ご依頼されている作品が やっと最後のラストスパートにさしかかり、着地点が見えて来ましたので もうひと頑張り・・ふた頑張り・・・っもっとかもしれませんけど、まあとにかく 最後まで手を抜かずに頑張りましょう・・・ 映画を頻繁に観るのは、シャトルを動かしながら ですので、本当に沢山の映画を観ています・・ 昨夜は 深夜まで 「 スター トレっク 」 ( 洋画SFで、宇宙船 エンタープライズ の新シリーズです ) を観ながら 3時頃まで・・・ 今日は 仕事をしながら 合い間に シャトルを動かしながら 韓国映画の 「 悲しみより もっと悲しい物語 」 クォン ・ サンウ と イ ・ ボヨン を観ていました・・・・この映画は 有る事は知っていましたが、観る機会が無く やっと・・ と言う感じです。 韓国映画・ドラマは 好きで観る方ですが、 日本の昔の映画のように、台詞、言葉をとても大切にしていて、言葉の美しさと共に、そこに込められる 複雑な想いが 描かれているから 気に入っています。 最近の映画とかだと、 言葉が 日常会話で自然な感じを出しているのはいいんですけど、言葉の美しさを描いているかどうか・・・ 「 悲しみより もっと悲しい物語 」 は まず 男性の立場で 物語が進み、時間をさかのぼるようにして、女性の立場から、同じ言葉や 行動の受け取りかたの違いを 巧みに描いていて、 観ていて、ふと オー ヘンリー の代表作と言われる短編小説 「 賢者の贈り物 」を 思い出して観ていました。 「 賢者の贈り物 」 は 貧しい夫婦が クリスマスプレゼントを買うために 妻は 夫の大切にしている 懐中時計を吊るす鎖を買うために自慢の髪の毛を美容院で切り落とし売って金を工面する。 一方 夫は妻が欲しがっていたべっ甲のクシを買うために自慢の懐中時計を質入れし金の工面をする・・ 一見 愚かな行き違いの行為に思えるこの行為は 実は 最も賢明な行為である・・ というお話ですけど・・・ これは 確か新約聖書の キリストの誕生を 贈り物を持って祝いにきたエピソードを基に、贈り物をめぐる物語として書かれたお話ですよね・・ 「 悲しみより もっと悲しい物語 」 は 物ではありませんが 不治の病に侵されているいる孤児の男性が 事故で身寄りを無くした女性を愛し、女性の幸せを願い、健康で裕福な男性と 結婚させようとし、女性は 愛する男性の その想いを知りつつ男性の願いを受け入れ ・・・・ とここまでにしておきましょうか・・・ 「 天国の階段 」 「 悲しき恋歌 」 等、韓国映画の悲恋物は 絶品ですねェ~ ・・・イ・ボヨン が 身にまとった ウエデイングドレス の数着・・韓国デザイナーの手によるものだと言う事は 一目了然ですねえ・・ 日本ではこういうデザインの発想にはならないんでしょうねェ・・・