鷹泊 昭和30年代

いまは超過疎地になった北海道深川市鷹泊 自然にめぐまれたその地で昭和30年代を過ごした自分がその当時を思い出してみた

鷹泊市街地を望んで

2007年11月29日 | Weblog
いよいよ鷹泊市街地だ。国道275号線の道路標識に鷹泊の文字。昔は、ここ市街の南入り口付近すなわち最南端には河○さんの家があった。右手は南鷹の集落があった地域。右折すると旧鷹泊駅への道。おそらく人家も少なかろうとの先入観でやって来たが、富岡産業の施設が予想外に目立っていた。過疎に陥った地方で、地元企業が頑張るのは並大抵ではなく「社長さん頑張って、同郷人として応援します。」と心からエール。路の左奥側は下鷹地区であるが、ずっと家がない。市街地区にこれだけ家が少なくなっているということは、昔の地区分け[南鷹、下鷹、中鷹、上鷹]はもうなくなったのではと思う。道路沿いに街路樹が植わっているが、季節のせいで葉が落ちていたので、道路の広さばかりが目立つ。写真は 南方向から鷹泊市街地を望む
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鷹泊岩となつかしの対面

2007年11月28日 | Weblog
鷹泊に入る前に、なんといっても鷹泊岩を見なくてはと思い捜してみた。鷹泊の多度志方面からの入り口すなわち鷹泊の南端にある、街の名前のシンボルともいえる岩で、雨竜川の対岸に接するように存在する岩だ。この辺りにあるハズと車を降りたが、すぐには見つけられずキョロキョロ捜してやっと見つけた。鷹が泊まっていれば最高だが、さすがにそれは無理。高さは10米もないと思われ、草木で覆われていて周囲の自然と同化して非常に判りづらい。昔はもっと判りやすかったような記憶であるが、半世紀の時の流れ、自然のうつろいが風景をも変えたようだ。過去にこの岩を見たことのない人には発見は容易でない。道路沿いに標識でも立ててくれるとありがたいが。
鷹泊岩と対面していると、昔よく鷹泊小学校で歌った応援歌の歌詞の一部♪♪巌(いわお)に泊まる白鷹の名をこそあげん♪♪が思い起こされた。 写真は鷹泊岩
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鷹も歓迎 いざ鷹泊へ

2007年11月27日 | Weblog
意を決して何年ぶりか鷹泊を訪れた。住所でいうと昭和30年当時は北海道雨竜郡多度志村字鷹泊で、今は北海道深川市鷹泊です。鉄路は廃止されているので、車で札幌を出発して国道12号線を走り、音江交差点から深川市内に入り、道道281号線(深川多度志線)で多度志に到り、 沼田方向からの国道275号線にぶつかり、そのまま275号線を走り、鷹泊に到着という経路をとった。深川市内のJR函館線をまたぐ跨線橋を走っている時、前方の頭上に一羽の鷹が飛んでいるのが見えた。鷹も自分を歓迎してくれたかと思ったが、あまりにも出来すぎで、よく見ると鷹ではなく鳶(トンビ)と思われた。しかし、ここは旅のロマンということもあり門出を祝ってくれている鷹ということとした。
多度志では国道沿いにきれいな校舎が建っていた。多度志小学校と書いてある。閉校になった母校鷹泊小学校を合併吸収して新築された多度志小学校であった。鷹泊地区の生徒はバスでこの学校に通っていると聞く。近代的な建物、きれいな芝生のある校庭があり、時代の変遷を思わずにはいられなかった。写真は多度志小学校
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自然に恵まれた鷹泊

2007年11月26日 | Weblog
なつかしの昭和30年代の故郷鷹泊ををブログで語るにあたって、平成19年の今の鷹泊の現況を知る必要ありと考え、故郷回帰の旅に出た。鉄道( 深名線)は廃止になり、 小学校もなくなり、昔の同級生で鷹泊に住んでいる人もいない。記憶に残る通いなれた校舎、グラウンド、駅、商店を中心とした町並み。それらが壊滅状態になったのを直視するのはつらい。でも今の故郷鷹泊を見たい。いや見たくないのジレンマに悩む中での出発であった。  ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの 室生犀星
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鷹泊はわが故郷

2007年11月22日 | Weblog
今、昭和30年代が注目されている。映画 Always 3丁目の夕日 の大ヒットで代表されるように、戦後の復興期、貧しかったが、みんな元気があった時代。その時代を鷹泊で過ごした。今は超過疎の地域となったが、30年代は子供の数も多く、元気で溢れていた。年齢を重ねると誰もが幼少期が懐かしく思い起こされるようだ。自然豊かな鷹泊で野山を駆け回ったことなど当時のことを思い起こしてみた。写真は北東に見える浅羽山
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