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西日本旅 九州・宮崎ー鹿児島 編 四十日目。

2012-01-18 13:55:00 | 西日本旅2 四国~
12月6日(火)

予定では鹿児島に入る日。

道の駅『日向』にて起床。

広島県からずっと急いできたので何とか鹿児島を射程圏に入れ、
気温が温暖ということもあり、ここで少し荷物を整理して余裕を持って出ることに。

ボチボチと※ご飯を作りながら片付けをします。

※ ここで中途補足。僕のご飯とは乾燥スパゲッテイの事で、これを茹でて調味料を入れて食べる素パスタが主食です。

日記の中で、スパ、ご飯等で出てくるのはこれの事です。


さて片付けをしてご飯を食べていると、
オジサンが、兄ちゃん昨日鍋を外に出しとったやろ?外に出しとくと盗まれるで、俺もな~

と話しをしました。

大分出身の方で、時々車中泊で旅に出ているらしいです。

九州の気候を聞いてみると、海から温かい風が流れてくるから宮崎県が一番温暖らしく、
鹿児島、特に鹿児島市方面は寒いそうな。

九州は温暖だろうというスタートから、意外と寒いことに気付き、
宮崎より下は温暖だろう、から現状が暖かい方という、
自身の南下と共に南国のイメージも南下している。

果たして南国はあるのだろうか。


おじさんと別れ出発。

国道十号線を走って宮崎市に入り宮崎県庁に到着!

門の前に警備員が立っていたので、庁舎の写真を撮っていいですかと聞くと、
どうぞ撮ってください!と気持ちよく答えてくれたので門の前で全景をとっていると、

中に入ってもらっていいですよ!もっと近くで撮ってください!と
いうことで近くで撮って、ありがとうございました宮崎県庁を後にして更に南下。

途中、道の駅『フェニックス』という名称に惹かれて行ってみると、
フェニックスという木のことでした。

そういえば地元にフェニックス通りという並木通りがあるのを思い出しました。

フェニックスは高い崖の上を走っている道にあるので、
そこからの景色が綺麗です。

高台から海を見ると、珍しい岩礁地帯を見つけて近くで見ようと思い階段を降りていきます。

その岩礁は岩が斜めにきり立っていて形は⊿な感じです。

⊿⊿⊿⊿⊿⊿⊿が沖と水平に続いています。

沖から来た波が、岩と岩の両脇から隙間を通り押し寄せてきた波が途中でぶつかる
という珍しい光景を見つつ。

沖に釣り人がいるのを発見して沖まで行こうと岩礁を渡り始めました。

渡っていくと途中に1メートル程幅がある場所があって、
飛べば行けるけどリュックがあるし足場が斜めで危ないかなと思いながら
幅の狭い所を探して斜めの足場を横に進んでいた時でした、

ズルッ!

(お?おぉ!)

次の瞬間、僕は海に立っていました。

岩礁の水場は浅く膝下ぐらいで、足を滑らした僕は下半身を犠牲に荷物を守ったのでした。

そして、奇譚のなくなった僕はリュックを岩礁に置いて
ザブザブと1メートルの幅を渡り、行けるところまで行くと釣り人の居る所は更に向こうでゴムボートで行き来しているようだったので諦めて岩礁を見てリュックを回収して道の駅まで戻りました。

結局3回滑りました。

幸い晴れなので下着だけ着替えて後は自然乾燥することにしてトイレに向かうと丁度ライダーの人が居たので、すいません。と濡れた姿を撮ってもらって少し話しをして、出発。

おもわぬハプニングで時間を取られ鹿児島県に向かいます。

日南市で祇園神社という天然の洞穴に祀られた神社を見つけて、
中に入って行ってお参りをして出てきて入り口を見ている音が反響していることに気付きました。

海の近くなので波の音が洞窟で反響で聴こえてくるのでした。

(すげぇ、天然のサラウンドスピーカーだ)

立派な洞窟に感嘆しつつ海岸線を離れて鹿児島県へ。

そこからはひたすら走ります。

鹿児島県に入り、霧島連山を横目に走り桜島を望みながら鹿児島市に到着!

鹿児島市は都会で路面電車も走っていて人の多さに若干引きつつ、寝床を探し、
フェリー乗り場のポートエリアで寝ることにしました。

テントを張っていると下のザラザラしたのが砂ではない事に気付きました。

ずっと黒い砂だと思っていたソレは火山灰で、そうなってくると
そこら中火山灰が降り注いでいることに。

桜島を見ると煙を延々と上げていますが、こちらには向いていない。

風向きによっては大変な事になるんだろうなと思いながらご飯を食べて明日に備えて就寝。

なんとか12月6日に鹿児島市に入ることが出来、気温も上々(宮崎よりは寒い)で、
遂に愈明日から、この西日本旅の発端にして本懐、
これを成すために急いで来たアル挑戦が始まります!!


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