あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

夜会

2009-09-20 22:13:39 | 日記
静岡おだっくい祭り、1日目が無事、終了しました。

私が担当していた、清水の会場では、沖縄の獅子舞があったり、休憩時間に、外国人の方達が、突然民族舞踊を踊ったり、好天にも恵まれ、閉会となりました。

踊り子さん達の衣装も、上半身の部分が裏返しになると、揚羽蝶のようになったり、白装束あり、ド派手あり、キラキラ系から、着物の生地をそのまま衣装にしたりと様々で、髪飾りもカラフルな箸かんざしを4~5本使って日本髪風を留めたり、少女達は、お母さんの手づくりと解る、可愛い花飾りであったり、かんざしであったり、あふれる愛情を一杯、受け取っているのが判りました。

1日目の夜は、駿府公園という、駿府城の跡地の大きな公園で、ステージを作ってある会場で、「 夜会 」 という、イベントが毎年開催されて、各地の踊り子の方々同士、また市民の方々との交流の場になっています。

画像は、「 夜会 」 の一場面で、踊り子さん、そうじゃない方も、「 仮装 」 して参加する、「 仮装パーティー 」 のような雰囲気もあって、「 デビルマン 」 「 スパイダーマン 」 「 うさぎちゃん 」風のものから、「 白雪姫 」 「 メイドさん 」 等々、扮装様々で、今年は、故マイケルジャクソンを忍んで、マイケルジャクソン音楽での踊りもあったり、本当に、玩具箱をひっくり返したような、大騒ぎ。

こうした光景を 「 ばっか見たい 」 って、冷やかな眼で表面だけを見る方って多いんですけど、仮装パーティー って、昔は、仮装舞踏会って言うのも、宮廷とか、社交場で行われていた事を考えれば、人間の歴史の中では、重要な 「 心を解き放つ場 」 であると、個人的には思っています。

毎年の事ですけど、いつも感動してしまうのは、1日目の夜行われる、「 夜会 」 や、2日目の夜行われる 「 フィナーレ 」 はもとより、各会場でも、参加して下さっている踊り子の方々が、会場の汚れたゴミとかを終わった後に、拾って集めて、会場にゴミ捨て場が無いときには、持ち帰って下さるのが、当り前のように行われている姿を目にする事です。

踊り子さん達が出したゴミじゃないんですよ。 観客の市民や、心無い方々の出したゴミなのに、スタッフが、終わった後に、ゴミ拾いをしている姿を見ているし、また、自分達の踊りを見てもらったことへの感謝、楽しい時間を過ごした後片付け・・そういう思いが、参加されている方々にもあるという事です。

「 人と人との心を編む 」 のが、編み物だとするならば、「 人と人の心を育てる 」 という事も、この祭りにはあるんじゃないかと思って、いつも参加させて頂いています。

「 踊る 」 という事で、人の心のありがたさを実感している青少年もいます。 日々の努力が認められて感動する青少年もいます。人は一人では生きていけない、そんな当たり前の事を、祭りを通じて学んだ青少年もいます。( もちろん、青少年ばかりでなく、大人も子供も同じ事ですが・・ )


「 踊り 」 であれ、「 手芸 」 であれ、「 タテイング 」 であれ、それは、方法こそ違っていても、同じ事じゃないんでしょうか・・・

聖光院先生との出会いは、私にとっては、ありがたさであり、感動であり、教えて頂く事の素晴らしさだと感じるのと、全く同じ事だと・・・・

明日は、今日ボランティアとしてお手伝い頂いた方達が踊りますので、( 踊り子さんも、ボランティアとして、お手伝い頂くこと多いんですよ ) 明日のボランティアの人数が不足気味だとか・・・

1日中、立ちづくめで走りまわって、脚がパンパンに張って痛いのに、いつまでもブログ書いていないで、さっさと寝ろよって、私の心の良い天使さんが言ってるのに、悪い天使さんが、「 いい加減しないと、明日、脚が痛くて歩けなくなるぞ! 年なんだから! 」 って怒鳴ってますので・・・そろそろ寝るとしましょうか・・って・・ァッ・・・今夜は、酒ね~ぞ! ・・・なんてお行儀悪いんでしょ・・・