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遺跡発掘初日。

2012-11-05 23:38:30 | 会社
前置き、遺跡発掘現場の近くに友達の家があって、その家の兄がニートだったので遺跡発掘調査員に一緒に応募した所
みごと二人共合格、二ヶ月だけの契約ですが同じ職場で働くことになった。

当日余裕を持って出発するために前日の夜に友達の家に泊まり行ったのですが、
予想外に寝れず最後に時計を見た時で朝の4時半だったので寝たのが5時ぐらいで睡眠時間2時間で初日を迎える事に、大誤算。

とりあえず仕事中に眠気が来ないようにブラックコーヒーを飲んで現場に向かいました。

現場に着くと何人か同じ調査員の方たちが居ましたが、平均年齢が高め、
僕と兄を抜けば50歳から70歳ぐらいじゃなかろうか、僕の予想では歴史専攻の大学生とかが居るつもりだったんですが。

調査区は、50m×10mと20m×10mの区画二つで、先ずは区画の周りに雨を凌ぐためのブルーシートを張るための重しに使う土嚢づくりから始まりました。

作業はシンプルで、所定数の土嚢袋に土を入れて締める、区画の周りに設置していくというもの。

最初に大小の土嚢袋を作る班に分かれてひたすら土嚢袋を作って、ある程度出来たら区画に設置する班と
引き続き土嚢袋に詰める班に分かれての作業。

僕はひたすら兄と土嚢袋を詰めてました、ここでボランティアの経験が役立って、
バケツに土嚢袋を設置することで土が入れやすくなるのですが、
そのあたりの作業はボランティアのがれき処理でやった事と同じだったので、
スムーズにやることが出来ました。

土嚢袋が出来たら大きなブルーシートを皆で拡げて設置それが済んだら土嚢袋を置いて一旦昼休憩になりました。

まだこの時機は日中動くと暑いので調度良くなるのは何時頃かな。

昼休憩が済んだらブルーシートを重しと括りつけたりして本設置。

それで前準備が終了して、現場監督が思っていたより早く終わったので掘削作業に移りましょうと言われ、
愈遺跡発掘開始です。

じょれんガリミノを各自持って大きい区画に横一列に慣らび、
現場監督からのレクチャー、先ずは表面の断層10cm程を皆の高さを合わせながら掘って下さいということだった。

最初に調査区の端に深さ10cm程の溝を作りました、これは通称トレンチという言って、
調査区の目安にするために先ずこの溝を作るのが決まりの様です。

それから各々がじょれんとかまで土を掘り、掘った土をミノに入れ、いっぱいになったらベルトコンベアに流しにいくを繰り返して、
今日の作業は終りました。

同僚の人達は二回りも三回りも上の人達ですが、皆良い人ばかりみたいで、
現場監督も女性の方ですが、丁寧に指導してくれるので良い職場環境だと思います。

仕事は、その内容のより職場環境がどうかで良し悪しが決まるのでここはアタリだと思います。

結構疲れたのに、未だに眠くならないあたり、朝飲んだブラックコーヒーが効いているでしょう、
それのお陰で仕事中眠くならなかったのですが、僕にとってブラックコーヒーは諸刃の剣だなぁ。

とりあえずベッドに入れば自ずと眠くなると思うので、寝ます。

今日の発掘物・・・なし。