鷹泊 昭和30年代

いまは超過疎地になった北海道深川市鷹泊 自然にめぐまれたその地で昭和30年代を過ごした自分がその当時を思い出してみた

この道はいつか来た道

2013年03月06日 | Weblog



青年会館があった道で、よく通った道である。床屋さんの前から東へ延びた道といったほうがわかりやすいかもしれない。青年会館の周りには沼地があった。板張りの青年会館の、板壁の隙間にサクラ鳥の巣を見つけたことがあった。そのヒナを取り出したりはせず、暖かく見守ったことの記憶が浮かんできた。サクラ鳥が、おなじみのムクドリのことだと知ったのは、かなり経ってからである。
昔の沼地は、稲穂が風にそよぐ水田に変わっている。昭和30年代は、稲作推進政策のためか畑地を水田に変更という流れがあった。線路の向こうの丘陵地には、農業用の水溜ができていた。深さ1メートルくらいだったが、そこで夏の暑い日には友達と泳いだこともある。
写真は青年会館横をとおって、東の苗圃方向へ続く小道
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