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40兆円の日銀ETF「個人に直接譲渡」案が急浮上

2020年12月19日 | 
🌸巨額のETFを保有する日銀

 ☆黒田総裁はどんな出口戦略を描くのか、出口はあるのだろうか
 ☆金融緩和以降、営々と買い続けてきたETF
 *ETF買い入れは、主要中央銀行では日銀しか行っていない奇策
 ☆出口戦略も難題と言わざるをえない

⛳日銀2020年4-9月期決算
 ☆保有するETFは9月末時点約40.5兆円まで膨張
 ☆20年3月末の31兆円から約30%増加した
 ☆GPIFを抜いて日本最大の株主になった日銀
 *株高により含み益が半年間で約6兆円へ大幅に増加した
 ☆日銀のETF保有残高
 *東証1部時価総額の7%程度まで膨らんでいる
 ☆コロナ禍にもかかわらず株価が上昇を続けている
 *日経平均株価はバブル崩壊後、29年ぶりの最高値を更新
 ☆日本最大の株主となった日銀、自作自演の「官製相場」を演出した

⛳時間とともに大きくなった副作用
 ☆異次元緩和の効果が薄れる中、日銀は順次追加の緩和策に踏み込む
 ☆副作用も大きく、金融機関の収益圧迫はその象徴的な事象だ
 ☆日銀は今年3月、3年半ぶりに追加緩和に踏み切る
  ① 年間のETF買い上げを2倍の12兆円に増やす
  ② REITの買い入れ額も2倍に増額する
  ③ 企業への直接的な資金繰り対策とし社債やCPの購入
  ④ 民間金融機関に9月末までゼロ%で貸し出した
 ☆コロナ禍を受け追加緩和策に踏み出した
 *これまでたまり続けてきた疑念が頭をもたげた
 *日銀のバランスシート悪化への懸念
 *日銀の買い入れたETFはこの時点で30兆円を超えている
 *日経平均株価が約2万円を割り込むと含み損になる
 ☆日銀は日銀券を発行する発券銀行
 *自己資本を銀行券で割った自己資本比率は8%超を維持している
 ☆日銀が追加緩和に踏み込まざるをえないところに
 *新型コロナウイルスの影響の深刻さが見て取れる
 ☆日銀をはじめとする主要国中央銀行の一斉金融緩和が効を奏し
 *コロナ禍にもかかわらず、金融システムは揺らぐことない
 *株式市場は暴騰しているが、その根底にあるのは
 (中央銀行が市中にばら撒いた過剰なマネー)
 ☆追加緩和の副作用は日銀そのものに逆流し始めている
 ☆追加緩和に伴い日銀のいずれの資産残高も過去最高額となる
 *その出口戦略は難しくなっている状況
 ☆最大の保有者である日銀が売りに出れば、価格が下落する
 *日銀は損失を抱えるというジレンマに直面する
 ☆株式は国債のように満期まで持ち切るという対応ができない
 *どこかの局面で売る行為が必要になる、日銀が頭を抱えるゆえんだ

ETFの買い入れ決めた元幹部が戦略提案
 ☆個人の購入希望者を募って日銀保有のETFを譲渡する案
 *インセンティブ付与し一定期間の売却制限を付して譲渡する
 (ETFを割引価格で個人に譲渡する)
 ☆個人への譲渡案
 *「貯蓄から投資(資産形成)」を推し進める金融庁も渡りに船
 ☆日銀のETF割引価格で譲渡しても
 *株価下落で個人投資家が損失を被るリスクは消えない
 *日銀の悩みは深い
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『東洋経済オンライン』


40兆円の日銀ETF「個人に直接譲渡」案が急浮上
『東洋経済オンライン』記事より画像引用)

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