慶喜

心意気
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明治近代化と日本人の精神1(武士道)

2022年04月01日 | 宗教
🌸明治近代化と日本人の精神1(武士道)

新渡戸稲造が『武士道』(魂の基軸を自己解明した作品)
 ☆新渡戸は、明治のキリスト者で「偉大な教育者」であった
 ☆新渡戸は執筆の意図に関して語っている
 *欧州の有識者との対話で宗教教育がない日本で
 *子供に道徳教育を授けるのかと聞かれ
 *その解答を模索したのが『武士道』である
 ☆キリスト者新渡戸が、自らの体験的考察において語る
 *日本人の価値基軸として埋め込まれたものは
 *武士道の源泉は孔子の教えにありとしている
 (君臣、父子、夫婦、兄弟、朋友の関係を支える規範)
 ☆儒教倫理を中核としながら
 *仏教と神道が日本人の精神に深い影響を刻んだと指摘している
 ☆新渡戸は仏教に関して述べる
 *運命に対する安らかな信頼の感覚
 *不可避なものへの静かな服従
 *危険や災難を目前にした時の禁欲的な平静さ
 *生よりも死ヘの親近感をもたらした
 ☆新渡戸は神道に関して述べる
 *「先祖への崇敬」「自然崇拝」という価値をもたらした
 ☆「武士道」の柱として新渡戸は七つの価値を提示する

明治期日本人の精神(江戸期に埋め込まれた魂の基軸)
 ☆日本人が江戸時代を通じて身につけた精神性
 *新渡戸は「武士道」と表現してみせた
 *仏教、儒教、神道の複合によつて形成された、価値体系の再確認
 ☆新渡戸は、明治という時代を知的に生きた知的青年
 *西洋化の潮流の中で、日本人としての精神的基盤を問い直した

「日本哲学の座標軸」西田幾多郎
 ☆西田は「宗教」に関し語る
 *「宗教的要求は自己に対する要求である」
 *「真正の宗教は自己の変換、生命の革新を求めるのである」と
 ☆人間が自らの内面を見つめる力に宗教の本質を見るのである
 ☆西田の言葉
 *真摯に考え真摯に生きんと欲する者
 *熱烈なる宗教的要求を感ぜずにはいられない

和魂洋才とは何か
 ☆平川祐弘の『和魂洋才の系譜(内と外からの明治日本)』
 *「和魂洋才」の起点が「和魂漢才」にあり
 *日本人の精神性が、外からの圧力に対する緊張で形成されてきた
 ☆日本人にとり、重い存在は常に中国の文明・文化であった
 *「やまとだましい」が「もろこし」と対峙することで形成されている
 ☆平安期の教養人の理念が「和魂漢才」にあった
 ☆鎌倉期の蒙古襲来以降
 *「和魂」は「大和魂」となって神国日本思想を芽生えさせた
 ☆江戸期には本居宣長の国学の思想に影響を与えた
 *その後の「国家神道」への伏線になっていく
 ☆日本資本主義の父といわれ、渋沢栄一の『論語と算盤』
 *明治の経済人の多くが、利潤追求だけではない
 *資本主義を志向した背景には
 *江戸期に蓄積された価値観が強く潜在していた
                       (敬称略)                                     
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典『人間と宗教』








明治近代化と日本人の精神1(武士道)
(ネットより画像引用)

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