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2013夏アニメ まとめ その1。

2013-09-30 21:55:01 | 感想
2013年夏アニメが終わりました。

今期はコメディに面白いのが少ないというか一つしかなくて残念でした。

私がモテないのはお前らが悪いは、もこっち役の橘田いずみさんの演技が良くてぼちぼち見てたんですが、いかんせん内容が面白く無い。
げんしけん二代目も、声優はなんとか慣れましたが内容がどうしても蛇足感が拭えず止めました。

ミルキーホームズも完全に真面目路線という、この作品の提供元ブシロードは前身をブロッコリーといい、
ブロッコリーはデ・ジ・キャラットやギャラクシーエンジェルというブラックギャグコメディアニメを生産していたのですが、
何故かこのメーカーは、途中から真面目路線に以降して失敗しコンテンツが終わる。

ミルキーホームズも例を漏れず、またやらかしました、何故学ばないのか。

そんな感じで二分間のてーきゅうだけが生命線でした。
来期は良いコメディ作品があると良いのですが。

Free。

水の描写、筋肉の描写だけでも最後まで見れました。

筋肉の動きって、意外にちゃんと描かれていないのが多いのです、
まぁ普通のアニメでは肌を露出させる機会が少ないので、たまに出ても精々動かす筋肉が盛り上がるとかその程度ですが、

このアニメは、水泳部というのもあって良く出てくるので、その分少しの筋肉の動きも描かれていてよかったです。

水の描写は始終綺麗で良かったです、ufotableやピーエーワークスの様にCG効果を踏んだんに使った背景も良いのですが、
成るべく手書きで描写しているほうが丁寧に思えて良い時もあります。

内容も、ちゃんとスポ魂をしていて普通に見れていたんですが、
最終話のとあるシーンの演出が巧すぎて、少し泣いてしまいました。

そのシーンが、凛が自暴自棄になり会場を後にして、遥が見つけるシーン。

凛が居た場所が、冒頭で遥達が、昔小学校にあった木に似ていると言って見ていた場所で、
その木は昔凛を含む四人が仲が良かった頃に、周りのレンガに願い事を書いた思い出がある木です。

似た木を見上げて悲しそうな顔をする凛。

遥が来た事に気づき口論になります。

取っ組み合いになって転げた後、ふと地面を見ると凛が小学生の頃に書いた願い事と同じ事が書いてありました、
それは遥が書いたのですが。

その構図、流れが非常に良くて。

小学生の頃の木を思い出して見上げていては気づかず、
今と向き合い、気持ちを出しきる事で同じ目線になれたから見えた事という、
この演出にしびれました。

名前を調べてみると、河浪英作と言う方で、
アニメーションDoに所属する方です。

アニメーションDoは、京アニの大阪スタジオが独立したスタジオですが、
今のところは京アニと共同制作もしくは、京アニ所属と表記されることが多いところです。

河浪栄作氏は、動画原画も担当しますが、特に演出センスがずば抜けてます。

経歴としては日常からなのですが、僕は見ていないので、
初めてこの方の演出に触れたのは氷菓になります。

河浪英作氏の演出の良い所は、背景や小物、またカメラの構図や明暗から
全てをそのシーンの演出に使う所です。

全てがそのシーンを演出するために動いているからこそ、
メッセージ性や表現したいものがわかりやすく真っ直ぐに感じられます。

特に心の機微とか、無言の表情だけの気持ちの表現とかがいいです。

あと、京アニはキャラクターの表情や仕草が細かく魅力的なキャラクターが多いですが、
手と足が小さかったりデフォルメ的なデザインを取り入れています。

これだけ表情や仕草が可愛ければ、リアル等身でも魅力的にかけるのになと常々思っていました。

そして今作で、女性向けというのもあってかリアル等身のキャラクターデザインになっており、
女性キャラも念願のリアル等身になりました。

そして思っていたとおり、江も友達も先生も魅力的でした。

そういえば先生が出てくるの作品で殆ど女性なのは華を添えるためのかな。

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