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『ゾウは長命』『サメの性成熟期間』『体は「遺伝子の乗り物」』

2024年08月03日 | 生命科学
🌸代謝量と時間の重み、寿命の長さ

 ☆時計が刻む「物理的時間」と異なる
 *ゾウにはゾウの、ネズミにはネズミの「生理的時間」がある
 *種によって時間の流れの速さが異なる
 ☆「時間」の比較、代謝量に関わる体温、体重が異なる動物では複雑
 *ネズミの時間の″濃度″は、ニシオンデンザメに比べて350倍も濃い
 *ネズミの1日は、ニシオンデンザメの1年に相当する重みがある
 *ネズミはせかせか、ニシオンデンザメはゆったり生きている

体が大きく脈拍がゆっくりなゾウは長命
 ☆哺乳類では、体の大きい動物ほど寿命が長く、小さいほど短命

 *生きものが一定時間に消費するエネルギーの量(代謝量)が違う
 ☆代謝量は、体重と体温の2つの要素で決まる
 *体重1Kg当たりの代謝量、体重が増えるに従って減っていく
 ☆「哺乳類の寿命と代謝量の関係」
 *体が大きい動物が長寿、G当たりの代謝量が低い傾向にある
 *代謝量は血液によって運ばれる酸素の消費量でもある
 *体が大きく脈拍がゆっくりなゾウは長命

ニシオンデンザメは性成熟まで150年
 ☆体温が同じなら、体の大きな動物ほど、性成熟までの時間が長い
 *哺乳類では、性成熟年齢と寿命の長さに相関が見られる
 *体重が10倍になるごとに性成熟年齢も寿命も約2倍ずつ増える
 ☆体温が高いほど代謝量は上がり、低いほど下がる
 ☆ニシオンデンザメ
 *体温は0度ほどで、代謝量はきわめて低い
 *性成熟するまでに約150年もかかり、寿命も400年に及ぶ
 ☆動物が持つ1日、1年という一定時間の重み
 *世代時間や寿命とは逆に体重が増えるほど、体温が低いほど薄くなる

長い「子どもの1日」
 ☆「子どもの頃の1日は長かった」く「大人になると1日が短く感じる」
 *誰もがそう感じている理由は、代謝量の変化である
 *体温が共通しているヒト同士の代謝量の比較は体重の違い
 ☆25キロの子どもと65キロの大人を比較すると
 *時間の濃度は子どものほうが1,3倍も濃い
 ☆高齢者が歳月の流れをより速く感じるのは
 *加齢に伴い代謝量が落ちて
 *一定時間の濃度が減ることが、要因の1つだ
 ☆哺乳類ではどの動物でも、 一生の間に心臓は20億回打つ
 *もし心臓の拍動を時計として考えるならば
 *ゾウもネズミもまったく同じ長さだけ生きて死ぬことになる
 ☆寿命の長さを、生理的時間で捉えると実に複雑だ

コラム
 ☆ネズミとワシ、夕カの生きものたちの寿命の違い
 ☆生物は、子孫を多く残すように進化する
 *猛禽類などに捕獲される危険にさらされているネズミ
 *速いペースで繁殖する必要がある早熟、多産で、早く死亡する
 *進化の過程で長い間、体を維持する仕組みは形成されなかった
 ☆生態系の頂点にいる猛禽類
 *ゆっくり子づくりをして長生きするように進化した
 ☆「生物は、自分の持つ時間の間」に子づくりをしなければならない
 *遺伝子には、もちろん人格などはない
 *遺伝情報を次世代に伝えた後は死ぬとなる
 *体は「遺伝子の乗り物」であり「使い捨て」との見方も
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『老化と寿命の謎』




『ゾウは長命』『サメの性成熟期間』『体は「遺伝子の乗り物」』
『老化と寿命の謎』記事、ネットより画像引用)

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