床屋さんの向かいあたりに雑品屋の○○さんの家があった。 今で言う廃品回収業であるが、子供達からみると雑品(ざっぴん)集めでお世話になった親方みたいな人であった。拾った銅線や空き瓶などを集めて持って行くと、10円、20円とかで買い上げてくれ、うれしいお小遣いになった。ゴミあさりをしているようなイメージかもしれないが、暗い深刻なものではなくいわば遊びの一環としてのものであった。資源再利用の走り?ともいえる。ともかく、鷹泊の街を歩いていると貧しくも楽しく育った時代をいろいろ思い出す。
写真は道端に咲いていた水仙
写真は道端に咲いていた水仙
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