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『ムッソリーニ、イタリア人の物語』10(世の中の仕組みを俯瞰する)

2020年11月26日 | 政治家
🌸『ムッソリーニ、イタリア人の物語』

 ☆独裁者はなぜ生まれたのか
 *ファシズムから独裁者の本質を学ぶ
 *強く実現力のある政権を渇望した国民
 ☆ムッソリーニは、社会主義からニーチェまで知った知識人である
 *永遠の恋人クラレッタと出会うまで多彩な女性遍歴をもつ
 ☆著者、ロマノ・ヴルピッタ

⛳『ムッソリーニ、イタリア人の物語』著者ヴルピッタプロフィール
 ☆外交の専門家、ヴルピッタがムッソリーニの伝記を執筆した背景
 *日本人の乏しい知識に対する落胆があった
 ☆ムッソリーニを軽視する日本人の姿勢の裏に
 *日本人のイタリアに対する評価の低さを感じたと著者は述べる
 ☆ローマに生まれたヴルピッタ
 *東京大学に留学し、イタリア外務省を退職
 *京都産業大学で教壇に立つなど、日本通の元外交官
 ☆本書には、ムッソリーニを礼賛する反時代的な記述がある
 ☆一方、日本人の知らないムッソリーニ像が拙き出されている

 ☆ムッソリーニが台顧し始めた頃
 *イタリアは第一次世界大戦で勝利したものの
 *国家財政は疲弊し国民の不満が高まっていた
 *戦争で払った犠牲に妥当な報酬が得られていない
 *多くの人が不満と挫折を感じていた

⛳『ムッソリーニ、イタリア人の物語』概略
 ☆国民の意識を敏感に感じとったムッソリーニ
 *より公正な新しい社会の樹立を謳った政治家
 *フアシスト運動のリーダームッソリーニ
 ☆ムッソリーニは、古典と哲学に通じた知識人であった
 *ムッソリーニは、大規模な国家介入で
 *資本主義的格差の拡大を是正すると訴えた
 ☆実行の伴わない政治家にうんざりしていた国民
 *フアシズムの福祉国家的発想に熱狂
 ☆フアシスト党の支持が爆発的に広がっていった
 ☆首相の座に上り詰めたムッソリーニ国民に向かって呼びかけた
 *目標は内閣を組織1るに留まらず
 *決断力がある政権を創出することにあとした
 ☆大戦後の4年間で5回も内閣が交代
 *不安定な政治状況で、社会には失望が溢れていた
 ☆国民は「強権を行使してでも実現する能力のある政権」を渇望

⛳『ムッソリーニ、イタリア人の物語』のポイント
 ☆フアシズムを称賛する国民の内在論理や心理状況がわかる
 ☆国民は独裁者に盲目的に従ったのではない
 *「強いイタリア」を訴える政治家に希望を感じ喝采を送った
 ☆第二次世界大戦が終焉してから75年となる今、
 *状況は当時と酷似している
 ☆世界経済が停滞し、社会通念は崩壊、世界は不安定化している
 ☆過去の過ちを繰り返さないために
 ☆本書が伝えるファシズムの構造を学ぶ必要がある
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』


『ムッソリーニ、イタリア人の物語』10(世の中の仕組みを俯瞰する)
(ネットより画像引用)

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