今日の天声人語を読んで

　東京・板橋の自宅で両親を殺したあと、１５歳の少年は池袋に出た。映画館に入り「バットマン　ビギンズ」を見る。そして新幹線に乗って、長野県の軽井沢へと向かった。

　社員寮の管理人の父と母を刺すなどして殺害した疑いで逮捕された高校１年の長男の供述という。映画は、主人公の幼い時に、両親が殺害される設定だ。少年は、どんな面持ちで映画館にいたのだろうか。

　福岡市では、１５歳の中学３年生が、自宅マンションの部屋で、１７歳の兄を包丁で刺し殺した容疑で逮捕された。「兄に夜中に起こされて肩をもまされるなど、こきつかわれている」と、友人に不満をもらしていた。

　板橋の少年の方は、「父に馬鹿にされた」と供述しているという。まだ詳しい動機は分からないが、少年による二つの事件の底には、肉親に対する日頃からの「憎しみ」があるようにみえる。

　日本の殺人事件の検挙人数は、戦後の混乱期や経済成長期を経て減少し、２０００年代は１３００～１４００人台となっている。うち少年は、６０年代までは３００～４００人台が多かったが、７０年代初めに１００人台となり、２０００年代は１００人前後の年が多い。

　この大きな流れを見る限りでは、少年による殺人事件は、増える傾向にあるとはいえないようだ。しかし自宅を犯行現場とし、肉親を殺害する「家庭内殺人」は、世の中に独特の衝撃を与えている。戦後の６０年で都市化が進み、都会の多くの家庭から庭が失われた。土の庭はあってもなくても、小さな「こころの庭」があれば、と思う。

　私も、この記事を読んで人ごととは思えない。高校を卒業したばかりの息子がいるからである。朝起きたら、バットで頭を殴られてたなんて、様にならない。この記事を読む限り、父親のことを恨んでいたみたいだ。自分自身を振り返ってみると、この間の、６月１９日の父の日に、携帯から感謝のメールをくれた。とても嬉しかった。

長老のおやつ！

　長老は、よくおやつを買ってきてくれる。昨日も滋賀県の朽木村をドライブ中、”ごんぼうせんべい”を見つけてきてくれた。これがまた、なんともいえずうまいのだ。ごんぼうの香りが、せんべいを噛むごとに、口いっぱいに広がる。皆さんも下記の包装紙を見つけたら、購入されることを勧めます。

阪神タイガース！強し

　昨日の中日戦は延長１２回で引き分けになると思ってたら、土壇場で鳥谷の一発が出て、さよならになった。阪神強しである。阪神のお陰で、気持ちよく眠りにつくことができる。今日はどうかな？

”新しい力”はたゆみない行動から

　　幾つもの層からなる皮膚細胞は常時、底部から表面へと押し上げられる。その繰り返しで、外の刺激から体を守る膜が形成されていく。世代交代のような絶え間のない細胞の生成が、生命を維持している。

　また栄養分は血液によって体の隅々に配送される。心臓によって一瞬の停滞もなく循環しているから、生命は永らえているのだ。海の浄化では、潮の流れが大きく影響する。全国生産量の９９％以上が沖縄の海から採れるモズクも、常に潮がよく動く澄んだ海水域だからこそ生育繁茂する。

　料理好きのある作曲家が話していた。じっとしている時より体を動かしている時、例えば料理をしているような時に、いいメロディーが浮かぶと。体を動かすことで、いい発想が浮かぶのだろう。

　動き、行動することが大切である。たゆみない挑戦、行動によって新しい力は生まれてくる。

宇治川花火大会！

　毎年８月になると１０日に宇治川で花火大会が開催されてきた。４５年間も続いてきた行事なので、宇治市民にとっては、生まれたときからの行事なので、毎年楽しみにしてきた。その行事が、宇治議会で問題になっているらしい。花火の発射位置付近の土地が、都市開発されようとして、花火大会ができないかもしれない状態なのである。久保田市長は、何としても実行するといっているから、安心なのだが、どうせ共産党が反対するだろう。何でも反対の党だから。