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斜上。

2017-07-21 18:22:36 | 日常
今日は僕が朝出であの人が夜勤明けなのでまた顔を合わせる日です。

朝顔を合わせる時に先に挨拶してやるぞと思っていきましたが、流れ的に挨拶することなく顔を合わせたので何事もなく済みました。

そして朝ごはんの食介をしている間に無理のない感じで話しかけても一言二言でやんわりと会話が途切れる。

おや?この前は友達程度の距離なら許されていると思っていたのにそれすら無理なのか?と内心動揺。

しかし無理に接点を作ろうとするとまた距離を取られるかもしれないので業務をこなしつつ少しでも会話の糸口を探るも、
会話が続かないか、それより近づこうとすると離れている気もする、でもほかの女性職員とは積極的に話をしている。

話す内容があればいいのかと思い、状態の悪くなっていた利用者さんについて夜間の様子を聞いてみると、
会話にはなりましたが、明らかに歯切れが悪く会話がぎこちない。

この前の感じで友達の距離感は良いと思っていたのになぜこんな感じになっているのか、一昨日の話だぞ思いながら、
動揺を隠しつつ少しでも会話をするために接点を探しますがやはり躱されている。

夜勤明け後も別件で残っていたその人を後目に僕の業務をこなしていると、
その人が近づいてきてしかもあだ名呼び、珍しいなと思いながら見ていると、

何故か涙ぐんでいるあの人。

虚を突かれ理解不能の僕。

近づくと、本当にごめんなと言われ、え?何が?と返す僕。

男性2の事でひどいこと色々と言ってごめんなと涙ぐんでいる、まだ理解が出来ません。

そのまま帰ろうとするので思わず鞄をつかみ、何がなんと聞き、ほんとごめんなというのをお互い数度繰り返し、
詳細は男性2に聞いてというので、何かわからんけど気にしなくていいよと言い帰っていきました。

その後思案、わけわからんラインについて男性2に愚痴っていたのでそれを言ったのか?と思い、
涙ぐんでいるのを思い出して、僕が見たかったのはあんな顔じゃないのにと一人落ち込んでいました。

そのまま業務をこなし、合間に男性2を見つけたのでなにか言った?と聞くと、
衝撃の事実、発想の斜め上を行っていて、は?ってなりました。

というのが、あの人の中で、僕と男性2が出来ていて、今度のご飯でカミングアウトされると思っていてらしい。

様は同性愛者と思われいたらしい。

僕はともかく男性2とは付き合いも長く、前の彼女の事も知っているのになぜそうなったのか。

昨日の朝の事、その人が仲のいい女性職員に相談したらしく、それを男性2に報告、
激怒した男性2がラインをする、誤解と分かり謝りに来るというのが流れらしい。

そのことについて、食事が決まってからのこの一週間本気で悩んでいたらしく、
寝れないし、カミングアウトされた時の自然な反応とか調べていたらしい。

マジであの人の思考回路が理解できないです。

うちの職場では男性のフリー率が高く、尚且つ仲がいいのでゲイだなんだと揶揄されるノリがあるのですが、
あの人の中ではマジだったらしい。

僕に対しても、僕は何股するのモテモテやなみたいなのがあってネタだと思っていたのですがマジだったようです。

でも確かに最近はそのネタを振ってこなくなっていて、明確には登山辺りでそれはなくなっていました、
というのことはあの人のなかでそのころにはもう同性愛者になっていたのであろうか、

もっと言うと先月、恋愛の話の流れで、僕に八月までに誰かをデートに誘わなあかんなと言っていた時、
あの人の頭の中では男性2が思い浮かんでいたのだろうか、面白すぎる。

というかこれまで僕がアプローチしてきたのは何だったろうか、
寧ろ距離を置かれていると感じていたのは、男性2と付き合っていてどう接していいか分からないからとか、
どれだけ僕に対して関心がないのか、そちらの方がショックです。

まぁそこは答えが出ていて、あの人の思考の中心に自分がいない事に起因するのでしょう。

今回の事もそう、これまでのラインついてもそう、要は自分の事を言われていると思っていないから、
その人に言っているつもりの僕との間に意識の齟齬が生まれていたのだ。

その人の意識的にないのか、僕個人がないのかそこの判断がまたつかなくなりましたが、
それよりもどこでそう思ったのかそこが気になります。

明日の食事が楽しみすぎる、僕と男性2に真面目に謝りに来たあの人がどんな感じで会うのか興味があります。

というかこの一週間僕の事を考え寝れない日々を送っていたとか、今日の事で何かラインがあるかもと向こうは思っているかもしれないですが、
ここは焦らしておいておこうと思います。

しかしここまで自分の事を考えれない事に加え、突飛な考えで思い悩むとか大分と思考回路がやばい人です、いい意味でいうとピュア。

まぁこれで僕が感じていた距離感がなくなるならいいのですが、次は職場でいつ会うのかわからないのでどうなっているか分かりません。

誤解は解けたと思われますが、ただ時系列的に、

女性職員へ相談→男性2に報告→男性2怒りライン→あの人別の女性職員へ相談→僕と男性2に謝るとなり。

男性2がラインをした日の夜に、また別の女性職員に相談していて、しかもその女性職員はネタだと思いそう思うと乗ってしまったらしい。
そこから謝るとなっているので、正直その人の中で本当に誤解が解けているのか心配になります。

まぁ人の考えや思いなんて完全にはわかるわけないのですが、
それでもこの人の思考回路が謎すぎてそれは意思疎通するのが難しいわけです。

今週お互いに謝っているのに、その事柄がどちらも見当違いだったという意思疎通の出来なささ。

この人とは良い意味の喧嘩が出来そうにないなと思いました。

良い意味の喧嘩とは、忌憚のなく言うことでお互いが分かり合える部分が出来る事ですが、
この人の中に自分を含んだ考えがない以上、お互いを知ることは不可能です。

この人の家庭環境的にそういう思考になるのは理解が出来ますが、それにしてもこれは本当に一朝一夕でどうにかとはいかないです。

この人の事は書かないと言いつつまだ書いてますが、いつ頃書かなくて済むようになるのか自分でもわからなくなってきました。