画像にアップした物は 古い タティングレースの 本 です。 １２ｃｍ Ｘ１５．５ｃｍ の大きさで 東京の生徒さんの ご家族が 英国で入手されてという事で、お持ちいただいたので ちょっと お借りしているものです・・・ 数年前に 英国の パム パーマー先生が 来日された際に 拝見させていただいた 日本の明治時代の タティングレース の本と 同じような 装丁 構成になっています。 日本には 明治時代に修道女を通して 紹介された タティングレース ですけど、画像の 本 保存状態も 非常に良く あまり観て居なかったんじゃないかな と思うほど 中身も鮮明で 綺麗です。 １８６８年の出版された本で なんと 英国やドイツの王宮の 宮廷夫人達に タティングレースを教えたといわれる マドモアゼル り―ゴ による 「 ＴＥＨ ＲＯＹＡＬ ＴＡＴＴＩＮＧ ＢＯＯＫ 」 と 記載されています・・・３０ページに渡る もので オバール や アイレット の結び目の数も 明確に解る位 鮮明です・・・ １８６８年 と言えば 日本では 明治元年 に当たる年ですから １４６年前に 使われていた タティングレースの テキストが 手元にあるというのは ( 私のものではありませんけど・・・・ 私も 古い タティングレースの 本や雑誌やデザインのものは 沢山ありますけど、 破けていたり かなり使い込んだ物が 多いんですよね・・・ ) ちょっと 感動物ですねェ～ ・・・・欲しいですけど ・・ こんな素晴らしい 宝物 頂く訳にはいきませんので、 せめて コピーさせていただきましょう・・・・ まだ アーチと言う技法が無かった時代の タティングレース ・・ オバール や アイレットを組み合わせるだけで こんなにも 素晴らしいデザインが 出来るんですねェ～ ・・・ 様々な 技法や 技術を使って 凝りに凝った デザインも 素晴らしいですけど、シンプルな物の持つ 美しさは 別世界の感じすらしますねェ～ ・・・・ どれか 復元してみましょうかね・・・ とは言っても 作りかけは 一杯あるし ・・ また 今日から 新作に手を付けてしまったし・・・ 教材のサンプル作品も 作らなきゃなりませんし・・・ いつになる事でしょうか・・・・ でも 「 お宝 」 拝見したから とっても イイ気分・・・