潮干狩りリベンジ！

満足の行かなかった近江を連れてまた潮干狩りに行って来ました。

近江は雪辱を晴らすため、僕は食費を浮かすため。

装備は前回の事を教訓に、容れ物と水着のみ。

容れ物はダイソーで買い物かごを買いました。

買い物カゴを持って水着に着替え、近江と二人マル秘スポットに行って体を浸けると少し冷たい。

近江はこういうのはじわじわ入るより一気に入ったほうがいい！と肩口まで一気に浸かり、やばい！寒い！と言っていて
それを見ながら僕は内心、

(この光景、去年の夏にも見たような)

と思っていました。

ともかく、今回は二人共準備は完璧、早速砂に手を突っ込むと取れる取れる。

わんさか取りながら取り方を研究した結果。

体育座りで股に買い物カゴを挟んで、両手で砂をまさぐりながら取るスタイルが一番効率が良い事が解りました。

僕が取り方を模索している間、近江は寒い、ヤバいを繰り返しながら取っていました。

そして、ちょっと寒すぎるで出るわと海を出て日差しに当たり始め、その間も取る僕。

ひたすらとり続け、近江は体勢を変えランニングで体をあっため色々しながらも、一度水温に慣れた体をもう一度慣らすことが出来ず、
買い物カゴが重くなり近江の買い物カゴと取り換えに行くと、重くなった方を持って向こうの方で取ってくるわと去って行きました。

それからも取り続け２つ目の買い物カゴが半分に差し掛かったころ、もういいかなと近江が向かった方を向くと、
服を着た近江が歩いてくる姿が見えました。

僕も海から上がって近づいていって、

「すいません、この辺であなたに似た人が居ませんでしたか？
僕の友達がこの辺であさりを採ると言っていたんですが見当たらないのです」と言うと、

奴は死んだとかえってきました。

と言うことで、尊い犠牲の末、気づけば三時間が過ぎていて、
買い物カゴ２つが沢山になりました。

キロ数も個数も多すぎて分かりませんが、ものすごく沢山採れました。

その後近江の家の持っていてあさりを洗っているとお父さんが出てきて、凄い沢山取れたな！これは配らなあかん！と家に戻っていって程なく
電話があったんだけどと袋を持った近所のおばさんが二人来てあさりを持って行きました。

その時、僕は沢山取れたので知り合いに配らろうと考えていたので、何故勝手に電話したのかと思いましたせめて僕達に聞いてからではなかろうか、

多分これが溜まっていって、あの構図になったのだろう。

あさりを塩水に浸けた後、お風呂に入って海水を落とし、ご飯を食べに行こうというお父さんに連れられすき家をごちそうになり、
食後の運動だと、近江家の忠犬の散歩に行き帰って来ました。

あさりスパ。

海鮮は調理が手間ですが出汁が出て他のものを美味しくするのが良い所。

この前取ってきたあさりを酒蒸しにして、その残りをスパに絡めて食べました。

調理は簡単、絡めるだけそれで最高に美味しい。

費用は５０円ぐらいかな。