

園城寺(三井寺)

金堂(国宝)三井寺再興を許可した豊臣秀吉の遺志により、高台院が1599年に再建しました

園城寺

天台寺門宗総本山

本尊 弥勒菩薩

創建年 7世紀

札所等 西国三十三箇所14番

文化財

金堂、絹本著色不動明王像(黄不動)国宝

歴史

7世紀に大友氏の氏寺で草創され、平安時代以降、皇室、貴族から幅広い信仰を集めました

10世紀頃から比叡山の宗徒によって三井寺が焼き討ちされることが度々有りました

廃寺同然となる事も多かったですが、その都度再興され「不死鳥の寺」とも呼ばれています

「三井寺」の由来となった井戸「閼伽井屋」

「園城」という寺号は、大友氏が自分の「田畑屋敷」を提供し設立した事からの名称です

「三井寺」の由来は、3代の天皇の産湯として寺の井戸を使われたことから
「御井」三井寺と呼ばれました
新羅善神堂(国宝)徳川家康が寄進し、墨書銘等から室町時代の1451年の建立
唐院四脚門(重文)
鐘楼「三井の晩鐘」で知られる梵鐘を吊り、NHK除夜の鐘で放送される事が多いです
年末は2000円支払えば突く事が出来ます

黄不動(国宝)
高野山明王院の「赤不動」、青蓮院の「青不動」と共に日本三不動の1つに数えられています
「金色(こんじき)不動明王」とも呼ばれています