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『死者の書』24(世の中の仕組みを俯瞰する)

2020年12月30日 | 文学
🌸『死者の書』24(世の中の仕組みを俯瞰する)

   ☆折口信夫による幻想小説
 *当麻曼荼羅縁起・中将姫伝説に想を得て書かれた
 ☆古代を舞台に魂と人の神秘的な交感を描く
 ☆小説の技法で古代の「他界身信仰」を巧みに描いた
 ☆著者、折口信夫

⛳『死者の書』著者折口信夫のプロフィール
 ☆舞台は東大寺大仏開眼当時の奈良
 ☆大津皇子が闇の中で目覚める描写から始まる
 ☆当麻曼茶羅の中将姫の伝説をモチーフしている
 *藤原南家の姫と、眠る死者大津皇子の魂
 *二人の神秘的な交感が描かれた幻想的な小説
 ☆折口は「まれびと」論で知られる民俗学者
 *柳田國男と双璧をなす存在
 ☆折口、「生と死」「神と人」「この世とかの世界」
 *それらを結ぶ「まれびと」の世界観
 ☆折口が深い憧憬を抱き続けた友人の死
 *日中戦争が始まり、翌年に国家総動員法が発令される
 *教え子たちが次々と出征していく状況
 ☆そんな状況の中で折口は、『死者の書』書いた
 *折口は大阪で生まれ二上・当麻・大和を徘徊した経験
 *折口が考究してきた古代の他界身信仰の集大成

⛳『死者の書』で著者折口が述べていること
 ☆他界身信仰とは
 *古代人は自分と別種の存在として認識してない
 (植物や動物、石や光まで)
 *他界に生まれ変わった、自分の他界神として感受する信仰
 ☆『死者の書』読む場合、幻想的で抒情に満ちた世界を
 *自分の五感を総動員して楽しみたい
 *一見、整合性がなさそうにも思われた物語
 ☆人と万物が溶け合う「生」と「死」の世界が紡ぎ出る
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』








『死者の書』24(世の中の仕組みを俯瞰する)
(ネットより画像引用)

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