慶喜

心意気
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「無駄な半返し」「恩と義理の互酬性」「家の公共性消失」

2024年06月25日 | 生活
🌸どう考えても無駄な半返し1

おかしな「半返し」
 ☆現在、葬式で香典を貰ったら、お返しをするしきたりが確立されている
 *お返しは、基本的に「半返し」とされている
 *香典の額の半分を遺族は品物を選んで届けることになる
 ☆本来の香典返しの意味
 *香典返しは必ず行われるものではない
 *余らなければしないものであり、する必要がない
 ☆今のしきたりでは、余りが出ようと出まいとお返しは必ずする
 ☆香典返しは、業者の手を通して行われる
 *半返しなら、香典の半分は遺族にわたり、半分は業者の手に入る
 ☆カタログなど、さほど欲しいものが選べるわけではない
 *忘れ、期限が過ぎてしまう場合
 *残金は遺族に返還されるのだろうか
 *どう考えてもおかしなしきたりである
 ☆香典返しがこなくても、抗議をすることはない
 *だが、人は意外にそのことを覚えているもの

⛳互酬性の上の恩と義理
 ☆香典返しというしきたりが広がった背景
 *人類全体に普遍な法則が関係している互酬性
 ☆互酬性古代の社会
 *未開の社会に見られる現象としてとらえられていた
 *古代や未開の社会、モノには魂が宿ると考えられていた
 *モノは、魂を持った人格と見なされている
 *権力を持つ人間は、無制限にモノを贈与する
 *互酬性が、近代の日本社会で生き続けている
 ☆日本人にはこうした心性が現代も生き続けている
 *香典を貫ったら、お返しをしなければならないと考える
 *業者は、そこに目を付け、半返しの習慣に誘導した
 *日本人は、なかなかそれに逆らえない

⛳公共性を失った家
 ☆葬儀を出すという機会は、減多には訪れない
 *葬儀を出す側に回るということは、喪主になる
 *喪主になっても、何をしたらいいかが分からない
 ☆現代において葬儀が行われる場所は、主に葬祭会館
 *1990年までは、およそ半数が自宅での葬儀
 *2011年以降、自宅葬儀約5%、葬祭会館約85%、寺葬儀約5%
 ☆昔の家、今よりも他人の出入りが多く、パブリックな性格を持っていた
 *現代の住宅多様な機能は失われ、他人が訪れることを前提としていない
 *そこでは結婚式や葬式はできない
 ☆葬祭会館に宿泊施設がついているが
 *夜通し故人の遺体のそばで死を悼む、本来の通夜を営むことは難しい
 *葬儀はどうしても形ばかりのものになってしまう
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『神社で拍手を打つな!』




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