多度志から宇摩を通過して幌成に着いた。幌成駅や、幌成小学校があったあたりは、閑散状態である。小学校跡地にできたコミュニティセンターは臨時休業とのこと。立ち寄らずに下幌成に来た。
鉄道深名線が走っていた昔は駅舎がなく乗降所、下幌成駅だった。
ここにある成福寺を見たかった。鷹泊にあったお寺がなくなった後に、親戚の葬儀がここで行われた。
下幌成は一面田んぼであるが、成福寺の付近には思った以上に人家が多かった。
成福寺の正面
下幌成にはお寺が残っているが、鷹泊にあったお寺(大祥寺)はとうの昔(昭和60年)に鷹泊からはなくなっている。昭和60年に大祥寺(鷹泊)、宗玄寺(多度志)が合併して、新たに大玄寺(深川市北光町に存在)となったとのこと。鷹泊の中央に存在した大祥寺の赤い大きな屋根は遠くからでも目立っていた。街にお寺があることはいいことだが、檀家を含めて住人が超少なくなった場所では、維持管理が困難なのは想像に難くない。
昭和30年代も数年前も鷹泊と幌成の人口は同じ程度だったが、最近は幌成に少なからずの差をつけられたみたいだ。
2020年の幌成の世帯数 23 人口 69人、 鷹泊の世帯数 20 人口 40人。
参考 昭和28年の鷹泊には280戸、1460人が居住していた。