🌸現代に続くヨーロッパ人の遺伝子変異(ペスト)2
⛳細菌のゲノムが教えるペスト
☆ペストの一度目の流行は、東ローマ帝国で起こった
*流行は8世紀の半ばまで続き、帝国は人口の約半数を失い、衰退の原因
*このときの犠牲者の人骨からペスト菌のゲノムが検出されている
☆次世代シークエンサを使った古人骨の分析では
*人骨の持つすべてのDNAを解析することになる
*その人物が持っていたヒト由来のDNAだけではなく
*細菌やウイルスのDNAもデータとして取得できる
☆ペストの突発的な流行
*ヨーロッパや中東、北アフリカなど世界中で18世紀まで続いた
*その後の100年間はほとんど流行しませんでした
*19世紀末、香港で3度目の大流行を引き起こした
☆3度目の大流行後のペスト菌の系統には、多様性が見られた
*変異を遂げた菌はどこかで生き残っていたようです
☆絶滅した系統の中には、ペストの病原性を引き継がせる2つの遺伝子
*欠落したものも見つかっています
*これはペスト菌の進化を考える上で重要な知見
⛳ぺストとともにやって来たヤムナヤ文化
☆3回の流行以前に、ペストがヨーロッパを襲った可能性も指摘されている
☆ヤムナヤ文化が流入したころ
*ヨーロッパの農耕社会はペストの流行で人口を大きく減らしていた可能性が高い
*古代ゲノム解析によって指摘されている
☆ペストはヤムナヤ集団とともにヨーロッパに入り
*免疫を持たない農耕民の社会に大打撃を与えた可能性がある
☆ペストがすべての原因とは断定できないが
*ヤムナヤの牧畜民が、集団の置き換えに近い形でヨーロッパに拡散した
*ベスト菌等での生きた人びとの生と死を明らかに出来る
*古代ゲノム解析は、疫病に関する研究分野にも重要な知見をもたらす
(敬称略)
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⛳出典、『人類の起源』
現代に続くヨーロッパ人の遺伝子変異3
(ネットより画像引用)
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