慶喜

心意気
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日常性を超えていく「驚くべき修行法」1(阿宇観、結縁灌頂他)

2020年11月26日 | 宗教
🌸「入門編」の行法

⛳密教修行の3つの基本「口密・身蜜・意密」
 ☆密教は、仏教の″ウラの教え”
 ☆修行した人にしか教えてはいけない
 *密教の力が強力で、いいかげんな人間に授ける
 *その人間が、自分勝手な欲望のためにその力を悪用
 *場合によっては、世界を減ぼしてしまうから
 *密教の行者たちはみんな真剣にそう思っている
 ☆密教の修行は、人間の五感をすべて使って行なう
 *修行によって五感のすべてが変容してしまう可能性がある

 *密教修行を終えた者
 (風も、水も、火も、大地も異なるものに見え、感じるようになる)
 ☆密教の目標は、仏の心と身体を獲得すること
 ☆基本となる修行は、3つの秘密の要素からなる
 *口で真言(仏の言葉)を唱える
 *手で秘密の印(仏の所作)を結ぶ
 *心に本尊(仏の姿)を思い描く

 ☆これらを組み合わせて修行を行ない、仏そのものに″同調″する

大日如来と一体化する《阿字観》の瞑想
 
☆基本中の基本は「阿宇観(アジカン)」
 *阿字とは、梵字のア字のことで、万物の始原
 *人は「ア」と言って生まれ「ウン」と言って死ぬ
 ☆最初の音である「ア」の梵字は、大日如来をあらわす種字
 ☆阿字観は、そのア字(大日如来)を本尊として観想する行法
 ☆そのおおよそのやり方
 *道場に入ると、自分の前には阿字観の本尊の掛け軸がある
 *薄暗いなかに白く本尊が浮かび上がっている
 *本尊に五体投地をしながら床に頭をつけて3回礼をする
 *本尊に向かって、座ブトンにあぐらで座り、右足を左ももの上にのせる
 *両手を足の上に置くようにして、法界定印という印を結ぶ
 (この印は、胎蔵界大日如来の印)
 *目を半眼にし、鼻から息を吸い、ゆっくり呼吸を整える
 *静かに目を閉じ、眼前に月輪があるかのように思い浮かべる
 *月輪は立体的であり、水晶の玉のようだ
 *玉はどんどん大きくなり、身体を包むほどにまでなると観想する
 *自分の座っている座ブトンはいつしか蓮華となる
 *自分自身はア字と一体となっている
 *心がとてつもなく清浄になってくる
 *こんどは月輪を小さくしていき、もとの掛け軸に戻していく

仏と縁を結ぶための《結縁灌頂》
 ☆「結縁灌頂」
 *密教の人間者として、最初に受けておかなければならない
 *灌頂は、秘密の法を伝授した証となる儀礼
 *密教では、水を「大日如来の智慧の水」ととらえる
 (修行者の頭頂に灌ぐ)
 ☆灌頂にはいくつか種類があり、結縁灌頂は、最初の段階
 *自分の主尊となる仏との縁を結ぶためのもの
 *胸の前で普賢菩薩の印を結び、両中指の先で樒の葉をはさみ持つ
 *「オン・サンマヤ・サトバン」と普賢菩薩の真言を唱え闇のなかを歩く
 *胎蔵界曼茶羅の前まで来ると、「投華!」と声がかかる
 *持っていた樒の葉を曼茶羅の上に投げ落とす
 *葉の落ちた場所の仏と縁が結ばれる(投華得仏)という
 ☆空海は唐の国で最初に結縁灌頂を受けたとき
 *胎蔵界でも金剛界でも、中央の大日如来のところに花が落ちた
 ☆結縁灌頂は、本山クラスの寺院などで定期的に開かれている

記憶力を増大させる《虚空蔵求聞持法》
 ☆空海が”覚醒”する契機となった修法

 ☆真言宗で、求聞持法は「八千枚護摩供」とともに難行とされている
 ☆密教僧になって10年未満程度の者、行に人ることが許されない

修法の全貌、問題は唱える真言の回数
 ☆期間は100日もしくは50日と決まっている
 ☆1日に1万回もしくは、2万回唱えなければならない
 ☆行が達成するまで誰にも会ってはならず、食事の制限もある
 ☆極度の孤独と栄養失調と睡眠不足状態で!
 *ひたすら真言を唱えつづけ、本尊に向かいあう
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『眠れないほどおもしろい「密教」の謎』










日常性を超えていく「驚くべき修行法」1(阿宇観、結縁灌頂他)
『眠れないほどおもしろい「密教」の謎』記事より画像引用)

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