あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

なんとなく ・・・・・

2010-01-19 00:32:33 | 日記
何となく、並べてみました・・・・

いくつか並べると、独特の雰囲気、出てる気がしませんか?  今までアップしていた画像は、良く見えるように下に台を入れて載せていたんですけど、本来の感じは こんな風に裾を引きずるような感じになっています。

面白いもので、人形の顔が無くても、全然違和感ないのは、 「 想像力 」 があるからじゃないでしょうか・・・

平面的な、タティング作品も 綺麗で、好きですけど、 こうやって見ると、立体的な作品って、そこに、「 存在感 」 があるっていうか、 「 息づかい 」 が感じられるっていうか・・・動き出しそうな感じ・・・

以前、 「 ナイト・ミュージアム 」 っていう映画を観た時、すべての物には、命があるんだ、って印象受けたんですよね・・

動こうと、動かずとも、それぞれに、命があるって思うと、大切に扱いますもからね・・

じっと眺めていると、不思議な感じがします・・・ 一本の糸が、・・一枚の布が・・・こうして、ある形をもって、息ずいているなんて、素敵な事だと思いませんか?

自分で、作ってなんて、・・・なんか妙な気分です・・・・こういう気持ちが、作り出す喜びって言うんでしょうか・・・そんな、大それた作品じゃありませんけどね・・・可愛い物です・・・・

黄緑にピンクのドレスも、ちょっと奇抜で、おかしくは無いと思いますけど・・・やっぱり、シックな感じの方が、落ち着きますよね・・・

さて・・・次は・・・何作りましょうか・・・

若草 の ドレス

2010-01-18 20:35:54 | 日記
新作ドレスの完成です。

ある意味で、いろんな冒険をした作品です・・・・ 満足度は・・微妙・・・

若草色というか、黄緑色の布地を買った時、ん~・・・どうしよう・・ ってかなり迷ったんですよね・・・ この色って、結構、色の組み合わせ難しいんですよね・・・

画像だと判り難いんですけど、かなり明るい黄緑色なんですよね・・・私にしてみれば、好きな色目なんですけどね・・・ミドリ系の色って・・・


初めは、リボンの色は、深緑色 と、ごげ茶色 と 紫色 のリボンを用意して準備していたんですけど・・・・ な~んか、平凡すぎて、手がどのリボンにも伸びなかったんですよね ( と言う事は、3色全部の色のリボンを用意してあるという事です・・・なんて、奴でしょうか・・ )


前にもアップしたんですけど、先日、偶然に、十二一重の着物を観た時、黄緑色の着物に、朱とか、桃色を使ってあったんですよね・・・・

多分、この組み合わせって、男だとしない組み合わせなんですよね・・・・ 「 桜色 」 「 桃色 」 って、どうも男性には、気恥ずかしい色なんですよね・・・ 

( ・・でも、そう言えば、私、若い頃、ピンクのセーターとか、ピンクのネクタイとか平気で身につけていた時期ありましたね・・・10代の頃でしょうか・・・ 20代の頃・・髪の毛ピンクに染めた事もあるような・・・ 私の、ピーコック時代でしょうか・・ )

十二一重の着物を観ていて、ちょっと閃いたので、早速、ピンク色で、タティングレースを作り初めて、昨日アップした 雑な 「 乱れ花畑 」 は、スカートの裾にエジングしてあります。

リボンは、ローズピンクにしてみました・・・ 

実は、そで部分には、細かいひだを入れてみたんですけど、裏地にもひだをいれちゃったんで、思っていたようにすっきりした感じには出来ませんでした。

3着目となると、作り方、やっぱり荒くなっちゃうみたいです・・・腰部分には、他のドレスと雰囲気変えて、何も付けずにそのまま、スカートを付け、ローズのリボンを、ベルト風にしてみました・・・・

他のドレスに比べて、スカートは、10cm長くしてみたんですけど・・・・だから、ゆったりとしたドレープが出来たと思うんですけど、裏地もしっかり付けてあるんで、厚みがあるせいで、ふんわりした柔らかさ・・・って感じじゃないんですけどね・・・


若い女性が着るドレス風かなあ~  って感じにはなりました。  今回の収穫は、やはり、色の組み合わせじゃないかと、思っています。 自分で言うのは生意気ですけど、結構、 「 いい感じ 」 には、なってると思うんですよね・・・

以前、アップした2着のドレスは、今日、たまたまお知り合いの方に お見せする事があったんですけど、 「 ドレスは奥さんが作ってるんですよね・・ 」 って言われて、 「 いいえ、私が作ったんですけど・・ 」 ってお答えしたら・・・ 「 ・・・・・ 」 どう理解したらいいんでしょうか・・・・ 図々しい私の性格ですので、褒めて頂いたと 勝手に理解しちゃいましたけど・・・・

他の方の反応は・・ 「 すごいわね~ ・・・ 私じゃ、とても作れないわ・・・って言うより、作ろう、って思わないわね・・・・ 」 そうですよね・・・・普通は・・・

「 普通 」 じゃ面白くないでしょ! ・・・ 私の発想の原点は、 「 普通じゃない 」 んです・・・・

タティンビルダー

2010-01-18 00:21:47 | 日記
2010年も始まったばかりだというのに、立て続けに 新年祝賀会とか、新年会があって、ま~、大変・・・ 参加するだけなら、どうって事は無いんですけど、どういう訳か、私が運営側と言うか、準備や、進行をする方になっちゃってて・・・

「 きやり保存会の人達、来ないじゃん! ・・・獅子舞保存会の人達は?  え~・・時間ぎりぎりに来るの?・・・ 打ち合わせ間に合わないじゃん! ・・・え~・・垂れ幕無いじゃん、どこ行ったの?・・・ 歌詞書いた布は?・・しょうがないなあ~・・・ 」 とか、駈けずりまわって、何とか、一件の新年会が 無事終了・・・

「 じゃあ、明日も宜しくね!・・・3時頃には、私来ますから・・・ 」 ってホテルの人に声かけて・・・・ そうなんですよね・・連日、同じホテルで、別の会の新年祝賀会なんですよね・・・


翌日は、ライブ演奏入れたんで、演奏者と打ち合わせ、リハーサル・・・ 「 え~、 御来賓来ないじゃん!・・・ ○○議員、来ないの?・・祝辞頼んであるでしょ、ど~すんの?・・・ △△議員も来ないじゃん!・・・この市長の感謝状、区長に代読してもらうんでしょ? お願いしてるの・・ん・・いいよ、言ってくるから・・・ え~! □□議員、すぐに帰るって言ってたでしょ、食事してくの?・・・じゃあ席はここ使って、貴方、悪いけど、私の席の方に移動してもらえる?・・・ え!・・○○議員、来たの? 来ないって言ってたじゃん!・・・挨拶はしてもらわなきゃならないよね・・・ 」   とまあ、ひっちゃかめっちゃか・・・・ ちょっと時間の合間を縫って、コースのお料理に手を付けようと・・・ 「 昨日と同じ料理じゃん! 」 ( ホテル一緒で、コース料金一緒なら、当然ですけど・・・ エイ!、こうなったら、飲んじゃうぞ! ) ・・・・

翌朝、目覚めた家内が、 「 貴方、昨夜、お風呂はいったの? 」 「 入ったよ、2時頃かな~ 」 ・・・ おはよう、より、即実践的な話題の夫婦ですけど・・・

とまあ、一息付いたら、仕事の山・・・1日中、デスクの前で、パソコン、カチャカチャ・・・ 休憩しようかなあ~・・・ って、シャトルも持ち出して、シャカシャカ、タティング・・・・ ( 普通は、休憩っていうと、コーヒー飲んだり、タバコ吸ったりするんでしょうけど、私の場合は、シャトル動かしてるのが、休憩なんです・・・長い休憩になっちゃう事もあるんですけどね・・・ 休憩の間に、仕事してるみたな・・・ )

まあ、なんて雑な仕上がりなんでしょ・・・・って、忙しい時にやるもんじゃ無いですよね・・・ 貴婦人がされていた、タティングですから・・・・

私の場合は、 「 タティンビルダー 」 って感じですかね・・・・

エッチラ・オッチラ・・・ お花畑・・・どうですか?  アップした、画像・・ 「 荒れ花畑 」 て感じですけど・・・・



手配り

2010-01-17 00:23:59 | 日記
「 目配り 」 「 気配り 」 「 心配り 」 ってよく言われますけど、相手に対して、その場の状況をよく把握し、自己中心的になって、おごる事無く、 周りを上手くまとめていく・・・・ そんな意味で、使われる言葉ですけど、 人と接する時に、とても大切な事ばかりですよね・・・・

「 手配り 」 って、聞いた事ありますか?  ・・・・・ 「 そんな事、聞いた事無いよ・・・ 」 って、思われた方・・・ 貴方は正しい! 


「 手配り 」 ・・・・ 私が言ってるだけの言葉ですから、知らなくて当然です。


大分前ですけど、 「 アイ ・ ラブ ・ ピース 」 という映画がありました。

ご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんけど、 この映画の中で、一人の聾の女性が、地雷で片足を失ったアフガニスタンの少女に義足を作ってあげる場面があります。 聾の女性は、何度も何度も失敗を繰り返し、寝る間も惜しんで、少女の為に義足を作るんですけど、彼女の技術では、どうしても最後の微調整が出来ないんです・・・

この聾の女性に、不快感を抱いて、関わりたくないと考えていた、先輩で、義足を作っている女性の技師が、一生懸命に義足を作っている言葉の不自由な女性に対して、ずっと遠くから距離を置いていた訳ですが、ある時、どうしても微調整の出来ない、義足を前にして・・・誰も居ない作業場で、聾の女性が作ったその義足を、彼女は、自分の長年の技術で、最後の微調整をします。

翌日、聾の女性は、なぜか義足の調整が、上手くいっている事に、首をかしげながらも、完成した義足を、少女の元に、届けます・・・・

先輩の女性が、調整してあげた事は、誰一人、知りません。 もちろん、その女性も誰にも言いません。


誰もその行動を知らなくてもいいんです。 調整した女性も、偉そうに、「 私が、調整してあげたんだから出来たのよ 」 なんて、微塵も思っていません。

一所懸命に取り組んでいる人に対して、その努力・熱情を損なうことなく、誰に自慢するのでもなく、褒められる事を求めるのでもなく、今の自分に出来る事を、黙って、してあげる・・ 持っている力を、黙って、貸してあげる・・・ それだけの事です。

なぜ、そうなったのか・・・誰も知らなくてもいいんです・・・ 何でもそうだと思うんですけど、・・あまり、いい言葉だと思いませんが、「 裏工作 」 とでもいうんでしょうか、誰も知らないところで、事が成功するように、良い方向に進むように、「 縁の下の力持ち 」 として、自分に出来る事を、黙ってしてあげる・・・ 「 手配り 」・・・

そんな、心って、とても大切だと思います。


画像に、二つのドレスを並べてみました・・・・ これも、私の 「 手配り 」 の一つです・・・・

どういう事かって?   いいんです、画像をアップした理由が判って下さらなくても・・・ 



ミリ の 楽しみ

2010-01-16 00:30:59 | 日記
最近、作品の説明をする時に、 「 ・・・ リング部分は、5mm です 」 とか、 「 3mm のビーズを・・・ 」 なんて、数字で書きますけど・・( 他に書きようないですしね・・ ) でも、こういうことって、数字が3mm でも 3m でも、イメージに直結しないような気がするんですよね・・・ミクロ・・マイクロ・・・なんて言ったら、もっと想像付かない私ですけど・・・

画像にアップしても、実物より、はるかに大きく見えるんで、特に、実際の大きさが、判りにくくなっちゃうんですよね・・・

と言う訳で、画像にアップした作品が、( 正確には、一つのパーツですけど・・ ) どのくらいの大きさか、目盛りを横に並べてみました。

普段、使い慣れてる 80番の糸なので、細かいみたいですけど、作る時は、そんなに大変ってわけでもないんですよね・・・これを1m 作りましょう・・っていうと、大変ですけど・・・

100番の糸で、作れば、どうでしょうか・・・きっと、画像のものより、3分の2位になるんですかね・・・やったこと無いですけど。

80番でも、目数間違えたときに、極細針の先で、すごい時間かけてほどくんですけど、 100番だったら・・・針もきっと注射針くらいのじゃないと、無理なんじゃないでしょうかねえ~・・・

以前に、100番で作った作品を見せて頂いた事ありますけど、タティングじゃなくて、ボビンでしたからねえ~ ・・・間違えたら、組んだ糸を戻せばいい訳で、結び目をほどくのとは違うと思うんですよね・・・

細かい物を作って、ビックリさせましょう・・って、思って、細かい作品作ってる訳じゃないんですよね・・・

それは、多分、お米粒に文字や絵を書いちゃう人と多分、同じ気持ちじゃないでしょうかねえ・・・ 「 楽しい 」 んですよね。

「 ミリ の世界で 遊んでる 」 って感じでしょうか・・・

ミニュチュアドレスに付けてある、タティングレースも、この位の大きさなんですよね・・

アッ! ・・・・ いい事思い付いちゃいました。・・・・何がって?・・ ヒミツ・・です・・・

ミニュチュアドレス パート 3

2010-01-15 00:23:12 | 日記
ミニュチュアドレス の横側をアップしました。

どうでしょうか? このライン、女性的な感じしませんか?  まあ、人それぞれ、好みもあるんでしょうけど、こうした優雅なラインというのが、結構好きだったりします・・・
( 着てみたいなんて、思っていませんけどね、 絶対! ) そんな気には全くなれません・・・

「 風と共に去りぬ 」 とか 「 王様と私 」 とか、 なんて言うのでしょうか・・・ クラシカルエレガンス・・と言いましょうか、女性が美しく見える ひとつのラインじゃないでしょうか・・・・

ウェデイングドレス も やはりこのラインですし、和服でも、女性の裾を引きずる姿は、やはり、このラインですよね・・・・清少納言の時代から、大奥 の時代でも、この流れるラインは、綺麗だと思うんですけどね・・・・

ちょっと前に流行した、「 シャネル 」 ファッションは、このラインを否定しては居ますけど、・・・ 別に喧嘩売ろうなんて気はありません。

シャネルスーツは、あの形、結構、好きですけどね・・・・


今、ちょっと 気になってるドレス・・・2つほどあるんですけど・・・・もうちょと練習してからにしようかな・・とか、この前の 「 羊毛手毬シリーズ 」 じゃないですけど、いくつかこの 「 クラシカルドレスシリーズ 」 も作っちゃおうかなあ~・・とか・・  

基本的な作り方は一緒でも、( ここを、こんな風にしたら、全く違う感じになるじゃん! ・・ ) とか、作ってて思う事はありますしね・・

ミニュチュアドレス パート 2

2010-01-14 15:01:24 | 日記
新しいドレスの胸元をアップしてみました。

以前の紫色のドレスと比較して見て頂けると、面白いんじゃないかなあ・・って思いまして・・・

衿の形が少し、角ばっているの判りますかね・・ 前は、衿の縁にエジングのようにタティングを取り付けましたけど、今回は、思い切って、衿全体に被せるようにしてみました。  
5mm、4mmのリングの繰り返しって感じでしょうか・・前部分は、同じ手法ですけど、リングとリングの間を、わざと広くして、紐を組んで結んでいくような雰囲気にしてみたんですけど、・・・けっこう、細かい事に、気を使ってるでしょ・・・ 性格現れてます・・・

衿のところに、リボンを、チョウチョ結びにしてリボンタイ風にしてあるんですけど、同じ色なんで判りにくいかもしれませんけどね。

この上半身部分で、かなり苦労した部分は、パフスリーブ・・・ふっくらとした感じで、もっと盛り上げたかったんですけど、袖を付けるだけでも大変なんのに、ふっくらさせるなんて、洋裁の得意な方なら、簡単な事でも、・・・・雑巾縫うのと訳が違いますからね・・・・小学校時代の家庭科って、男子は確か、雑巾縫う位でしたよね・・・・最近は、どうなのか、あまり気にしていなかったので、良くわかりませんけど、 「 縫物 」 とかって、必要な事だと思うんですけどね・・・

それはさておき・・・ ボタン部分は、昨日も書きましたけど、3mmのイエローダイヤジルコを使ってます。・・・・ ビーズとか、パールとかも考えたんですけど、今回の生地の色に合うもの、なかなか気に入ったのがなくて、これにしてみたんですけど、写真だと、解り難いですかね・・・・実物は、キラキラ光ってて綺麗なんですけどね・・・・


袖口部分にもタティングレースを付けましたけど、前回のようにエジングではなく、シャツカラーのように、生地に縫いつけちゃいました。

レースの下のリボン、黄色にしようか、グリーンにしようかかなり迷ったんですけど、結果的には、ベージュで落ち着きました。

リボンだけでも、2m位は使うんですよね・・・・ 幅を勘違いして、太さの違うリボン、何本も買ってしまったけど・・・いつ使うのかは、現在不明です。


新作 ミニュチュアドレス

2010-01-13 22:08:35 | 日記
タティングレースリボンを使って、新作のミニュチュアドレス、完成です。

前回の 紫色のドレスに比べて、ちょっと シックな感じにしてみました。

袖口は、ストレートにして、肩部分を、パフにしてみました。
細かい事なんですけど、衿と腰部分は、前回が丸いラインになっていたのを、今回は角ラインにして、シャープな感じにしてあるんですよね・・・

ちょっとした細かい違いが、全体の印象を変えるんじゃないかなあ・・とか思ったものですから・・・

前回よりも、タティング部分を、凝りましたので、袖口部分、衿、スカートの裾部分のタティングは、かなり時間がかかってしまいました。 使用した糸の量も、ひょっとしたら、紫色のドレスよりも、倍くらい使ったのかもしれません。

スカートの丈も、前回より1cm程長くしてありますので、すこしすっきりしたラインになっているんじゃないかな・・・

全体を写してみましたので、判りにくいかもしれませんが、タティングレースリボンの下には、ベージュの3mm幅のリボンをあしらってあります。

今回の生地は、すこし柔らかめのものを使用しましたので、全体的な印象が、柔らかい感じで、なおかつ、すっきりした印象になっていると思うんですけど・・・


胸元には、リボン飾りを付け、こちらも、前回同様、ボタンには ジルコダイヤ3mm、( 今回はイエローダイヤにしてみました ) を使ってあります。

もちろん、前回同様に、背中部分から 人形に着せる事も出来るようにしてあります。

市販のレースを使えば、簡単に出来てしまう衣装ですけど、当然の事ながら、タティングが主な目的ですので、市販のレースではなく、タティングレースでリボン状にしたものを使用していますので、それなりに、 「 重み 」 が違うんじゃないかなあ・・って思っています。

市販のレースには、もっと細かい模様や、小さくて細いものはいくらでもありますけど・・・・ 綺麗ですけど、 「 軽い 」 って個人的には思っています。 機械が作ったものと、人の手によるものの違いというか・・・

どちらが良くて、どちらが悪いとか、そういう事を言っているのではなく、それぞれに味わいがある訳ですが・・・・

たったこれだけのドレスを作るだけでも、実際に、タティングレースリボンを作るのは、かなり大変なんですよね・・・ と言う事は、昔の女性が、ご自分の洋服にレース飾りをつけようと、一生懸命にレースを作っていくっていうのは、すごい大変な作業だということであり、だからこそ、自分の洋服に対して、ものすごい愛情があるんだなあと、こうした 「 体験 」 で感じる事が出来ます。

なんでも欲しい物は、お金さえ出せば、手に入れる事は出来る世の中ですけど、・・・ 「 手作り 」 の大切さは、こうした経験をする事で、物の大切さを 自分の体験として、実際に自分の力にする事じゃないんでしょうか・・・

決して、上手な作品じゃありませんけど・・・ 「 私の手作り作品 」 です。

( ・・・ 私が、お人形さん 遊びをする為じゃありませんから・・・判ってると思いますけど・・・ ) 

一瞬 で 解る 変化

2010-01-13 00:03:39 | 日記
タティングレース リボンを作成。

ただ、ひたすら シャトルを動かず作業・・・・ 単調な作業のようですけど、こうした事って、とても大切な事なんですよね・・・・

紐のように、長~く作っていく、無駄な行為みたいですけど、目的があって、行ってる事ですし、永遠に続く作業って訳じゃないしね・・・・作業した結果は、他の部分においても、役に立っている事で、出来上がりの作品をみれば、 「 一瞬にして それまでと違う、変化 」 が解るようになる、ってもんじゃないでしょうか・・・・

それにしても・・・ このデザイン、・・・シンプルだけど、すごい量の糸が必要ですね・・・使う糸の量までは考えていませんでした・・・


今日、突然、県外に就職した娘が、帰ってきました・・・ 休みが取れたから・・ 墓参りをするために・・・ ま、いろんな理由を言ってますけど、新幹線の改札口から降りてきた、姿・・・・ 一瞬で、変化が解りました・・・

社会人になるという事、・・・ 社会に出て、人と人とのさまざまな交流が、トゲトゲした部分を、丸くしてくれたようでした。

「 親離れした子供 」 ・・・ 「 ひとりだち 」 と言うことでしょうか。

子供は、親の所有物ではない、そういう事なんですよね。


それはそうと・・・・ 今夜は、な~んか、絶不調・・・・疲れちゃって・ボンヤリしていて、頭の回転が、すご~く ゆっくり・・・

ブログ書きながら、うとうとしちゃって・・・たった、これだけ書くのに・・1時間・・・ 「 さっさと、寝ましょ! 」 ・・・ あ~・・・・ 頭、痛い・・・





ドレス の 詳細

2010-01-12 00:25:08 | 日記
以前、アップした ミニチュアドレスですけど・・・細かいところ良く、判らない・・・ って仰る方がいましたので、またアップしてみました・・・


衿 と 袖、 服の前、 この部分の、タティングレースは 同じ形ですけど、実は、微妙に大きさ、変えてあります・・・

リング一つの大きさは、3mm 位ですかね・・・スカートの裾のタティングはまた別のモチーフになっています。

使ってあるリボンの幅は、3mm です。

胸部分に付けてある ボタンは・・・実は、3mmの ダイアモンドですよね・・・

もちろん、ジルコですけど、ボタンが一番金額的には、高いかな・・・って・・・内緒ですけどね・・・

洋服の生地も、実は・・いいお値段なんですよね・・・ バーゲン品じゃ、ありません・・・・ 何件か生地屋さんを回って、見つけた柄なんですよね・・・なんせ、完成品が小さいので、模様も、小さくないと意味ないですしね・・・

本当は、古典柄をさがしてたんですけど・・・・無いんですよね・・・たまに、柄でいいのがあっても、生地自体が、安物っぽかったり・・・
カットして売られているような お手軽生地ではなくて・・・ちゃんと、「 これ、○○メートルで下さい 」 って買い求めたものです・・・


静岡ですと、3mmのリボンもなかなか見つからないし、もちろん、色数も数ないですしね・・

タティングのレースも、糸は DMCの80番を使ってます・・・糸が太いと、細かい模様出来ませんしね・・・

とまあ、いろいろ細かい部分にまで こだわって作ってはみましたけど・・・

人知れず、私の部屋の雑用デスクの上に、飾ってある・・と言うか・・・置いてあるだけです・・・・


キャメロット と タティングレース

2010-01-11 11:38:15 | 日記
ただ、ひたすら、同じ作業の繰り返しで、タティングしているので、久しぶりに、DVDを観ながら、タティングしていました・・・・

画像にアップした、 「 キャメロット 」 なんですけど、何度も観てるのに、今日、 ( この作品、他のミュージカルと作り方ちょっと違うじゃん・・・ ) って事に気が付きました・・・

この 「 キャメロット 」 は、アーサー王が築こうとしていた理想郷、キャメロットでの物語なんですけど、ご存知でしょうか・・・・

「 武力による騎士道 」 ではなく 「 正義の為の騎士道 」 を目指して、アーサー王が、始めた、 「 円卓の騎士 」 12人の騎士は キリストの12人の弟子を 意識の中で含んでいて、13番目の椅子は、キリストを裏切った弟子、ユダにちなんで、空席とされ、この席に座ると、マーリンの魔術で、その騎士は、死ぬ、という伝説があったり、円卓の騎士は 300人以上も居たという説や、いろいろな伝説があるんですよね・・・


アーサー王 は、ウォルトディズニーが、「 王様の剣 」 というアニメ映画にしたんで、有名ですけど、私が知ったのは、このキャメロットからでした・・・

「 王様の剣 」 ( 岩に突き刺さったエクスカリバーを抜いた、少年、アーサーが 英国国王になる物語 ) や、この 「 キャメロット 」 でも、エクスカリバーは、両刃の剣と言うことになっていますけど・・・残された壁画によると、 片刃の剣で、本当は、2本あった・・・と言う事みたいですけど・・・

初めの、剣が、岩から引き抜いた 剣・・・・ アーサー王が、不覚にも、背後から相手を切り殺した時に、騎士としてふさわしくない行為として、その剣は 折れてしまい、2本目の 剣を、マーリンが与え・・・やがて、それは、泉に投げ込まれ、泉の女神の手で 受け取られた・・・ そんな伝説もあるんですよね・・・


伝説の英国国王、アーサー王も・・・キャメロットも、実際に存在したかどうか不明ですよね・・・ 「 円卓の騎士 」 「 エクスカリバー 」 などが、アーサー王の関連の事がらなんですけど・・・

このミュージカル 「 キャメロット 」 は、「 マイ・フェア・レディー 」 のスタッフが作った、華麗な貴族のミュージカルで、理想郷、キャメロットでの アーサー王と グエナビア の恋、円卓の騎士としてフランスからやってきた、ランスロットとグエナビアの 不義の恋を中心に、展開していくんですが・・・

豪華な衣装も、良く観ていると、この映画では、ほとんどがレース・・しかも、複雑な豪華なレースというより、細かい網のような甲冑のような印象すらあるレースで、それが、長い裾にまで施されているんですよね・・・

色目も、白というより、淡いベージュで、イメージ的には、ある意味、ロビンフッドのシャーロットの森に似合いそうな・・・キャメロットもイギリスの森の中ですから、環境はにているのかもしれませんが、デザインもシンプルで・・・

名優、リチャード・ハリスが、アーサー王、 グエナビア を バネッサ・レッドグレープ、 ランスロット を フランコ・ネロ が演じています・・・

ミュージカルと言っても、歌も、そんなにふんだんに・・って感じじゃないですし・・ダンスも・・どこにあったの?・・・って印象で・・・歴史物語の映画を観ている感じが強かったですね・・・

シンプルだけど、衣装にはすごい お金がかかってるみたいで・・・・

以前は、ミュージカルファンとして・・・ 最近は、手芸をしてる立場として、以前の作品を見直すと、新しい発見があります・・・


アーサー王伝説とか・・・ トロイ戦争 ( トロイの木馬、とか、 パリスとヘレナ の物語とか・・ ) ・・・ ギリシャ神話など・・・結構、好きでしたからね・・・

トロイ戦争の、パリスとヘレナの話でも、始めたら・・・ すごい事になりそうなので、また、別の機会にでも、しましょうか・・・・




謁見所

2010-01-10 16:47:39 | 日記
建物内には、さまざまな場所がありますが、画像にアップさせていただいた 場所は、 「 謁見所 」 です。

天皇陛下が お座りにあそばされる 「 玉座用の肘掛椅子 」 が置かれていて、遠くの方にあるので、よく判りませんが、この場所には、監視カメラがしっかり見守っていました。

この 沼津御用邸記念公園の案内リーフレットにも、表紙に使われている 素晴らしい椅子です。 とにかく、評価するなんで、もったいない見事な玉座 です。

この隣には、 御食堂があり・・そこの椅子も、シャンデリアも・・・すごい!・・・ です。

この建物・・・窓のガラス板も、工芸品ですね・・・

幼子 の 衣装

2010-01-10 16:32:48 | 日記
この衣装も、見事な衣装でしたけど、・・・ 幼い子供が、こんな衣装着てたら、思いっきり遊べないじゃん・・ って思ったりもしましたけど・・・ 遊び方が、高貴な方は違うのかな・・・  時別な時に召される衣装なのかもしれませんけど・・ いずれにしても、素晴らしい衣装でした・・・

展示されているような衣装を着た方々が、御用邸の広大な お庭を散策されているようす・・・ 源氏物語・・・ 光源氏 の世界でしょうか・・・

日本には、こうした、優雅な世界があったんですね・・・・ 忘れてはいけない心に 留めておかなければいけない、優雅な世界かもしれません・・・

邸内では 皇族の方の それぞれの花模様の入った、ハンカチとか、小物、ここでしか購入できない お菓子なども、売店で販売していました・・・

「 へ~・・ こうやって、レースをあしらうと、優雅だなあ~・・ 」 「 こういう様に、布とオーガンジを組み合わせるのか・・ 」 等々・・・ 思わず、いつもの癖で、どうやって出来てるんだろ・・って 見ちゃいました・・・・ 質素ながら、優雅な作品ばかりでした・・・・ 今後の、テーマに加えようかと思いました・・・

タティングも 優雅な世界 が本来の姿なのですから・・・・ 私には、まだまだ、道、遠く・・・です。

すこし、優雅さを身につけなきゃ・・・ なかなか、難しいですけど・・・ 優雅な腹筋は、付いてるんですけどねェ~・・・・

子供 の 衣装

2010-01-10 16:17:02 | 日記
まるで、書物の中のような衣装が、目の前にあるというのは、本当に、「 事実 」 を目の当たりにするようで、不思議な気分になります。

この画像のような衣装を着た子供が、後ろを振り返ったら、御用邸の庭園の中で遊んでいるような、・・・ 

宮中では、このような衣装の高貴な身分の方々が、お過ごしなさって居られたんだという事が、衣装を拝見する前に、建物内を見学したからこそ、感じるのかもしれません。

皇族の方々がお食事をされる間、 謁見の間、お寛ぎあそばされる、御座所、・・・ ちょっと、失礼な言い方かもしれませんが、建物の中の浴室 ( 浴室と言っても、浴び湯というそうで、板の間に水が流れる切り込みの入った場所があるだけですけど ) や、トイレ ( 古い板で出来ている、着物を引っかける部分が付いている昔のものです ) や、玉突き場 ( 娯楽室 ) 、家来が、食事の用意をしたり、控えている場所、物置部屋など、生活の場所を見学したあとなので、余計に、こうした、特別な衣装が、身近に感じられるのかもしれません・・・

神楽舞とかで、見かける衣装も、この衣装のようになっているのかもしれませんけど・・・日本の衣装もいろいろ調べてみると面白いかもしれません・・・

子供の衣装と言えども、色使いは、本当に見事といいますか・・・この 紫 まさに、高貴な色ですよね・・・・ かなり身分の高い方の衣装・・・皇族の方より、身分の高い、高貴な方は居ない訳ですが・・・

じっと観ていても、全然違和感を感じないのは・・・・不思議です・・・

十二一重

2010-01-10 15:53:45 | 日記
成人式で街中でも、和服姿のお嬢様達が目立ちますが、( 男性の場合は、ほとんど、スーツですよね・・・たまに、紋付き袴の男性が居ると、綺麗に着こなしている男はあまり見かけず、七五三の方が、可愛いという位、ビックリする奴がいたりします・・・紋が、真っ赤な薔薇だったり、袴が、金ピカで、金髪に赤い紐を結んで垂らしていたり・・・・呆れる奴もいたりして・・・ )

そんな中、沼津御用邸で、十二一重の特別展示をやっているというニュースが、テレビで放映されましたので、早速、観に行ってきました。

御用邸の西附属邸の中に展示されていて、古いながらも格式のある建物内を見学しながら、観てきました。

こうした、御用邸の中で拝見すると、すぐそこの角から、この姿で女性が現れるような、雅な雰囲気に包まれていて、平安時代の衣装が、まさに息づいている感じで、気持ち良く観る事が出来ました。 博物館や、催事場で観るのとは、一味もふた味も違う感じ・・おわかり頂けるでしょうか・・・

天皇陛下や、ご皇族の方々が、過ごして居られるような・・・ 決して、豪華絢爛な建築物ではありませんが、日本というのは、こうした質素ながらも、伝統と格式の中で息づいているんだなあと、心落ち着くひと時でした。

もちろん、傍によって、観る事も、触る事も出来ませんが、生地に織り込まれた素晴らしい織や、独特の色使い、朱というのでしょうか、茜色と言うのでしょうか、若草色の衣装に重なられた色使い・・・ 外国のドレスでは、こうした微妙な色使いはしないんでしょうね・・・・

紅白歌合戦でも、小林幸子さんが、着替えて、着物ドレスのような物を着ていましたが、あのような煌びやかな、帯をまとったような衣装ではなく、奥の深い、なんと言うのでしょうか・・・ 「 雅 ( みやび ) 」 という衣装は、素晴らしいと思いました。 写真では現わしきれない微妙な美しさ・・・

雛人形の衣装では無く、こうした等身大の衣装を目の当たりにする事は、とてもいい経験でした。

他にも、子供の衣装が展示されていましたので、後で、アップして観ようかと、思います。