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あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

十二一重

2010-01-10 15:53:45 | 日記
成人式で街中でも、和服姿のお嬢様達が目立ちますが、( 男性の場合は、ほとんど、スーツですよね・・・たまに、紋付き袴の男性が居ると、綺麗に着こなしている男はあまり見かけず、七五三の方が、可愛いという位、ビックリする奴がいたりします・・・紋が、真っ赤な薔薇だったり、袴が、金ピカで、金髪に赤い紐を結んで垂らしていたり・・・・呆れる奴もいたりして・・・ )

そんな中、沼津御用邸で、十二一重の特別展示をやっているというニュースが、テレビで放映されましたので、早速、観に行ってきました。

御用邸の西附属邸の中に展示されていて、古いながらも格式のある建物内を見学しながら、観てきました。

こうした、御用邸の中で拝見すると、すぐそこの角から、この姿で女性が現れるような、雅な雰囲気に包まれていて、平安時代の衣装が、まさに息づいている感じで、気持ち良く観る事が出来ました。 博物館や、催事場で観るのとは、一味もふた味も違う感じ・・おわかり頂けるでしょうか・・・

天皇陛下や、ご皇族の方々が、過ごして居られるような・・・ 決して、豪華絢爛な建築物ではありませんが、日本というのは、こうした質素ながらも、伝統と格式の中で息づいているんだなあと、心落ち着くひと時でした。

もちろん、傍によって、観る事も、触る事も出来ませんが、生地に織り込まれた素晴らしい織や、独特の色使い、朱というのでしょうか、茜色と言うのでしょうか、若草色の衣装に重なられた色使い・・・ 外国のドレスでは、こうした微妙な色使いはしないんでしょうね・・・・

紅白歌合戦でも、小林幸子さんが、着替えて、着物ドレスのような物を着ていましたが、あのような煌びやかな、帯をまとったような衣装ではなく、奥の深い、なんと言うのでしょうか・・・ 「 雅 ( みやび ) 」 という衣装は、素晴らしいと思いました。 写真では現わしきれない微妙な美しさ・・・

雛人形の衣装では無く、こうした等身大の衣装を目の当たりにする事は、とてもいい経験でした。

他にも、子供の衣装が展示されていましたので、後で、アップして観ようかと、思います。

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