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だんじりを見に行く三日目・大阪。

2013-09-15 23:29:44 | 旅行
朝、予報を見ていると東どころか西に来て直撃コースもあり得るコース取りでした。

とはいえ、今のところ、今にも降り出しそうな曇天ですが雨は降っていないので行くことにします。

だんじり祭は今日が本番で、ド派手に走り抜ける宮入りは今日午前だけです。

特に、やりまわしという曲がり角を速さをのせたまま曲がる姿が圧巻です。

市役所近くの、やりまわしポイントに行くと一時間前から人が沢山場所どりをしていて、
既に見やすい所はありませんでした。

原則として脚立の使用は禁止なのですが、そのあたりは黙認しているみたいで警察も注意していませんでしたが、

おもむろに建築現場の足場を組み始めた集団には流石に注意していました。

さも当然のように組んでいたので普通に報道関係だと思っていたら、どうやら私用で組んでいたみたいで、

警察と、何故脚立が良くて足場だめなのかと、ごねてました。

いや普通に考えて限度があるだろうと思いますが、そういう人たちから見れば限度が分かっていないので警察も大変だなと思いました。

市役所前は、宮入りの最終なので九時開始で来たのは九時半ぐらいでした。

しかし全然見えない・・・。

屋根の上に乗っている人が見える程度で、下の方は人混みで何も見えず、その辺りで場所を変えながら何台が見ましたが、
全て微妙で、これなら肉眼で見る意味がないなと、落胆しながら、場所を変える事にしました。

裏を周って市役所の坂下の道に出ると、ずらーっと並ぶ路駐の駐禁を警察が取っていました、
十台以上あって、ノルマ大助かりだなーとか、明らかに今日はダメっぽいのに何故路駐したのかとか思いました。

その道は丁度坂を登る前にだんじりが止まる交差点から延びる道で、
しかも少し上りになっていて花壇のブロックがあるので意外に良いスポットで

そこからだと、だんじりと引いて勢いよく走って行く人たち、だんじりの屋根で飛ぶ人、後ろを追いかける人たちと全て見えて、
登る前の勢いがあるし見応えがありました。

そこでだんじりを何台か見てから、人だかりまで近づき、少しずつ前の方まで進んで間近でじっくり見た後、
またブロックの所まで戻って見てると、遂に雨が降り出しました。

結構な大雨で人が移動し始めたので、今なら市役所前の曲がり角が見れるんじゃないかと思って向かったら、
沢山の人だかりが移動してきて、どうやら宮入りは終わってようでした。

丁度宮入りの終わりかけに雨が降りだしたみたいで良かったです。

それとどうやら曳行(えいこう)は、

曳行と灯入れ曳行が有って、灯入れ曳行は夜、提灯を点けてゆっくり引くのですが、
曳行は普通に走り抜けるやつみたいです。

午後から曳行があるので、先ずは昼ごはんを食べるためにカンカンベイサイドモールへ行きました。

既に大雨で、折りたたみ傘とレインコートでも隙間から雨が入り濡れながらでした。

カンカンに行くと人が沢山でした、中にある、うどん屋さんで昼を済ませ、
曳行を見ながら駅に戻ることにしました。

それで気づいたのですが、どうやら市役所前は相当の絶好ポイントな上、脚立を使用する人が居るため
動かないですが、他の場所は人だかりがだんじりに合わせて動くので結構その場その場で前の方で見れます。

しかし、大雨のなか、掛け声を出しながら、大勢中には百人近くが走るので活気が凄いです。

大雨でびしょぬれにも関わらず、多くの人達が帰らずに見ているというも納得できます。

普通なら様子見で中止にしそうな所なのに、雨の中でも活気があるというのが、だんじり祭の醍醐味ではないだろうかと思いました。

後は街全体でいくつものだんじりが走り回っているので、それに応じてコースが変わって通行止めになったり、
色んな所でだんじりが見れたり、街全体、人々が団結して祭りを楽しんでいる感じが一番楽しかったです。

座る所もなく足裏は凄く痛いし大雨で傘が意味なくなりびしょ濡れになりながらでしたが、
活気に助けられ楽しめたし、やりまわしも凄い迫力でした。

蛸地蔵駅まで歩いて、ホテルに戻ったのは、足が痛いから帰ろうと思ってから五時間後のことでした。

帰ったから直ぐにお風呂に入って足を温め少し寝ました。

起きるとまだ灯入れ曳行のやっている時間でしたが雨が降っていて、
またびしょ濡れになる勇気が出ず、諦めて夜はホテルで過ごしました。