶している。田植えの時期にカッコウが鳴いていたのを思い出す。春の遠足の時に桜が咲いていた記憶があるものの、春の遠足ー田植えー運動会 田植えー春の遠足ー運動会 どっちだったか?




写真は笹藪化した学校畑付近と神社斜面に咲いていた水仙
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鷹泊小学校の裏山の桜

2010年06月18日 | Weblog
学校の裏山に登って周囲を見渡したが、やはり桜は全く咲いていない。辛夷の白い花が咲いている木はあったが、目的が桜なので喜べない。
昔の鷹泊小中学校校舎では、小学生は正面玄関を、中学生は右手の玄関を使用していた。学校の正面玄関の突き当たりに便所があり、(当時を語るにトイレの表現はぴんとこない。皆、便所と言っていた)そこをそのまま奥に行くと非常出口があった。そこから外に出て、山を切り崩した粘土質というか赤土の坂を登ったところに桜が何本かあった。校外授業での満開桜の記憶がはっきりと残っている。50年ぶりにその桜を見たくなったのだが。
写真は、学校の裏山への登り道

写真は、裏山にあった、まだ咲いていない桜の木

写真は、昔の鷹泊小中学校校舎
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜前線はいまだ鷹泊に到達せず

2010年06月16日 | Weblog
用意周到にこの日(5月16日)を選んだのであるが、失敗だった。
日本気象協会が5月12日に発表した桜の開花予想では、札幌5月7日、旭川5月11日、根室5月19日、稚内5月20日であった。(その後発表された満開日は、札幌5月14日、旭川5月13日、根室5月24日、稚内5月25日である。)
満開でなくても少しは咲いているだろうと考えたが甘かった。鷹泊の桜の開花はどうして遅いのか。寒さのせいか、豪雪のせいか。それとも他に何かあるのか。
平成22年3月の降雪量は旭川市で過去最高(統計をとりはじめてから)の178cmであったと新聞に出ていた。鷹泊の積雪量はきっとそれ以上だっただろう。
開花の遅いのが、今年だけの現象なのか、例年そうなのかは定かでないが、Wikipediaの桜前線の項に、「かつては九州から北東方向にほぼ順に桜前線が北上していたが、最近は桜前線が複雑な曲線を描いて進んでいくこともある。その原因が「休眠打破」という現象で、暖冬傾向で桜が開花する条件である冬の間の一定の低温期間が不十分で休眠できずに開花が遅れると考えられている。」との記載があった。この説だと、鷹泊が雪は多くても、暖冬だったということかもしれない。
理由はともかく、校庭跡には、桜は咲いていなかった。


写真はリフレッシュプラザ鷹泊の入り口看板と庭
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エーーッ、鷹泊には桜が咲いていない

2010年06月14日 | Weblog
今回の鷹泊来訪は、桜が目的であり、子供の時に見た昔の鷹泊小学校の裏山の桜と、もう1カ所、遠足で行ったことのあるペンケ神社の桜をもう一度この眼に焼き付けようという計画であった。
まずは、小学校の跡地にあるリフレッシュプラザ鷹泊プラザに立ち寄って、学校裏の桜、それと昔の校庭に10年ほど前に植えられた、千本桜を見ようと思った。
しかし行ってみて、衝撃!ガーン・・・。まだ咲いていない!途中の多度志までは咲いていたのに。建物の日陰部分には残雪がまだあり。さすが豪雪地域の鷹泊。わずかの距離だが、鷹泊は寒冷地なのだといまさらながら思い知った。(5月16日の出来事)

写真は校庭跡の千本桜
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見覚えのある鷹泊市街をのぞんで

2010年06月12日 | Weblog
 国道275号線沿いの鷹泊と書いてある標識を前にして。
昔の地域区分でいう南鷹地域には、半世紀前からずっと地元でがんばる○岡産業(昭和30年1月設立とある)の事業所建物はどっしりと構えている。しかし、それ以外は、作業場らしき家はあっても、人が住んでいるような家は見られない。
人家が少なくなった市街地をつらぬく国道275号線の左右に松(カラ松だろうか)が植えられているが、幹は細く、高さも低い。数十年後には松並木ができるのかな。あまり高くなると冬の除雪に支障がでるのではと心配させられる。
写真は鷹泊市街をのぞんで。画面中央を右折すると、旧鷹泊駅方向。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鷹泊市街。ふるさとの山並みはくっきり

2010年06月11日 | Weblog

いよいよ鷹泊市街に入った。鷹泊は周囲を山に囲まれた盆地であるが、この日は、周囲の山々は残雪と山の青とのコントラストが映え、いつも以上にきれいに見えた。遠く坊主山もくっきりと見える。空気が澄んでいると山々が近くに感じられるそうである。この日は、雨上がりの晴れた日であったことも関係あるのか、山がずいぶん近くに感じられた。この日は山並みの美しさに、心が癒されていくのを感じた。
写真は残雪と緑のコントラストで映える浅羽山。左手前は雨竜川。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする