慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

生物はなぜ死ぬのか2(生物の多様化のメカニズム)

2022年04月01日 | 生物
🌸生物はなぜ死ぬのか2(生物の多様性のメカニズム)

細菌が持つ多様性の仕組み
 ☆細菌は、地球上にもっともたくさん古くから存在する生き物
 ☆細菌には、有性生殖に似た遺伝子をシャツフルして
 *多様性を創出する機構がある
 ☆大腸菌には、染色体とは別にF因子というDNAが存在する
 *F因子は、時おり染色体の中に組み込まれている
 ☆DNAの1本鎖の切断すると、DNAの複製が開始される
 *F因子は接合繊毛の細胞同士を繋ぐ構造体の遺伝子を持っている
 *F因子により、他の菌と繋がる
 ☆F因子からのDNA複製によるコピー
 ☆繊毛を伝ってF因子を持たない菌に移動する
 *移動先の菌の中で、相同組換えにより
 *同じ領域間で入れ替わりが起こり、遺伝情報が移動する
 ☆F因子による遺伝情報の交換は、性分化のもっとも初期のタイプ
 ☆生き物は、あの手この手で多様性(変化)を生み出そうとしている

子供のほうが親より「優秀」な理由
 ☆性による多様性の獲得と死ななければいけない理由の関係
 *生物の成り立ちは「変化と選択」による進化の賜物である

 ☆性に関して
 *卵・精子・胞子などの配偶子の形成
 *それが、接合や受精が「変化」を生み出す
 ☆「選択」は、有性生殖の結果生み出される、多様な子孫に起こる
 *子孫だけではなく、選択される対象は、生み出した「親」も含まれる
 *親は、死ぬという選択によってより一族の変化を加速する
 ☆子供のほうが親よりも多様性に満ちており
 *生物界においてはより価値がある
 *生き残る可能性が高い「優秀な」存在
 ☆親は死んで、子供の生き残りが、種を維持する戦略として正しい
 *生物はそのような多様性重視のコンセプトで生き抜いてきた

多様性の実現に重要なコミュニティによる教育
 ☆子孫を残したら、親はとっとと死んだほうがいい
 *親は進化の過程で、子より早く死ぬべくプログラムされている
 ☆そのような生き物はたくさんいる
 *サケ・昆虫などの多くの小動物
 *子孫に命をバトンタッチして死んでいく
 ☆ヒトのような、子供を産みっばなしにできない生き物の親
 *自分たちよりも優秀な子孫が独り立ちできるようになるまで
 *世話をする必要があり、子育ては、遺伝的多様性と同程度に重要です
 ☆ヒトのような高度な社会を持つ生き物は
 *子育てに加えて社会の中で生き残るための教育が必要
 *親は元気に長生きしないとけない
 *親・祖父母や社会(コミュニティ)も教育、子育てに関わる
 ☆大型の哺乳類は成長して自活するまで、親やコミュニテイの保護が必要
 *重要となのは、親の存在のみならず「子育て(教育)の質」です

まとめ
 ☆生物は、常に多様性を生み出すことで生き残ってきた
 ☆有性生殖はそのための手段として有効
 ☆親は子孫より多様性の点で劣っているので
 *子より先に死ぬようにプログラムされている
 *死ぬ時期は生物種によって異なる
 ☆大型の哺乳動物は大人になるまで時間がかかるため
 *その間、親の長期の保護が必要となる
 *親やコミュニテイが自ら見本を見せることです
 *親の世代も含めた社会全体で多様性(個性)を認め合うことが大切
 ☆子供の個性の実現を見て、親はその使命を終えることができる
 ☆大型哺乳動物(例ゾウ等)
 *子は生きる知恵を、親を含めた集団(コミュニティ)から学ぶ
 ☆生物学の死の意味から考えると
 *ヒトの場合、親や学校なども含めたコミュニテイ
 *子供に何を教えるべきか自ずと見えてくる
 ☆親が、必要最小限の生きていくための知恵と技術を伝えるのは当然だ
                       (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典『生物はなぜ死ぬ』








生物はなぜ死ぬのか2(生物の多様化のメカニズム)
『生物はなぜ死ぬ』記事、ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明治近代化と日本人の精神1... | トップ | 脳梗塞(予防→早期発見→即治... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

生物」カテゴリの最新記事