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フランス滞在記 36日目の1。

2012-04-03 07:26:18 | フランス滞在記
フランス最後の朝を向かえました。

フランス滞在35日間ということで、
長かったと言うとそうでなく、短かったと言うとそうでもない、
後ろ髪を引かれることがない程度に丁度良い期間だったと思います。

まだまだ見てないものや知らない土地があってそこでは知らない人たちが暮らしている、
それはフランスだけじゃなく日本でもそうで、世界でもそうです。

人一人の人生でそれらすべてを見て周るなんて事は不可能ですが、
人一人の人生で見れるだけのものを見たいと思いました。

今回、テレビで見ることしか出来なかった、パリの街並みやモンサンミッシェルなどを見て
実行できる意思があるなら実際に見ることで力強さをもらうことが大切だと実感しました。

初めての海外旅、初めての一人暮らし、初めてのフランス、
初めてのがいっぱいの今回のフランス滞在は僕の感覚を大きく刺激したと思います。

本当は、もっと美術館を周ってデッサンしていたい気があるのですが、
って後ろ髪を引かれてますね、最低限は満足できたという意味で。

今回の滞在でフランスがすごく好きになったのでまた必ず来ます、その時は日常会話は出来るぐらいなってたいです。

今回唯一の心残りというか、仕損じたと思うのは、やはり言葉の壁でした。

最初は言葉がわからなくてもなんとかなるという気持ちで来て、
実際何とかなったのですが、言葉がわかることで図れるコミュニケーションというのは大きいもので、
対話ができないのは心苦しかったです。

日本語のできる外国人に話しかけられた時は自責の念かられました。

と絵の方で刺激をもらって、言葉の方でも刺激をもらって、
いい事も悪いこともありました。

途中体調不良で寝込んでこのまま寝て過ごすのかと焦ったり、
レイルパスなくしたのかと焦ったり、
カタコトさえままらない僕のために電話をかけてくれたり、
言葉の通じ無い僕にどうにか伝えようとジャスチャーで頑張ってくれたり、

パリ市内を歩いていると黒人の押し売りにあったり、
パリ以外だと居なくて悠々自適に歩けていることに気づいたり、

やけに話しかけられたり、電車の時刻が適当だったり、
横断歩道はだいたい信号無視だったり、お店は綺麗だけど道は汚かったり、

公園や広場でくつろぐ人達や全力で遊ぶ子どもたちを見たり、

来る前はビクビクしてましたが、良い国だと思いました。
日本の色を知って、フランスの色を知って、多分他の国に行ってもそう思うだろうし、
今はそう思えない国も、未来では過去のこととして普通に行ける国になっている事が、良い事だと思います。

今回フランスに来て良かったと思いますし、こんな生活がずっとできたらと思いますが、
それは現実逃避と一緒なので、
これから日本に帰ってただのニートになるわけですが、
これまでの事は僕の人生設計通りに事が済んでいて、それは僕の意思一つで何とか成ることだったからで、
これからは僕の意思だけではどうしようもない事が続くのでどうなるかわかりませんが、

ロダン美術館でのおじさんの一言は僕の気持ちを固くしてしまって、
このままでは本当に孤独死もありえるなと思ったりしました。

それと犯罪については、
僕の住んでいる場所は北駅の近くで所謂治安が悪い場所の境界線だったりしたのですが、
特に事件もなく、
スリや置き引きなどについても、メトロを多用して街を闊歩していても被害に合わなかったので
神経質になる必要はないかもしれません。

僕の対策としては、パスポートやクレジットカードはウエストポーチで持って、
カバンはたすきがけので、チャックは金具で固定、
(名前がわかりませんがベルトにチェーンを繋ぐときに使うやつです)
立ち止まる時は、カバンを前にするか手を添えておく、
財布は100円の捨て財布にしてチェーンで繋いで必要分だけを入れておく。

こんなものでしょうか。

後、署名を口実に近づいてくるスリですが、
もしかしたらルーブル美術館にいた子の手癖が悪かっただけでかもしれません、
その後も何度も署名を求められてたり求めているのを見かけたのですが、
そんな素振りが窺えませんでした。

と言うことで後は、大家さんに鍵を返して空港に行って日本に帰ります。

いやー無事に帰れそうで良かった(フラグ)


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