🌸ホモ・サピエンスユーラシア大陸へ
⛳ユーラシア大陸での人類の拡散
☆ユーラシア大陸での4万~3万年前までのホモ・サピエンスの拡散の状況
☆古代ゲノムは、現在残っている8体の人骨で得られている
*シベリアのウステ・イシムの男性
*ブルガリアのネアンデルタール人との混血男性です(オアセ1号)
*中国の北で発掘された男性人骨
*チェコの洞窟からの女性人骨
*ブルガリアで発見された3体の人骨
*ロシアのコステンキ一4号という男性人骨
☆ウスチ・イシムやオアセ1号の人骨が持つホモ・サピエンス由来のゲノム
*出アフリカ後に最初に分岐したものだが
*現代人のゲノムには直接つながらない
☆出アフリカを成し遂げた集団多くの小集団に分かれて生活しており
*ホモ・サピエンスの歴史の中で絶滅したものも多かったのでしょう
☆それ以外は、ゲノム解析の結果、現代人につながる系統
*ユーラシア大陸における東西集団の分岐が挙げられる
*西ヨーロッパ集団より
*ユーラシアの東の集団やアメリカ先住民と共通する遺伝的要素を持ち
*ヨーロッパ人にもつながる系統である
⛳ユーラシア基層集団
☆現在のヨーロッパ人や中東の人びとの持つゲノム
*四分の一はこの集団に由来すると考えられている
☆いまだに正体のわからない祖先、無視することのできない規模で
*現代の西ユーラシア集団の形成に関与してる
*このグループはユーラシア基層集団と呼ばれる
*ネアンデルタール人と混血をしなかったと考えられる
☆ネアンデルタール人との混血
*発掘された人骨は、3%以上のネアンデルタール人由来のゲノムを持っており
*数十世代前には混血が起こっていたことがわかっている
☆ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの最初の出会いの頃は
*混血が珍しい事でなかった
☆現代人につながる系統だけでも、出アフリカからの一万年ほどのあいだに
*東アジア系統、 ヨーロッパ系統、 ユーラシア基層集団の系統3つが成立していた
*現在まで子孫を残さなかったオアセ一号やズラティ・クンのゲノムも考えれば
*初期拡散直後の状況はさらに複雑なものとして描きなおされていく
⛳ヨーロッパの古代ミトコンドリア系統
☆同じ洞窟から出土した人骨
*多様なミトコンドリアDNAの系統を含むのは驚き
*おそらく複数の集団が別々にこの洞窟にやってきて
*合流することで地域集団として成立したのだと思われる
☆このような母系の多様性が見られること自体が
*ホモ・サピエンスの世界展開を可能にした特徴を反映している
⛳ホモ・サピエンス初期拡散のシナリオ
☆出アフリカのルートの場所、それを成し遂げた集団の遺伝的な性格
*それが何回あって、どのような状況で進んだのか
*私たちはほとんど何の証拠も持っていない
☆私たちは、暗黙のうちに、出アフリカ集団が世界の各地に展開して
*現在に続く地域集団として成立したと考えてきました
☆現在では、世界中の遺伝的に区別しうる集団
*そのような単系統で成立したものではないことがわかっている
*すべての集団は、歴史の中での離合と集散、交雑や隔離を経て成立してきた
*古代ゲノム解析で明らかになっている
(敬称略)
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⛳出典、『人類の起源』
人類ユーラシア大陸へ1
(『人類の起源』記事より画像引用)
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