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心意気
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『嫌悪⇒増悪』『嫌老とガス抜き』『国民の戦争責任』『マスメディア』

2025年03月22日 | 人生訓
🌸嫌老社会が「世代」から「階級」ヘの戦いに3

 ☆五木寛之氏(著者)深刻に受け止め過ぎるのでは
 ☆でも、言われてみれば、現実はその様な社会です
 ☆知恵の泉五木寛之氏に、ここまで言われると納得してしまいます

「嫌老感」では終わらない対立
 ☆高齢者とそれ以外の世代との階級対立が意識下に浸透している
 *少しずつ顕在化しつつあるのが、この国の現実
 *現代日本に漂う嫌老感は、階級闘争の、いわば″落とし子”です
 ☆「嫌老感」に対する筆者の考え
 *「ヘイトスピーチ」にエスカレートしていく危険性がある
 *ヘイトスピーチのように、組織立った運動になるかどうかは不明だが

 ☆働かない人間たちが、優雅に生活を楽しんでいる
 *生活の苦しい自分たちが、高齢者たちのために
 *身銭を切らなければいけないのか
 *あいつらは社会の敵だ、排除しろ
 *そんな感情の爆発が起こる客観的な条件が
 *今の日本には揃っている
 ☆階級闘争で敵と名指しされたのは、かって独占資本家たち
 *彼らを打ち倒すための闘いに勝利するには
 *資本家を否定するだけでは足りなかった
 *労働者たちに植え付けられたのが、「資本家を憎む」感情
 *憎悪なくして、階級闘争はありえなかった
 ☆今は、「豊かで鈍感な老人への反感」くらいのレベルで済んでいるが
 *今後、「嫌悪」が「憎悪」にまで、昇りつめていく

⛳嫌老が「ガス抜き」に利用される
 ☆国民を結束させるのに最も効果的なのは、憎悪の感情
 *「他の誰か」に対して、共通の憎しみを覚えれば覚えるほど
 *内部の団結は強靭なものになる
 ☆国内に、権力に対する不満のエネルギーが充満してきた時
 *他に叩くターゲットを提供する「ガス抜き」の手段としても利用される
 ☆日露戦争を目前に控えた時期、敵国の国民を「露助」と呼ぶ
 *「非国民」と罵る代わりに
 *仲間に「あいつは『露探』だ」というレツテルを貼った
 *敵国民に対する、軽蔑、憎悪の感情にほかなりません
 *若き北原白秋の無二の友、中島白雨は
 *ロシアのスパイの疑いをかけられて自殺しました
 ☆筆者が憂えているのは、そのシナリオ
 *憎悪のエネルギーが、今度は「内なる敵」に向かい
 *国を裂くような「運動」に発展する
 *月日を重ねて社会の奥底でたまったマグマ
 *地殻変動をもたらすことを。歴史は教えています

国民の「戦争責任」
 ☆戦時期の「時局講演会」人びとは、そこに動員をかけられた
 *いやいや出かけて行ったのではなかった
 *自らの意志で、我先にと足を運んだのだ
 ☆会場はどこも超満員で
 *「満洲は日本の生命線である」といった講話に
 *「そうだ!」と大盛り上がりだった
 *日露戦争の時も、「露助撃つべし―」の大衆の感情があった
 ☆太平洋戦争の端緒
 *中国大陸その他における現地軍の暴走との論議を耳する
 ☆日本軍は、「暴走」することができたのは
 *軍部は、敵に対する反発の感情を
 *燃え上がらせる国民のエネルギーを感じて、動いたのだ
 ☆軍部にとり、内閣や政党が何を言おうとも、問題ではなかった
 *国民大衆があれだけ「やる気満々」なのだから大丈夫と踏んだ
 *逆に言えば、国民の支持がなければ、無謀なことはできなかったはず
 ☆「マスメディアが世論をリードする」というのも常識
 *あの時期、新聞は好戦的な大見出しを掲げれば掲げるほど売れた
 *国民が、そのニュースを「欲した」からなのだ
 *「需要」に応えて、新聞社はさらにデカデカと
 *「わが軍、大勝利す」の大本営発表を載せるようになった
 ☆マスコミと世論とは「相補的」な関係にある
 *「常にメディアがリードする」と考えるのは、幻想である
 *新聞もテレビも、「ビジネス」であることは、昔も今も変わらない
 *購読部数や視聴率は、彼らにとって生命線
 *市場調査の結果、「これがプラス」という話になれば
 *論調に影響を与えることはビジネスとしては当然です
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『孤独のすすめ』






『嫌悪⇒増悪』『嫌老とガス抜き』『国民の戦争責任』『マスメディア』
(ネットより画像引用)

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