🌸第2次内閣発足2013年(2)
⛳安倍晋三TPPへの参加を語る
☆第2次内閣の最初のテーマはTPP問題
☆第2次内閣の最初のテーマはTPP問題
☆自民党は衆院選政権公約で
*聖域なき関税撤廃なら、交渉参加に反対を掲げていた
☆訪米しオバマ米大統領とTPPについても会談する
*自民党内の半分はTPPに反対で農協も反対だった
*交渉参加の表明は参院選後という人が多かった
☆安倍晋三TPPに参加した理由語る
*曖昧な説明では政権が持たない
*日本が早く交渉参加を表明した方が
*交渉国の中で有利な立場に立てる
*交渉参加を堂々と打ち出していけば
*経済成長には必ずプラスになると消費者に思われる
*参院選で農協に「TPPに賛成なら落選させる」と脅されるより
*「補償が必要ならば予算で対応します」と訴えた方が得策と考えた
☆麻生さんはこの案に、お―っとのけぞっていた
*菅さんも、早期の交渉参加表明に反対だった
*菅さんも、早期の交渉参加表明に反対だった
☆問題は、日米首脳会談で、聖域を設ける余地があるという約束
*得ないといけないことでした
*直接やるしかないということで訪米した
⛳安倍晋三テタテ交渉の過程語る
☆テタテとは、外交用語で、通訳のみを入れた一対一の会談
☆安倍晋三の考え方を述べた(晋三はここが勝負所だと見ていた)
*国民は、外交、安全保障に不安を抱いている
*国民は、外交、安全保障に不安を抱いている
*日米同盟を強化したいと思っている
*同盟を強化で、集団的自衛権の行使の憲法解釈を変更する方針を述べる
*米軍普天間飛行場、名護市辺野古への移設という約束を必ず守る
*オバマは淡々と開いている感じだった
☆安全保障の話をした後でTPPの話題を出した
*昨年末の衆院選で、自民とはと公約している
*「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、TPP交渉参加反対」と
*日本がTPPに参加すれば、TPP全体に大きな意味を持っはずだ
☆従来事務方が交渉してきたが、大統領に直接お願いしたい
*日本には一定の農産品、米国には一定の工業製品というように
*貿易上のセンシテイビティ(慎重に扱うべき事柄)がある
*センシティビテイを除くことができれば、TPP交渉に参加できる
☆オバマは、依頼した事項に「自分はそれで差し支えない」回答した
*総理の言葉に同意すると言ってくれた
☆訪米後の「国家百年の計」として交渉参加を正式に表明した
*その直後の読売新聞の世論調査
☆訪米後の「国家百年の計」として交渉参加を正式に表明した
*その直後の読売新聞の世論調査
*「TPP交渉参加へ」の支持は60%あり
*その後もTPPには高い支持が続いた
☆TPPとは関係なく、参院選には勝てるという自信があった
☆TPPとは関係なく、参院選には勝てるという自信があった
*政権発足間もないうちは、推進力がある
*こちらの体力が強いうちに、米国との交渉や
*国会審議を進めていく方がやりやすいと考えていた
☆スピードが求められる国際化した時代
*TPPに関し決められない政治の方法を採らなかった
*結果米国の信頼を取り戻せた多考えている
⛳安倍晋三アベノミクス始動を語る
☆なぜ物価が継続的に下がって社会全体の経済活動が縮小していくのか
*デフレには、賃金低下やイノベーションの問題など複合的な要因はある
*基本的には貨幣現象の問題です
*社会に出回る貨幣が多いとインフレ、少なければデフレになる
☆長年の金融政策が間違っていたのは明らか
☆私は、金融政策に問題があるという認識を強めた
*特に復興増税は、集めたお金を後から使うとはいえ
*特に復興増税は、集めたお金を後から使うとはいえ
* 一時的に吸い上げるわけですから、デフレを加速させてしまう
*これは明らかに間違っている
*だから金融政策を変えて円高を是正すべきだという主張を
*衆院選の軸に据えることにした
☆私の金融緩和論は最初、エコノミストから叩かれた
☆私の金融緩和論は最初、エコノミストから叩かれた
*当時の経団連会長からも、無鉄砲な政策と言われてた
☆かってなく日銀の立ち位置に踏み込んだため
*日銀の独立性を侵す、という批判が出た
*世界中どこの国も、中央銀行と政府は政策目標を一致させている
*世界中どこの国も、中央銀行と政府は政策目標を一致させている
*政策目標を一致させて、実体経済に働きかけないと意味がない
☆実体経済で、最も重要なのは雇用、最大の目的は雇用の改善
☆完全雇用というのは、国によって違いはあるが
*大体、完全失業率2.5&以下
*完全雇用を達成していれば、物価上昇率が1%でも問題はなかった
☆「三本の矢」の経済財政政策の方向性が固まる
*金融緩和と同時に財政出動を行う
*成長戦略も推進する三本の矢も、最初は相当批判された
(株価が暴落、円高になる等)
*当時の指摘が間違っていたことは、証明されたと思う
☆白川日銀総裁は、金融緩和を呑んでくれたがすぐに辞任したが
*実際に交代を求めるようなことはしていない
*実際に交代を求めるようなことはしていない
*白川さん自身が、もう辞めようと思ったんじゃないかな
☆白川氏の後継の日銀総裁人事で、黒田氏が総裁に浮上した理由は
*黒田さんは、私の政策を評価していた
*政府側の立場の銀行総裁が、当時、野党だった党首の政策を
*その度胸があれば、そして私と政策が一致できればと考えた
☆池田勇人内閣の所得倍増と同様
*アベノミクスは、政権が掲げる政策として戦後史の中でも
*印象に残る言葉となりました
☆アベノミクスは、誰が命名したのですか?
*アベノミクスは、私が言い出したのではない
*アベノミクスは、私が言い出したのではない
*私は、「三本の矢」と言っていたのだけれど、
*レーガン米大統領の経済政策の総称、 レーガノミクスにかこつけて、
*一部のマスコミが言い出したんです
*一部のマスコミが言い出したんです
☆アベノミクス後、株価は上がり、円は1ドル100円前後になる
*経済指標は、みるみる良くなっていく
*私も自信を深めて、13年の通常国会では
*衆院予算委員会の集中審議をどんどん受けました
☆財務省が準備する答弁資料は、全く話にならない
☆財務省が準備する答弁資料は、全く話にならない
*「財政の健全化に向けて、歳出。歳入改革を進める」とか
*私の政策を全く理解していないのです
*だから経済ブレーンに毎晩のように電話し、相談していました
☆野党はいろいろ批判してきましたが
*経済の実態は上向いているわけで
*何を言ってんだよ一という感じで
*言わば上から目線で答弁していました
☆予選委員会は基本的には野党の見せ場なのですが
*予算委員会をやるたびに支持率が上がっていった
*其れが参議院選の圧勝、ねじれの解消につながる
(敬称略)
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☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『安倍晋三回顧録』
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安倍晋三TPP参加&アベノミクス語る
(ネットより画像引用)