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第二次大戦後、小国連合でASEANが成立した(1)

2022年03月05日 | 地政学

🌸第二次大戦後、小国連合でASEANが成立した(1)

 

東南アジア、海のシルクロードとして繁栄した

 ☆東南アジアには、地域大国は存在しない

 *人口や面積ではインドネシアが突出している

 *しかし強い存在感を持って地域を主導する立場に立っていない

 ☆東南アジアは、小国の集まり

 ☆東南アジアの地理的位置を見ると

 *古代より文明が発展していたインド・中東・中国との中間点に位置している

 *島嶼部や大陸の沿岸部は、東西をつなぐ「海のシルクロード」として栄えた

 *モンスーンを利用した帆船が海を行き交い、主要な港には港市国家が成立した

 ☆13世紀以降、交易の主役を担っていたのはイスラーム商人

 *東南アジアの島嶼部に、今もイスラーム教徒が多い

 ☆東南アジアは、交易の中継地ではなく、香辛料などの産品の供給地だった

 ☆16世紀その香辛料に注目した西欧列強による東南アジアヘの進出が始まる

 *彼らはイスラーム商人と激しく争いながら、徐々に主導権を握っていった

 ☆19世紀末までにタイを除いた東南アジアの全地域、西欧列強の植民地となる

 

ハンディを背負った中での東南アジアの独立

 ☆東南アジアは、戦後独立国として二つの課題に直面した

 ☆一つ目の課題

 *植民地時代、西欧列強は民族の居住地を考慮することなく

 *自分たちの都合で統治領域を確定したので、多民族国家となった

 *多くの国々で民族対立や分離独立運動が発生し

 *国家と国民の統合に多大な努力が必要となった

 ☆二つ目の課題

 *植民地時代に形成された単一商品作物のみに頼るモノカルチャー経済

 *モノカルチャー経済からの脱却だった

 *一部の国は、工業化を推進し、高経済成長を実現した

 *十分な工業化を達成できず、停が続く国も多かった

                         (敬称略)                                     
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⛳出典、『新地政学』
 
第二次大戦後、小国連合でASEANが成立した(1)
(『新地政学』記事より画像引用)

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