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慶喜

心意気
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『歌川豊国』『東洲斎写楽』『写楽姿消す』

2025年04月07日 | 有名人
🌸蔦重の巻き返し3

世は歌舞伎の黄金時代、蔦重は目を付けた
 ☆和泉屋とタッグを組んだ歌川豊国の役者絵の大成功
 *それを目の当たりにして蔦重は焦っていた
 ☆蔦重の活躍した時代
 *名跡市川団十郎の5代目の時期にあたる
 *団十郎は歌舞伎で名人と呼ばれるだけでなく
 *狂名「花道つらね」で「堺町連」の狂歌師のグループを率いて
 *赤良や蔦重たちの連とも交流していた
 ☆歌舞伎の黄金時代を目の当たりにしていた蔦重
 *浮世絵の役者絵を出そうと考えた
 *蔦重と交流のある絵師勝川春章は役者絵を得意としていた
 *春章は勝川派を創始し、多くの弟子を育てた大物だった
 ☆蔦重が企画していたのは、豊国に対抗するため
 *驚くような役者絵で、役者の顔貌をリアルに描き取る
 *特徴ある顔だけでその役者を特定できる大首絵で豊国に勝つ

東洲斎写楽という新進気鋭の浮世絵師
 ☆写楽の28枚もの役者絵を一気に発表した
 *豊国の役者絵は、全身像かつ顔やしぐさの特徴を捉えたうえで
 *美化されたものだったのに対して写楽のは違った
 *年取った役者の顔に皺があればそれをリアルに描いた
 *特に、目立つようにデフォルメされていた
 *顔に対して手は現実のものよりかなり小さく描かれていたが
 *それが逆に絶妙なバランス感を生み、大首絵の印象を強くしていた
 ☆「江戸のメディア王」たる自覚を持っていた蔦重
 *写楽作品にすべてを賭けたが
 *当時ブロマイド的な扱いを受けていた
 *役者絵としては、写楽の作品は大胆すぎた
 *同年に発表された売れ線の豊国の役者絵に対して
 *写楽の前衛的ともいえる芸術的な浮世絵はそれほど売れなかった
 *蔦重と写楽のコンビ、百年早かった

⛳10ヵ月でばったり消息を絶った「謎の絵師」
 ☆写楽の作品はすべて蔦重のもとで出版された
 ☆第一期の発表当時は理解されなかった
 *若手や脇役の役者が多かった
 ☆第二期では、大首絵は一枚もなくなる
 *第二期以降は人気役者を描く割合が増えている
 *背景なしの全身像という方向に大きく転じた
 *歌舞伎界のスポンサーの影がちらついている
 ☆第三期には再び大首絵が復活する
 *一期ほどの大胆なデフオルメはなくなっていた
 ☆第四期では「写楽画」の落款のもと武者絵など10数点が描かれた
 *作品の質は激落ちし、迷走の果てに写楽は忽然と姿を消した
 *デビューしてからわずか十ヵ月、何があったのか
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『眠れないほどおもしろい蔦屋』






『豊国』『東洲斎写楽』『写楽姿消す』
(ネットより画像引用)

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